ウェルカムオープンスライドドア(バッタもん)制作途中。
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左側は、システム本体です。テスト基盤に載せて動作確認済み。
右は、現在制作途中のスイッチ切り替えユニットです。ラッチリレーを2個載せると完成します。
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左右のスライドドア、どちらを開けるか!両側を開けるか!切り替えのためのOPスイッチです。このスイッチが曲者で、最初に試作したユニットでバグが発生し、2週間の間HVシステムにエラーを抱える事態に!解決させるのに苦労しました。元通り復旧したので、回路変更し再チャレンジです。
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動作ユニットです。キーレスでアンロック2回押しで指定のスライドドアを開けます。
4番端子がアンロック信号で、最初のアンロック信号でタイマーが作動します。タイマー出力はリレーをONさせるのですが、即座にONさせていません。1秒程度の遅延を設けています。1回目の信号で作動を防ぐためです。インターバル後に2回目のアンロック信号が入るとリレーは既にONしているので、信号の出力先が切り替わり、二つのFETをONさせます。
右用と左用のFETです。
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スイッチ切り替えユニットです。本体ユニットとスイッチの間を中継するユニットです。
このユニットには、ラッチリレーを2組搭載します。右用左用です。IG状態の時に、動かしたい側のスイッチをONします。ラッチリレーは、電源供給が絶たれてもリレーを保持します。IGを切って次回車に乗り込む時に、車に近づきながらキーレス操作で指定のスライドドアを開ける事ができます。
本家のウェルカムオープンスライドドアは、カードキーを携帯して車に近づくと自動で指定したスライドドアを開けるものですが、通信方式が違うためセレナでは無理です。
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OPスイッチの等価回路です。作動インジケータを無視してスイッチとして使うのならアース側に接続しても使えるのですが、せっかく作動インジケータがあるのでそれを活かすために複雑な回路を組む事を余儀なくされました。スイッチを分解して、発光ダイオードの接続を変更し、アース側スイッチへの改造も考えましたが、別に電源線を一本引いて来なくてはならず、スイッチを壊すと一つ2.000円もしたので、その勇気は出ませんでした。
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こちらは、シートベルト脱着連動アンロックシステムです。運転席シート下の写真です。
ユニット右に見える渦巻きホーンのような物は、HVバッテリー冷却用の空冷ファンです。HVバッテリーは、運転席と助手席の真下に有るんですね。シートベルト脱着連動アンロックシステムは、取り付け済みで正常に動いています。
次回は、ウェルカムオープンスライドドアの取り付けを成功させてから整備手帳にあげます。ゴールデンウィークになると思います。
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