過去に乗っていたランチアデルタを愛車登録しておきました。
記事を書いているうちに、また乗りたくなってしまいました。
以下、説明文です。
B4の前に乗っていた車です。知っている方には説明不要のランチアデルタHFインテグラーレ16V。2.0Lターボエンジンを搭載した 4WD 左ハンドル5MT。
1996年に3万km台の中古で購入し、3年余りの間、日常使い、通勤で4万km以上を走行しました。写真はほとんど残っていません。
デザイン:当時、見た目のオーラは凄いものがありました。これ以上はないというほどの魅力。丸目4灯のヘッドライト、ブリスターフェンダー、ボンネットのパワーバルジ、アナログの極致のようなメーターデザイン。イタリア感満載の車。シートはブラックの本革仕様でした。ウィンドウガラスはブロンズがかった感じで高級感がありました。
動力性能:エンジンパワーは200馬力ぐらいですが車重が1250kgと軽いので十分。速度リミッターは無いので○25km/hr まで可能。ハンドリングのコツをうまく掴めば、とても気持ち良く回頭しました。足回りはガチガチでほとんどロールはしませんでした。若かったので日常使いでもなんら問題ありませんでした。
世界一壊れる車:狭いエンジンルームがピチピチに詰まっているので、熱がこもりやすいせいか、よく壊れました(世界一の噂はホントかも)。自分の走り方も当時が最もトンガっていたせいもあります。夏にエアコンはほとんど効きません。ずっと窓を開けて走行していましたが、当時はなんとも思っていませんでした。車検毎にタイミングベルトを交換する車で、1回車検を通した時の費用は50万円でした。
日常生活の相棒:車でただ走りに行くだけのような趣味は無かったのですが、学生時代からずっとアメフトをしていたので、週末この車にアメフトの防具を載せて練習や試合に向かっていた記憶がほとんどです。勤務先の地と地元が少し離れていたので、夜の高速道路を往復する走りを楽しんでいました。
別れ:とても気に入っていたのですが、20代だった当時はトラブル対応と修理費用への自分自身の耐性が十分ではなく、この車に乗り続けていては将来の自分の家族と暮らすことができないとの真っ当な判断をしたため、手放すことに。現在は当時の売却価格の10倍以上の価格で売られているので、少し考えてしまいますが、B4のように35万km以上走行できる車では無いので、仕方が無いことです。保管しておく場所もないし。
この車に乗っていた時の色褪せない思い出があるので、もはや、いい車に乗りたいという欲求は昇華されてしまった感があります。車にお金を使いすぎるのは意味がありません。とは言っても機会があれば、また運転してみたいと思う、今も大好きな車です。
メンテナンスに関する当時のVHSビデオをデジタル化していたので、YouTubeで限定公開してリンクを貼りつけておきます。
Posted at 2023/09/10 15:26:25 | |
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