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私が住む高槻市で、もっとも親しまれているハイキングコースといえば、標高678mのポンポン山だ。バス停から山頂へ向かうルートが整備されており、週末には多くのハイカーでにぎわう。道は歩きやすく、手軽に登れるため、初心者でも楽しめるコースとして広く知られている。小学校の遠足で行った人も多いそうだ。

私がハイキングに興味を持ち始めた頃、会社の同僚に案内されて初めて訪れたのも、このポンポン山だった。今年6月のことで、そのときは裏ルートから山頂をめざした。そこで今回は、あらためて王道ルートで登ってみることにした。こちらが今回の王道コースの所要時間だ。合計すると、山頂まで片道3時間半ほどの行程になる。


バスを降りたのはちょうど12時。舗装された道をてくてく歩いていくと、道標の先に近道らしき小道が現れた。






その小道を抜けると、新名神高速道路の神峯山トンネル付近に出た。そこから少し歩き、神峯山寺に着いたのは12時20分だった。




神峯山寺を過ぎると、本山寺まで約3.5kmの舗装路をひたすら登ることになる。途中、ふと視界が開けて景色がよくなる場所もあるが、とにかく長い。少しづつ、HPが減っていくのがわかる。




本山寺前の鳥居には13時30分に到着。ここでようやく舗装路が途切れ、一気に山道へと変わる。山道の入口にも小さな鳥居が立っていた。ここからがハイキング本番だ。






足元に気を配りながら、山道をゆっくり進む。目印になっている天狗杉（二本松）に着いたのは14時。バスを降りてちょうど2時間で、ゴールが近づいているのを実感する。






落ち葉が敷き詰められた道を上ったり下ったりしつつ、山頂に着いたのは14時30分。スタートから2時間半、距離にして約7km。ようやく到着だ。








天気にも恵まれ、山頂からの眺望は抜群。京都タワーもくっきり見えた。こんなにも遠くまで見渡せるものなのかと感心してしまった。




帰りは同じルートを使って帰った。下りだから早めに着くものと思っていたが、行きで寄れなかった本山寺に寄ったり、疲れた足をいたわって歩いていたら、2時間半少しかかっていた。往復15km弱。今日もよくがんばりました。




にしても、王道ルートの場合、本山寺までは車で行けるので、そこで車を駐車場に停めて、ポンポン山に登るというのがよさそうだ。約3.5kmの舗装路はHPがひたすら削られるだけで、ちょっと辛かったです。