トランクバッジ類の交換、代車、思い出など
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
グリルに続いてミガキ屋さんから、今度はリヤ周りについて報告相談があった。再びダメージ画像を送ってもらう。
車名バッジのメッキ表面が荒れてブツブツになっているとのこと。
今回R230は購入前に車体各部をチェックして、もともと以前のオーナーは私のような完全屋内保管ではなかったようだと感じたが、そのわりには傷みが少ないので購入を決めた。
青空駐車場ではなさそうで、おそらく屋根だけのカーポート程度だと思われる。
だから私なら正直、17年もそんな半屋外で保管された車のバッジ類がこの程度だったら、普通というかむしろかなりマシなほうだと思うぐらいだ。
2
しかしミガキ屋さんの感覚では、せっかく指紋が消えるほどの手間を掛けてボディをヌルテカに仕上げるのに、このような経年バッジをそのまま残しておくというのは、モチベがダダ下がってしまうのだろう。
このまま入り組んだ部分を避けて苦労してトランクを磨いても、どのみち労力のわりにキレイに仕上がらないなと判断した。
古い車名バッジを剥がし、面全体をポリッシャーで均一に磨いたあと、新しいものに貼り替えてもらう。
車名バッジは、まだ普通に出る純正パーツなので新品に交換。
3
トランク真ん中の3点星も同じようなブツブツになっており、これも新品交換する。
古い車の初期化や修理整備というのは正規ディーラーだけでは無理で、他に色々な専門分野のプロと出会う必要がある。
すべて自分の代わりに手と身体を使う労力仕事をやってもらうので、せめて機嫌よく作業してもらえるようカネと気を使うのが中古外車オーナーの心得と思っている。
4
車名バッジとトランク3点星、両方あわせて大体2.5万円ぐらいになる見込み。
まだまだ、車は戻らない。あと2週間ほどの辛抱だ。
5
今回の代車は2022年式、まだ新車のニオイが抜けないBMWの116i。24日間ほどの付き合いとなる予定。最初にSLをミガキ屋さんに預けて、帰ってくる途中の高速SAで、撮影。
・・・3週間以上も乗って、情が移ったりしたらイヤだな〜。なにしろSLにもまだそんな日数を乗れてないのに (- -;)
おおむね2005年以降だったと思うがBMWのATで「SPORT」というスイッチが付く車は、なかなか走りがいいと好感だけは持っている。たしか当時DDCと呼ばれた制御系デバイスだった。今はどういう制御をしているのか知らない。
6
そんな近代BMWで特に衝撃を受けたのは、2004年頃しばらく乗った初代Z4(E85)。
しかも3.0ではなく2.5のほうだった。
(画像がないので、似た車をwebより引用)
当時やはりR107もあれこれレストアが必要で日本各地の遠いところに長期入院が多く、地方では代車がない店も多く、代わりの足が必要だった。そのため、、、
7
二代目M3(M36)
最終3.2リッター直6/321ps/SMG
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
↓
初代Z4(E85)
2.5リッター直6/192ps/5AT
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↓
四代目M3(E92)
4リッターV8/420ps/6MT
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
という順番で、あれこれBMWを乗り継いでいた時期があった。その中でスペック的には最も見劣りするZ4だったが、、、
あの真性ライトウエイトスポーツは、普通に走らせるぶんには「ちょっと眠たいただのビーエム乗用車」でしかないが、「SPORT」ボタンを押した途端、性格がまるでガラリと恐ろしいほど変わった。
たとえば目の前の信号が黄色に変わったらブレーキに踏み替えるより床までアクセルを踏み込み突進したくなる類のクルマ、と言ったら想像つくだろうか。
とにかくビンビンに回りたがるエンジンが「やれよ、いけよ」と常にドライバーの背を押してくる、命の危険を感じるほど凶悪なマシンの変貌ぶりに、まじ腰を抜かす。
毎日これではとても身がもたないと思い、ほんの短い付き合いで別れたが、あの狂気の運転感覚は20年経った今でも鮮烈すぎて忘れられない。
その昔、某カー雑誌で初代M3(E30)が「街頭に躍り出たゲバ棒」と評されたが、そんな暴れん坊の代表格M3でさえほとんど私には印象が残ってないのに、クルマというのは不思議なものだ。
印象が残っていないと言うか、たとえば420psのV8-M3は、いつでも瞬間移動という感じで、ドキドキはしない。ギヤを落としてアクセル踏めば、もう移動は終わっているという感じ。こういうのが楽しいとか面白いとかっても、首都高を回って湾岸線で横浜いって帰って、1日で飽きるよこんなもん。仕事でタイム削ってるんじゃないんだから。
116iにはそんな狂気などはカケラもないが、やはり「SPORT」モードでは、少し走りのいい車。だがせっかくそんな代車を出してもらっても正直、屋根がついた普通の車なんかは全然、乗りたい気分にならない。用事があっても出かける気にさえならない。
SLの戻りを待っている日々は苦痛でたまらないが、今は仕上がりをひたすら待つしかない我慢の日々だ。
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