パーツレビューでFCR-062とハイオクガソリンの銘柄をかえた相乗効果の話、から続けます。(以下「ガソリン」とか「燃料」と言ったら、すべてハイオクに限ります)
エンジン内部をキレイにしようと思ってわざわざガソリンを変え、この添加剤も入れ、「燃料ほぼカラ→満タン+添加剤」を4回キッチリ繰り返したあと、いやその4回の間もずっと、効果/変化/体感を期待してないわけがありません。
しかし、その「お掃除」4回のあいだ、都内の走行では、さほど実感はなかった。
一般道でも首都高でも「多少はフケが軽くなりつつあるか…な?」程度の、こんなもんプラシーボレベルだなと。首都高は速度域が40〜80キロ程度だから、高回転域の特性がどう変わったとか分かることは、大してない気がします。フィーリングの変化だけ。
そして連休があり、いつもの夫婦旅行。今度は制限速度も120キロの区間が多くなり、エンジンもより高回転高負荷。都内では感じられなかった何かが現れるとしたら、正にこのときでしょう。
いつもの長距離移動ルートで、いつもどおりの運転をして、いつもよりエンジンの吹け上がりが軽いような気は、確かにする。
しかしこれは既に都内でのお掃除走行のあいだ「この程度の効果はあったかな」ぐらいを体感していましたから、別に驚かない。
だから、(FCR+銘柄変更ガソリン)x4回を繰り返したあと「元々20年前のベンツのエンジン性能だもんな」「内部をキレイにしたって、この程度か」「ケミカルなんて所詮こんなもんだった」と、自分の中では既に、ほぼ結論が出た感じでした。
それに、ふだんから長距離を走り慣れている人は分かると思いますが、一気に500キロ600キロを走ろうってときに、局所的に一瞬だけ頑張って飛ばすなんてことは元々しません。スピード自体や取り締まりの不安などに耐えていくら頑張ったところで、たとえば20分も連続で限界スピードで走れる人はいないんじゃないでしょうか。ずっと飛ばし続けるのでなかったら、5時間6時間の全体でみたら到着時間は5分も変わりませんからね。疲れるだけだから、そういうことはしない運転が身に付いています。
それで「とりあえず吹け上がりが軽くなった感はあったし、ケミカルなんて昔からその程度のもんだったな」ぐらいに思ってメーターを見たら、巡航速度がいつもより20キロ上がっていました。
瞬間じゃないんです。ずっとラクに一定で走っている速度がそれ。
なんかおかしい、いつもより速くないか?と感じて、メーターを確認したのでした。
その数字20キロを、みなさんの普段の巡航速度に当てはめてみてください。
だれだって驚くと思います。
別に、いつもより頑張ってアクセル踏んで「ない」わけです。メーターをみてギョッと驚くまでは、すでに都内の走行で「やはりケミカル、こんな程度だったな」と、結果はもう分かった気でいたんですから。意識はもう最初から、長距離運転モードです。
それに自然に踏んだらこの程度っていうラクな姿勢のアクセルは、毎回足首で頑張るというよりは、誰でもドラポジでもう大体は決まっているものだと思います。
無理につま先を伸ばして頑張ってアクセルを踏み込むような姿勢は、そう長くもたないから、やらないものです。
FCRを使った皆さんの感想でよく目にする「振動が少なくなったかも」は、これのことかなって思いました。
いつもエンジンが苦しそうな音になるあたり=アクセルをグッと踏み増さないと加速が伸びにくい領域。そこが20キロぶん、ポンと上にいってたということでしょう。
免許を取って35年半。ふつうにクレ/ワコーズ/Wynn’sやらの燃料添加剤を入れては「体感/効果ないな」「インジェクターの掃除なんてこの程度か」「エンジンがヘタってなかったんだな」「いつも完調なエンジンには効果ないんだな」と、まったく有り難みを感じてこなかった私でした。
R230ではなく、歴代の別の車での話ですよ。しかし、その経験から燃料添加剤によるエンジンクリーニングというものを「おまじないレベル」としか考えませんでした。
それが今回「気づいたら巡航速度が+20キロ」。これを驚きと言わずして、何という。
今までそこはエンジンが苦しそうな音になるからうるさくて、とても走り続けたくない速度域でした。
それが今では静かにシューンと、そこまで何のストレスもなくスムーズに達している。
そこからの追い越し加速もまた、ほんといつもより身軽なんですわ、これが。
もうエンジンがフンフン吹けて、回りたがって仕方ない性格に変わりました。
いつもなら上のほうの回転なんか「やれって言われたから、仕方なくやってますけど」「早く終わらせて」みたいな感じで、お仕事感まる出しのエンジンだったのに。
せっかくクリーニングが大成功した、この吹け上がりまくるエンジンを手放しただけでも、やはり惜しかったな。
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さてFCRの使い方です。メーカーの説明では、燃料に対し0.3%とのこと。
私の車は燃料タンクが80Lなので、正確には240mLですが、小分け容器の都合で1回に250mLずつx4回分としました。
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そして燃料の話。
まず過去の話をさせてください。私がどの程度の(普通の?)ガソリンマニアだったか。
昭和の大昔、私が免許を取ったバブル期はちょうど「オクタン価100」の第1次ハイオク戦争の時代でした。webにはどこにも記録が残っていませんが、その頃のJAF-Mateは「各社のハイオクガソリン直接比較」みたいな、今では絶対考えられない禁断のタブーに「俺たちがやらなかったら誰がこんなことできるんだ!」みたいな攻めまくった企画をやっていました。学生運動/全共闘世代→消費者運動の名残世代がJAFにまだいたんでしょうか。
で私はその中で一番ガソリンの赤色が濃かったw😅三菱石油のダッシュレーサー100を入れていました。免許取り立ての最初の車が、当時グループAレースのInter-TECで海外勢に唯一対抗して戦っていた中谷選手が印象的だった、三菱スタリオンでした。三菱つながりで「やっぱ三菱」程度の、なんも分かってない小僧でした。
ほどなくしてクルマ好き仲間から「シェルのハイオクが実際いいらしい」と聞き、最初のフォーミュラShell スーパーX→ shellピューラ→ Shell V-Powerへと続く、30年以上のシェル党となりました。
2020年に「各社ハイオクガソリン、実は混合。中身は同じ…」と大きく報じられたときも、昭和シェルだけは「本国の指示によりV-Power販売契約時に”必ず別タンクで!”が条件で…」と、シェルユーザだけは安心したものだった。
その昭和シェルが出光と経営統合。馴染みのシェルSSが次々とアポロステーション(以下アポステ)に変わっていく中、ちょうど太古車R107を手放すギリギリ2023年3月までは、なんとか各県に数軒のこっていたV-Power販売店を探して給油し続けた。R107を譲った次のオーナーさんにも「できるかぎりV-Powerを入れてあげて」とお願いしたが、まもなく完全に国内在庫が尽きた。
私もその後は車がR230に変わり、近所の元シェルSSだったアポステで給油を続けた。車が変わったからガソリンによる調子がどうこういう感覚はなく、「R230は、こういう性格」とずっと思っており、疑いなど当然なかった。
ところがある日、Youtubeでこんな動画を見つけてしまった。
ホントか?とまずこの動画に疑問を持った。しかしシリンダー内部の映像を見たら「自分も試してみようかな、いや試したい!」という気になった。燃料添加剤のFCR-062も、1Lカンを買っても大した金額じゃないしね。だいたい3000円ぐらい。とーっても気軽。
ガソリンも、そういえばアポステは窓拭きタオルや機械洗車のあと拭き取り場など設備装備が充実している店が多いので便利で利用していたが、確かにガソリンの質については疑問があった。
実はR230に乗り替える前、太古車R107で一度だけ、旅行先でタンクがカラになりシェルが簡単にみつからない県だったので、仕方なくアポステで給油したことがあった。
するといつもと違って加速がモッサリして「やっぱり、まさか?」と頭によぎった経験があったのだ。そのあと地元でカラになったときにはまたシェルで入れたので、調子は戻り、その後は車も乗り替えたしシェルなんか探したってもうどこにも存在しないのだから、各社の燃料の違いを気にするのは完全にやめた。
2020年に大々的に報じられた「各社のハイオクガソリン、実は同じ中身!」事件がむしろ「だからどこで入れたって同じ」「わざわざどこかを選ぶ意味がないんだから」と安心要素(=諦め)となって、太古車R107でのたった1回のアポステ疑惑は、すっかり忘れていたのだった。
ところが、94 Garageさんの動画を見たら、疑惑がムクムクと蘇ってきたのだ。
私の場合は添加剤を入れる準備として、まずタンク内のアポステガソリンを使い切ってから、オイル交換をした。
FCRが落としたエンジン内の汚れはオイルに溶け出すらしく、クリーニング4回を完了したあと、走行距離や使用期間に関係なく、再びオイルを交換する。
そして近所のENEOS直営店で満タン+FCR、を4回繰り返した。やったのはそれだけで、特に何か特別な走り方があるわけでもない。

私の場合は、満タン4回がカラになるまで大体2ヶ月ぐらい掛かったと思います。
走行距離が稼げない人は、満タン4回がカラになるまで繰り返すのが、いちばん大変な点かもしれない。
そして4回目のタンクが空になったらオイル交換をし、添加剤なしでENEOSハイオクだけ満タンにし、普段どおりの生活モードへ。
すると長距離移動のときに、いつものアクセル開度で巡航速度が+20キロ。エンジンもフンフン回る。
添加剤はこんなお手頃値段だし、ガソリンなんか、どうせ必ず入れるものです。店を変えるだけで済む。
「もともとENEOSで入れてる」という人は、そこが商社系か直営(と思われるSS)かを、気にしてみてください。
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最後に、後日談。
期せずして自分が人柱となり、その経験から自分なりの判断基準を得ました。
結局ENEOSの直営SSと商社系SSでハイオクは本当に同じなのか、それとも違うのか。
動画の中で94 Garageさんも言及しているように、ENEOS直営と思われる店いわゆるENEOSモビリニアやENEOSウイング等のグループ企業が運営しているSSは「さすがに業転玉メインってことはないだろ」程度の期待感はあります。どこまでいっても本当かどうかは我々一般ユーザが知り得ないと思いますが、せめてその点ぐらいは信じて給油したい。(以下は共通して「直営SS」と称します)
いっぽう、その他のENEOSいわゆるXX商事とかYY鉱油とかZZ石油などといった商社系SSは社内外に対して、たぶん「基準(→何の、どういった?)を満たしていれば問題ない」といった感じのアナウンスだろうと思います。調べたわけではありませんが。
もちろん自分の車では(FCR+ENEOSハイオク)x4回のクリーニング結果について、不確実な要素を減らしたく、せっかく近所にセルフの直営SSもあり、毎回そこで給油しデータを取りました。
そして「巡航速度+20キロ」という結果を、一瞬だけでなく何度も継続して、あと運転も妻に代わったりして、しっかり確証を得たあとの続きです。
地元から満タンで入れてきた直営ENEOSハイオクを使い果たし、ほぼカラ。その近辺には直営SSがなく、商社系SSしかない。仕方ないのでそこで満タンにしました。国道沿い、高速道路入口そばの大きく立派なSSでした。
で、スタンドから国道に出て信号1つ分ぐらい走ったあたり、助手席の妻が「なんか、クルマおかしくなった?」と口に出すほど走りがモッサリしていたのです。
いつもの加速タイミング/加速量と違ったから、習慣的に加速を予測して身構えていた妻がアレッ?とスカをくらった感じになったのでしょう。
もちろん運転している私も同様で、給油前までのアクセル開度に対して期待した加速に届いてない気がして、アレッ?と感じています。
夜間、ガラガラで片側3車線の地方国道ですから、信号待ちで並んでいる車両とか本線通行している他車に遠慮したわけでは、もちろんありません。
えーまさか、そんな大袈裟な、って思うでしょう?
事前オイル交換 +(FCR+直営SSハイオク)x4 + 事後オイル交換、で完全クリーニングをやり、その後直営SSで1タンク走ったあとに商社系SSで満タンにしてみてください。
これが本当かウソかは実際やってみて、皆さん自身の感覚を信じればよいと思います。
少なくとも私と妻の体験から、私たちは自分の感覚を信じて、結論はハッキリ確定。
大した金額ではないし、なーんも部品ひとつ交換しないで、ただ時間さえ掛ければ誰でもできますから、是非やってみてください。
合うクルマ合わないクルマがあるのか分かりませんが、皆さんも驚きの結果を体感できたら、素晴らしいことだと思います。
たまにはケミカル記事を信じて自分でやってみると、ホンモノの情報に当たることがあるんですね。
ま、私の場合35年に1回だけでしたが。