
悩みに悩んだ末、このブログをアップします。
先日、後輩が…自殺しました。
43歳。
まだまだこれからなのに…
確かに彼は、存在感が薄く、中学くらいから虐められっ子でした。
気が弱くて真面目。当然僕との接点など有りません…
僕は高校卒業以来、27年間、一度も会ってません。
ここからは全くの自己見解ですので、お気を悪くされた方はスイマセン。
自らの命を絶つ行為には、余り触れたく無いのが本音です。
どんな状況でかは分かりませんが、許される行為で無い事だけは確かです。
「何人たりとも、人の命を殺めるべからず。」
この教え(当前ですが)は自らの命も同じです。今のこの病んだ世の中…日本に於ける自殺者の数は止まる所をしりません。
政治の汚職を隠蔽する為、死んで口を塞ぐ…借金でどうにもならないから…恋人を事故で亡くしたから…病気が治らないから…介護に疲れたから…
様々な、色んな状況に追詰められ、最終手段として選ぶには、余りにも浅はか…
しかし、頑として一方的に責めるのでは無く、どうして救えなかったのかも、考えなければなりません。あの時、手を差し伸べて居たら…もっと話を聞いてあげれば…
「後悔後先を立たず。」失くして初めて人間はその大切さに気付きます。
生きて対峙して欲しい。その苦しみも、命の大切さも、生きているからこそ味わえる人間という生き物の存在価値。
逃げないで向き合って欲しい。例えどん底に落ちても、自力で這い上がる力を身に付けて強くなって生き抜く為に。
そして悲しませないで欲しい。残された家族、親族、恋人…
理性有る、考える動物で有る人間は、その尊厳在る生命を守る事が使命です。
生きてこそ誇り在る存在です。
僕は自殺する者を理解する事は出来ません。
例え、事態や状況を理解出来たとしても、許せません。
世に生きたくても生きれない命が有り、死にたくも無いのに事故などで、失われる命も有ります。
顔向け出来ますか?
彼は楽になったのでしょうか?現世と同じように、違う世界で同じように悩んでるんでしょうか?・・・
自分のした事が過ちだったと気付いても、もうそこに自身の存在は有りません。
決して楽にはなりません。現実逃避…逃げただけだと思います。生きて…生きながら、現実と向かい合う勇気を、その辛さや苦しみを乗り越える気持ちを、生きて養って欲しい…逃げないで立ち向かって欲しいと願います。
お願いですから、自分と向き合う勇気を持って下さい。
そして、異変に気付いた廻りの方々は、手を差し伸べて下さい。
失くしてからでは遅いのです。生きる事を放棄しないよう支えて下さい。
いつか忘れてしまいます。この件はいつか、忘却の彼方へと消えるでしょう。
人間は忘れて行くものです。何時までもくよくよして居られません。
起こった事を教訓として、成長したいものです。
命にif(もしも)は有りません。
大切な命を1つでも絶やさないで下さい。
後輩の冥福を心から祈ります。

Posted at 2009/04/26 07:00:02 | |
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