• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Hirotのブログ一覧

2026年06月10日 イイね!

販売開始の確認ご報告

「早く忘れたい」「もう見ない」と言ったのに、ついうっかり見つけてしまった・・・

ぜんぜん関係ないものを検索しているときに、何やら中古車おまとめサイト的なバナー広告がポップアップし、そこに見覚えのあるホイールを履いた白い丸目のSLが。

あっ、イカン!と指を止めようとしたが遅かった、脊髄反射的にタップしていました。
すると、、、

複数の大手中古車サイト上に、おそらく同一車両と思われる個体。
本体91万/税込み支払い総額100万とのこと。

下記画像にはカーセンサーのほうをリンク張っておきました。



掲載内容を見る限り、修理や整備の内容に関する記載は、特に見当たりませんでした。
私は現車確認をしてなく、車両の現状について掲載内容以上のことは、まったく不明。

ただ元オーナーとしては、画像と説明文を見て、いろいろ気になる点がありました。
しかし全ては、言わぬが花でしょう。

ただもう、哀悼の意を表するのみです。
これで分かってください。

一応の義務感から、私の元を離れた小舟が岸辺に流れ寄ったまでは、見届けました。
これにて私のR230記は完全終了ということで。

今度こそ本当に、さようなら。
Posted at 2026/06/10 02:05:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年05月30日 イイね!

ありし日の動画などを、思い出に。

時々、私が油断しているときにカミさんが撮ってくれた動画をUPして残します。
最初のシュテルン入庫動画だけは、私が撮影していました。

2023年7月、なにかの作業か下見でシュテルンに入庫したときの動画。
まだ購入して間もなく、ホイールは純正AMGスポーツパッケージの18インチを履いていますね。
私の車を25年にわたり面倒を見てくれた、イケメンのベテランサービスマンが移動中。



2024年11月、関西旅行。1年半乗ってみて、足回りを自分好みのセッティングに変更したくなり、ホイール幅/オフセット、タイヤ幅/扁平率など細かく変えて19インチを履きました。
泊まった大阪のホテルにて、駐車場から屋根をあけて出かけるときの様子と思います。
太古車R107で習慣となった、必ず屋根付き駐車場があるホテルにしか泊まりません。



2025年2月、関西旅行の途中。東京から大阪へ向かう下り方面。
名古屋を過ぎたあたりで急に雨が大雪に変わり、伊勢湾岸道が通行止め。全員が桑名ICで降ろされました。
そのあと四日市から鈴鹿方面へ、土地勘のない地域を這いずり回っていたときの動画と思います。
どこもかしこも通行止めで、行ったり来たり。目的地までは12時間半かかりました。

あらためて動画を見て思い出すのは、夏タイヤMichelin PS4S+AutoSock HP-695とMercedesのESPの組合せは、凄かった。大袈裟に車間を空け、時速40kmまでなら、ほぼ普通に運転できました。私は人生2度目のスノードライブ。

降雪地帯に暮らす方々には「そういう奴がいるから事故や渋滞で困るんだ!」とお叱りの声もありましょうが、とにかく交通の邪魔にならなくて本当によかった。


同じく2025年2月、関西旅行の途中。
四日市から国道25号で亀山へ抜けたあたりの動画と思います。いかにも昔の街道筋だなという風情でした。

この動画、道の中央部は雪がありませんが、左右端はまだ雪が残っています。対向車をよけて左に寄ると左右輪の路面μが激しく異なり、通常なら大変コワイ思いをします。
しかしMercedesのESPは優秀でした。ハンドルをとられることもなく、まるで普通に運転しているように見えます。


2025年10月、東京北区赤羽。いつもの遊び場近くの駐車場にて。
屋根あきの姿で料金所に向かって出ていく姿が、カミさんに撮られていました。

背景でドンドコ爆発音が響いているのは、近くの荒川河川敷で川口花火大会をやっていました。このつい先々週は北区花火大会でした。
東京では夏から秋にかけて、しょっちゅう花火やってますね。うちの近所のディズニーなんか毎晩だし。「あ、そろそろ20時半か」って、地元民には時報代わりですw


最後は2026年3月、関西旅行。
泊まった大阪のホテルにて、駐車中のようす。
やはり習慣で、屋根付き駐車場が完備されたホテルにしか泊まりませんでした。


これを結局は「不動車・廃車買取り」として手放したのは、本当に残念でした。
「残念がっている」という感情より、ただ「残念だ」という単なる事実の羅列。

しかし修理代+周辺経費を、人生の残り日数と天秤に掛け、車のほうを切り捨てた。
悔いはありません。

ただしばらくのあいだは、今まであったものが今はないことに適応できてなく、それが不便だし淋しいだけなんだと、理解しています。
Posted at 2026/05/30 22:02:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年05月30日 イイね!

FCR-062について

パーツレビューでFCR-062とハイオクガソリンの銘柄をかえた相乗効果の話、から続けます。(以下「ガソリン」「燃料」と書いたら、すべてハイオクのことです)
alt

エンジン内部をキレイにしようと思い、わざわざガソリンを変え、この添加剤も入れ、「燃料ほぼカラ→満タン+添加剤」を4回きっちり繰り返しました。いや「お掃除」4回の間も、もちろん何も期待してないわけがありません。

しかしその「お掃除」期間中、都内で走っている限りは正直、大した実感はなかった。
一般道でも首都高でも、「多少は吹けが軽くなりつつあるかな?」程度。こんなものはプラシーボレベルかな、というのが率直な感想でした。

そして連休になり、いつもの夫婦旅行。
いつもの長距離移動で、いつもどおり運転していると、前回旅行のときよりもエンジンの吹け上がりが少し早い気がする。

とはいえ、それ自体は都内での「お掃除走行」の段階で既に体感しており、特に驚きはありません。

「ああ、これが(FCR+ガソリン変更)×4回を終えたあとの状態なんだな」
「内部がキレイになっても元々このエンジンは、この程度なんだろう」
「ケミカルなんて、まあこんなものか」

そのように、自分の中では、もう結論が出ていた感じでした。

それに、普段から長距離を走る人なら分かると思いますが、一気に500km、600km走るような移動で、一瞬だけ頑張って飛ばすような運転は、まずしないものです。

どれだけ頑張っても、ずっと限界速度で走り続けられる人なんてそういないでしょう。
結局、5時間6時間という移動全体で見れば到着時間はほとんど変わらない。疲れるだけなので、自然とそういうことはしない運転が、私も身に付いています。

で、「ベンツのエンジンなんて元々スポーティというより、良くも悪くも事務的な性格だもんな。せめて内部がキレイになって良かったな」ぐらいに思って、ちらりとメーターを見たら。

巡航速度が、いつもより20kmほど上がっていました。
一瞬だけ出した速度ではないんです。ラクに定常走行している速度がそれでした。

たぶん「いつもの踏み方だが、流れる景色がいつもより速くないか?」と感じ、ちらりとメーターに目をやったのだと思います。驚きのあまり、思わず二度見しました。

この20kmという数字を、皆さんご自身の普段の巡航速度に当てはめてみてください。
たぶん誰だって驚くと思います。

何度も言いますが、いつもより頑張ってアクセルを踏んでいたわけではないんです。
長距離を走るときの丁度いいアクセル開度なんて、大体いつも同じです。

足首で微妙に調整はしていても、結局はドラポジや身体の癖で自然と決まってくる。
つま先を伸ばして無理して踏むような姿勢は長続きしませんから、普段はそんなことをしません。

FCR使用者の感想でよく見かける「振動が減った気がする」という話は、こういうことかなと思いました。

いつもならエンジンが少し苦しそうな音になり、アクセルをグッともうひと踏みしないと加速が伸びにくくなる領域。エンジンの振動や音のせいで、長時間このまま走り続けるのはシンドイなと、いつも感じる速度域。

そこが20kmぶん、ポンと上に移動していたような感覚です。

免許を取って35年半。
クレ、ワコーズ、Wynn'sなど、これまでいろいろな燃料添加剤を試してきました。

そのたびに、
「体感できるほどの違いは感じないな」
「インジェクター洗浄なんてこの程度か」
「エンジンが元々ヘタってなかったんだな」
「完調なエンジンには効果ないんだろうな」

そんなふうに思い続けてきました。
燃料添加剤というものに、正直ほとんど有り難みを感じたことがなかった。

カー用品店で、「すごい効能を書いてあるな、たまには入れとくか」ぐらいの気まぐれで買う程度。そして効果をあまり感じなくても「入れたぶんは、燃料系統の掃除ぐらいになるだろう」という、正直あってもなくてもなケミカルという認識でした。

それが今回、「気が付いたら巡航速度が20km上がっていた」。
これを驚きと言わずして、何と言えばよいのか。

その状態からの追い越し加速も、また軽いのです。
1.7tの車が、ほんとうに身軽。もともとSL350は「遅い車」ではありませんが。

とにかくエンジンが、フンフン回りたがって仕方ない。
いつもは「言われたからやる」「仕方なさそうに仕事する」事務的なエンジンなのに。

だからこそ、せっかくここまで気持ちよく吹け上がるようになったエンジンを手放したことだけは、今でも惜しかったなと思います。

ーーーーーー
さてFCRの使い方です。メーカーの説明では、燃料に対し0.03%とのこと。
私の車は燃料タンクが80Lなので、正確には240mLですが、小分け容器の都合で1回に250mLずつ×4回分としました。

ーーーーーー
そして燃料の話。
まず過去の話をさせてください。私がどの程度の(普通の?)ガソリンマニアだったか。

昭和の大昔、私が免許を取ったバブル期は丁度「オクタン価100」の、第1次ハイオク戦争の時代でした。webにはどこにも記録が残っていませんが、その頃のJAF-Mateは「各社のハイオクガソリン直接比較」みたいな、今ではなかなか見られない攻めた企画をやっていました。

で私はその中で「一番ガソリンの赤色が濃かった」三菱石油のダッシュレーサー100を入れていました。免許取り立ての最初の車が、当時グループAレースのInter-TECで海外勢に唯一対抗して戦っていた中谷選手が印象的だった三菱スタリオンでしたから。

三菱つながりで「さすが三菱、戦車つくってるだけあるな(←関係ない、違う会社)」程度の、なんも分かってない小僧でした。

ほどなくしてクルマ好き仲間から「シェルのハイオクが実際いいらしい」と聞き、最初のフォーミュラShell スーパーX から Shellピューラ、そして Shell V-Powerへと続く、30年以上のシェル党となりました。

2020年に「各社ハイオクガソリンは実質的に共通化が進んでいる」と大きく報じられたときも、昭和シェルについては「Shell V-Powerは独自性を重視」という談話があり、シェルユーザーは安心したものだった。

その昭和シェルが出光と経営統合。馴染みのシェルSSが次々とアポロステーション(以下アポステ)へ変わっていく中、ちょうど太古車R107を手放す2023年3月頃までは、各県に数軒だけ残っていたV-Power販売店を探して給油し続けました。

R107を譲った次のオーナーさんにも「できる限りV-Powerを入れてあげて」とお願いしたほどです。
しかし間もなく完全に国内在庫が尽きた。

私もその後は車がR230に変わり、近所の元シェルだったSSもアポステに変わり、その同じSSで給油を続けた。
車も変わったし、もはや各社による燃料の違いなど無いものと思い「R230とはこういうエンジンなんだろう」と思っていました。

ところがある日、Youtubeでこんな動画を見つけてしまった。


ホントか?と、まずこの動画に疑問を持った。
しかしシリンダー内部の映像を見たら、「自分も試してみようかな、いや試したい!」という気になった。

FCR-062も1L缶で数千円程度だし、気軽に試せる範囲。

そういえばアポステは窓拭きタオルや洗車設備などが充実していて便利だったので利用していましたが、一方で、自分の車との相性については少し気になっていたこともありました。

実はR230へ乗り換える前、太古車R107で旅行先にて一度だけ、V-Powerが見つからずアポステで給油したことがあった。

そのとき加速感が少し違う風に感じ、「気のせい、まさか?」と感じたことがあった。
ただ、その後カラになったとき再び地元のシェルで入れ直したし、車も乗り換えたし、V-Power自体も消滅した。

そもそも2020年に「各社のハイオクはほぼ同じ」という報道もあったわけだし、Shell V-Powerが消滅した今となっては、燃料の銘柄による違いを気にすること自体をやめてしまった。

ところが94 Garageさんの動画を見たことで、その昔の記憶が少し蘇ってきたのだ。

私の場合は添加剤を入れる準備として、現在の燃料を使い切り、まず先にオイル交換をしました。
FCRが落としたエンジン内部の汚れがオイルに溶け出すらしく、4回のクリーニングが終了したあと、また新しいオイルに交換します。

そのうえで近所のENEOS直営SSで「ハイオク満タン+FCR」を4回繰り返しました。
やったのはそれだけです。特に変わった走り方があるわけでもなく、普通に走るだけ。



私の場合は、満タン4回がカラになるまで大体2ヶ月ぐらい掛かったと思います。
走行距離が稼げない人は、満タン4回がカラになるまで繰り返すのが、いちばん大変な点かもしれない。

そして4回目のタンクが空になったらオイル交換をし、添加剤なしでENEOSハイオクだけ満タンにし、普段どおりの生活モードへ。

すると長距離移動の際、いつものアクセル開度なのに巡航速度が約20km/h高くなっていた。
エンジンも軽くフンフン回る。

もちろんこれは私の車での体験談に過ぎません。
ただ、添加剤は比較的安価なものだし、燃料もどうせ入れるものです。

興味のある人は、こだわって試してみて、比較してみると面白いと思います。

ーーーーーー
最後に後日談。
期せずして自分が人柱となり、その経験から自分なりの判断基準を得ました。

結局、ENEOS直営SSとそれ以外のSS(以下、ENEOS系SS)で供給されるハイオクに違いがあるのか。

その真実は正直、私には究明しようがありません。
一般ユーザーが客観的に確認する方法は、ないでしょう。

だから以下は、あくまで私個人の体験談です。
参考までに、私の家からいちばん近い直営SSは「ENEOSモビリニア」でした。

私の車では、事前オイル交換 +「(FCR+ENEOSハイオク)×4」 + 事後オイル交換、というクリーニングを行い、その後も継続データ取りのために同じ直営SSで給油を続けました。

そして長距離移動のときに巡航速度+20km/hという変化を何度も確認し、妻も同様の印象を持ったあとのことです。

地元から満タンで入れてきた直営SSの燃料を使い切り、ほぼ空になった状態。旅行先の周辺には直営SSがなく、別のENEOS系SSで満タン給油しました。

スタンドを出て間もなく、助手席の妻が「なんかクルマおかしくなった?」と口にしたのです。
いつもの加速タイミングと少し違ったのでしょう。

もちろん運転していた私自身も、さっきまでのアクセル開度に対して期待した加速には少し届いてないような感覚を受けました。

夜間で交通量も少なく、周囲の状況によるものではありません。

ただし、それが燃料の質が違うのか、単に満タン燃料分の重量増加によるものか、気温なのか、交通条件なのか、あるいは単なる思い込みなのかは、客観的に断定したり提示できる証拠はありません。体感だけです。

確かに言えることは「そのとき夫婦そろって同じ印象を受けた」という事実だけです。

「えー、まさか?」「そんな、大袈裟な!」って、思うでしょう?

興味がある人は、事前オイル交換 +「(FCR+ハイオク)×4」+ 事後オイル交換、で完全クリーニングをやり、ENEOS直営SSあるいはENEOS系SSのハイオクのお好きなほうで走り比べてみて、皆さん自身の感覚を信じればよいと思います。

FCRは大した金額ではないし、部品交換なども一切不要。ガソリンは、どうせどこかで必ず入れるものです。皆さんそれぞれが「これだな!」と感じるハイオク銘柄さがしを楽しみながら、あとは完全クリーニングの手間と時間さえ掛ければ、誰でもできます。

私はこの直後に車を手放してしまい、長期の経過観察ができなかったのは残念でした。

FCRなしで、私が信じる直営SSのハイオクだけを入れ続けて、ずっと好調キープするのか、落ちるのか。
もし落ちてきたなと感じた場合、FCRを入れて4回の満カラを繰り返せば、また好調が再現するのかどうか。

そこは長期観察して、さらに確かめたかった。

車種や状態によって結果は違うでしょうが、もし皆さんの車でも何らかの変化が体感できたら、素晴らしいことだと思います。

たまにはケミカル記事やYoutube動画を信じて自分で試してみると、興味深い結果が得られることもあると知りました。

ま、私の場合は免許をとって35年のあいだに1回だけでしたが。
Posted at 2026/05/30 12:25:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2026年05月29日 イイね!

ディーラー整備10、ではなく...

突然ですが、車を手放すことにしました。
いままで、いろいろな記録をしてきましたが、ここまでで終わりとなります。
ーーーーーーーーーーーーーー

今回の発端はラジエターとウォーターポンプでした。加えて周辺ホース類の総交換と、エンジン各部の軽微なオイル滲みなどあり、部品代だけの概算で大体60万円前後。それに工賃が乗って、約100〜120万ぐらいか。

ちなみに純正のラジエターは定価20万円ほどですが、国内在庫はなく、本国も既に供給終了という。こう見えても車齢20年超ですから、正規部品の在庫欠品は、今後どんどん進んできます。

昨今ディーラーでは「正規部品の在庫がある場合、持ち込み社外品は使用不可」の方針を従来より厳密化したが、もちろん正規品がなければ社外品を使えるので、継続修理は今までどおり可能。

古い車に乗り続けたい人にとってはディーラーで「これ以上、うちではちょっと・・・」と追い出されないこと、お金さえ払えば何とかなること、これが最も有り難いのです。

ディーラーマンから欠品リストをもらい、品番をみて私が世界中さがして適当な社外品を見つけ、部品商に適合確認も済ませ、全体費用も半分ぐらい圧縮できそうな見通しも付いた。

だが修理計画を考えながら、ふと気付いた。修理できるかどうかの問題ではないなと。

私は退職後の数年間、自分なりのペースで生活を縮小してきました。限りある残り時間と資産を何に使うのか。その優先順位を改めて考えたとき、今回は車を直すことより別の目的に使いたいと思ったのです。

R230前期型のSL350という、車そのものに不満があったわけではありません。
むしろ逆でした。

もともと非常に状態の良い個体を選び、購入直後には大規模な初期化を実施。その後も内外装のリフレッシュや快適装備の追加を重ね、自分なりに丁寧に仕上げてきました。

だからこそ、修理して乗り続けるという選択肢も当然ありました。
けれど今回は、車の寿命ではなく、私自身の「残り時間/残り資産」に対する優先順位を見直し、また本気で次の段階へ進むため、今が「決心すべき時」と判断しました。

ーーーーーーーーーーーーーー
車両の状態は、経年劣化として交換が必要なラジエターおよびウォーターポンプ周辺を除けば、全体として極めて良好なコンディションを保っていました。

もっとも、それは当然かもしれません。もともと国内で最も状態の良いベージュ内装のヤナセ認定中古車を選定し、その後、MBJ専売のシュテルンディーラー1号店にて一度に300万円以上を投じて初期化を実施。

さらにその後も、現代的装備を可能な限り自然に、外観上の違和感が出ないよう慎重にアップデートしてきた個体です。R230前期型SL350という条件において、同様の経歴を持つ車両は存在しないのではないかと認識しています。

私自身が所有していた3年2ヶ月の間に、正規ディーラーで数々の整備に加え、内外装のリフレッシュ、オーディオシステムの更新、各種快適装備の追加などを重ね、車両本体価格を除いて総額800万円程度を投じてきました。使わず/使えず、無駄になったものも多かったと思います。

しかし今回「これ以上、続けている場合ではない」と得心し、終活に向けて本気で身の回りを整理する機会と捉え、修理を行わない決断をしました。

その結果、本車両は不動車/廃車買取という形で、ほぼ無償に近い金額で手放すこととなりました。

査定については計8社へ打診を行いましたが、廃車買取市場には一定の上限相場が存在するのでは?と感じさせられる結果でした。同一と思われる上限価格を提示した業者が3社あり、それが事実上の最高値でした。他の5社はそれを下回り、半分程度の提示額にとどまりました。

その後、上位3社に対して実車確認を前提とした実車検分の機会を設けましたが、そのうち2社は「出張コストの観点から机上査定が上限です」との回答。結果として、初期提示額を上限値として提示し、引き取り後に状態を理由として減額する可能性を含んだスキームではないか?という印象を持ちました。事実はどうか確認しようもありませんが、少なくともそのように受け取り得る回答と感じました。

最終的には、1社の都内支店だけが実車検分会に参加しました。査定額自体は1万円程度の上積みにとどまりましたが、対面交渉の機会を持ったことにより、倉庫保管していた純正部品および未使用のカー用品一式まで含めて引き取る条件にて合意となりました。

結局この車の本当の残存価値と付随物までを考慮すると、とても「売却」などとは言いたくない次元の、それは取引でした。

ーーーーーーーーーーーーーー
さて検分会では、本部と連絡を取りながら査定を進める買取業者の担当者と、キー操作および車両監視を担当するディーラー若手サービススタッフが同席。


買取業者の担当者からは「加修のうえ転売を予定している」との説明があり、早ければ今夏にも、いずれかの中古車販売サイトにおいて流通するのではないかと思います。

すると中古車流通過程において、どの程度の付加価値が段階的に加えられているのかについて関心を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
なお、今回の買取金額については――

「買い物記録」で換算すると、オーディオ施工その1におけるディスプレイオーディオとサブウーファー導入費用で概ね相殺される程度の水準。自賠責保険および自動車税の還付分を含んだ上での上げ底査定でした。率直に言えば、評価として受け止める余地はほとんどなく、ただ静かな違和感のみが残る結果でした。

本車両が将来的に中古車情報サイト、あるいは閲覧可能な方は業者オークションの情報を確認できる機会があれば、今回の取引価格と比較してみるのも一興でしょう。
もっとも、私は全てもう早く忘れたいので見ませんが。

中古車店で売るためだけの修理なら、単なる交換作業ですから、社外部品や解体部品を用いて徹底的にコスト最優先で、かなり安価に「保証期間が過ぎる程度までは問題なく走れる状態」へ復旧可能と思います。しかし国内の市場では走行距離12万キロ超という条件が足枷になるかもしれず、この車のためには海外へ流出してくれたほうがよいかもしれません。

ーーーーーーーーーー
20世紀は、いい機械を作ればそれはあらゆる意味で「長く乗れる」という意味でした。他の会社よりいい車を作ろうとして、独自のノウハウで作り、それぞれの会社のやり方を気に入る人がいて、それだけでよかった。コアなファンは長く乗り、色々試したい人はそれなりに乗り替える楽しみがあった。

21世紀は、いい機械であることは最初から当たり前。そしてITカーの技術はすぐ横並びになるから、自社の最新型だってすぐ真似される。デビューさせたばかりの自社最新作を早くも切り捨てて、さらに他社より一歩でも前に出なきゃいけない。新しくなるたびに個性は薄くなる一方。メーカーのエンブレムを全部はずして乗せられたら、運転していたって違いなど分からない。

ベンツの「最善か、無か」なんて格好つけた哲学は、現在では全くもう口先だけの話。
だって新車コンフィギュレーターでさえ「最善」が手に入らないんだもの。だったら「無」。ナッシング。自動車界でもベンツが最高かと言えば、今はそうでもないしね。

モノの価値、あらゆるライフスパン/サイクルが加速度的にすっかり変貌して、20世紀とは別の国に住んでいるような気さえします。この先どうなっちゃうんだろうね。
わざわざ無理してでも生きていたい世の中だとは、私には、もう思えない。

そんな思いが強く、昨年10月に実行できなかった自分のFinal Exit時期を、あらためて本気で設定し直しました。

それに向けて、極上コンディションのクルマをタダ同然の捨て値で処分し、完全密閉の駐車場も解約、クルマの部品置き場に借りていた倉庫も解約し、これで一気にずいぶん身も心も軽くなりました。どんどん心の重りを手放し、ラクに身軽に旅立てるよう着々と準備を進めています。

私の死後カミさんが、近所の買取査定でタダみたいな金額を提示され、惨めで悔しくて悲しい思いをさせなくて済んで、よかった。

私がいなくなるだけでも充分悲しいのに、その上こんな足元を見られて「世の中みんな鬼だ泥棒だ」みたいな気分にさせなくて、本当によかった。

ではとにかく皆さん、さようなら。そして、ありがとうございました。

もうしばらく生きていますが、やっとこれからは本当に今までと全く違う自分になり、安レンタカーで各地を旅行したり、最後のギリギリまでは、妻と楽しく暮らします。
Posted at 2026/05/29 18:36:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年05月20日 イイね!

近況26.05

ひさしぶりに、今年は気持ちのよい春が長く続いていますね。
オープンカー乗りには夢のような気候を、思い切り楽しんでいます。今生の名残に。
alt

特にここ2週間ほどはやたら天気もよく暖かい日も多く、屋根を開けて走るときも身軽な服装でよい季節となった。

そんな調子で先週末も屋根を開けて機嫌よく走っていたら、右メーターのディスプレイに「レイキャクスイ レベル ヲ テンケン シテクダサイ!」と珍しいアラートが出た。

そして左メーターのディスプレイにも何やら四角い液体タンクの絵が出ており、水温計の中にも冷却水量らしき赤の警告灯が点いている。

これだけ目の前で騒がれたら誰だって気になって仕方なく、工場へ入れたくなるはず。そう考える余裕がある大人にとっては、なかなか思いやりのある車だといえる。

ちなみに免許を取って35年以上たつが、こんな警告は初経験。
22年半を共に過ごした太古車R107でさえ、「冷却水が足りない」なんて言われたことは1度もなかった。

ただR107の場合は10年に1回ぐらい、たとえば猛暑でもない時期に渋滞の中でファンが回っているのに水温計の針が110℃を越え120℃近くまで上がり、下がらなくなる。

すると「あ、ラジエータの交換時期かな。まずはラジエータキャップ→サーモスタットの順で交換してみて、効果なかったらラジエータ交換だな」と分かるのだった。

R107のラジエターと幌は「10年ごとに新品交換」が、お約束でした。
そういった「お作法」さえ分かっていれば旧車は付き合いやすいものです。

中古車はだいたい乗り始めて3〜8年ほどの間にあちこちの寿命切れをひととおり経験しますから、2回目がきて「あ、またアレだな?」なんて分かるには、やはり10年以上は乗らないとダメでしょうけど。

この車も、R107とは違う伝え方だが、そういうことなんだろうか。

遊びにいく途中だったので、とりあえず見つけたENEOSでテキトーな青いクーラントを4本補充。
そういえばこの車を購入して以来、冷却水の心配など全然したことがなく冷却水レベルの見方さえ分からない。

太古車R107ではリザーバータンク全体が乳半だったので内容量は一目瞭然だった。
alt

しかしR230では乳半タンクの上半分は黒い樹脂製で、中身が透けて見えないのだ。
alt
またリザーバー周辺も混み合っており、横から覗いて液量を確認することもしにくい。
まあ、メルセデスのことだから「この黒い樹脂部分の下端まで入れておけ」「分かるよな?」という感じだろう。

出先で1日用事を済ませて、駐車場を出るとき念のため車の下を確認したが、カラカラに乾いていたので、とりあえず安心して帰ってきた。

とはいえオーバーヒートもしてないのにクーラントが減るのは、気になる。
ラジエターのどこかからチョロチョロ漏れているようなことは、あるかもしれないが急な話だな。

念のため中1日おいて、車を確認してみると、やはりこういうことになっていた。
alt
全く気にしてなかったので、先週末に出かけるときパレットの床をチェックしてもいなかったが、もしかすると既にこうだったのかもしれない。

とにかく、どこかから漏れていることだけは確実と分かった。

いちおうパレットの横へ降り、ラジエター直下と、その少し後ろのエンジン直下あたりの床を撮影してみたのが、下の2枚。

ラジエター直下。
alt
そこから右へ振って少し後ろ、エンジン直下。
alt
どちらも床はカラカラに乾いている。
またエンジンルームを上から見た限りでは、ラジエータサブタンク周辺やホース周辺、リザーバー周辺も、乾いているのだ。

バンパー下の青い水たまりは、ラジエターより前側だけということか。
イヤな予感だな。

ラジエターコアが破れるなんてあまり聞いたことがなく、よくあるのはラジエータなら左右のサブタンク接合部が割れるか、ホース差込口が割れるとか、そっちのほうが定番トラブルだと思うのだが。

するとラジエータ交換1発10万コースか。
R230は経験が浅いので、部品の値段がよく分からない。

とりあえずディーラーマンに電話し、22(金)から数日預けの予定で入庫してきます。

Posted at 2026/05/20 21:27:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「販売開始の確認ご報告 http://cvw.jp/b/3526409/49135085/
何シテル?   06/10 02:05
Hirot(ヒロト)と申します。よろしくお願いします。数年前に脊髄神経をいため左半身が、ちょっと不自由になりました。 2023年3月から2006年式メルセ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2026/6 >>

 123456
789 10111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

メルセデス・ベンツ SL SL350/R230前期JP (メルセデス・ベンツ SL)
バリオルーフ生活を満喫しているうち、2023年3月の購入以来あっという間に満3年と丸2ヶ ...
メルセデス・ベンツ SL 500SL/R107最終EU (メルセデス・ベンツ SL)
私が3人目かつ最後のオーナーとなるつもりで、2000年8月に約5万6千キロで購入。 そこ ...

過去のブログ

2026年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation