
元々の名称は「RedBull X1」。
でしたが、グランツーリスモ5の、
ゲームデータがアップデートされて以降、
現在の名称に変更された。
「レギュレーションの枠にとらわれない、
地上最速のレーシングカー」とはどのようなものか?
という構想を形にした車両であり、
山内一典を筆頭とするグランツーリスモシリーズのスタッフと、
レッドブル・レーシングがタッグを組んで生み出された。
採用されている技術の大半は実際に採用されてきた技術で構成されているため、
理論上は実際に再現可能な車両であると言える。
当初はフロントホイールまでをカウルで覆った形状でイメージされ、
1500馬力を発生するV型6気筒直噴ツインターボエンジンによって、
時速400kmオーバーを達成するというものであった。
その後、レッドブル・レーシングのチーフテクニカルオフィサーである。
エイドリアン・ニューウェイの発案により、
かつてCan-Amで活躍したレーシングカーであるシャパラル・2Jや、
1978年のF1マシンであるブラバム・BT46Bで用いられていた、
「ファン・カー」のシステムを応用することが決定。
車体後部に設けられたファンを使用し、
強制的に車体下部の空気を追い出して気圧を下げることにより、
速度域に関係なく強力なダウンフォースを発生する。
同時に、4輪全てをカウルとスパッツで覆って空気抵抗を減らし、
リアディフューザーとリアウィングの形状に改良を加えたことにより、
最高時速500km、最大横加速Gは8.25Gと、初期の構想時に比べて大幅な性能アップを遂げた。
このマシンのテストドライブおよびシェイクダウンは、
F1ドライバーのセバスチャン・ベッテルが担当し、
GT5のニュルでF1より30秒も速いタイムを出してます。
仮想現実が現実に変わるまでの時間は長いと思いますが、
胸をワクワクさせてくれる世界は、現実もゲームも同じですね。
子供の頃、ワクワクしたスーパーカー達が、進化して今尚現存する事実。
そう遠く無いのかもしれませんが、僕が生きてるうちには現実化しないかな?
Sebastian Vettel driving GT5 RedbullX1 prototype at Nürburgring GP Course はコチラ
Posted at 2016/08/29 11:39:17 | |
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