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マンセルRED5のブログ一覧

2016年11月07日 イイね!

表舞台には出ませんでしたが他に6輪F1有ったな。

表舞台には出ませんでしたが他に6輪F1有ったな。余りにも印象的だったティレルP34。

他チームでも、ここぞとばかり開発が進み、

リアタイヤを、

フロントタイヤと同サイズの物に変更し、

装着することで駆動輪の接地面積の増大と、

空気抵抗の減少を狙った方式を採った6輪車が、

複数テストされたんです。

駆動輪は1軸、タイヤを並列配置にしたフェラーリ(312T2を改造)、

駆動輪を2軸にしたマーチ (2-4-0) 、

ウィリアムズ (FW07D, FW08B) が開発を行ってたんですが、

いずれも実戦には登場しませんでした。

ウィリアムズは実戦使用を目指してテストを行っていたんですが、

1982年のジル・ビルニューブの死亡事故による、

コーリンチャップマン開発の※地面効果(グラウンド・エフェクト・カー)の禁止や、

レギュレーションの変更も有り、1983年の車両規定改正で、

「車輪は4輪まで」と明文化され、6輪車は禁止されました。

リア6輪車は本番で日の目を見る事無く、テストするマーチの画像が残ってる位で、

過去の遺物として34年も昔に葬られました。


しかしティレル6輪車は、他に例を見ない設計であることや関連商品も多く発売されたため、

F1マシンとしての6輪車時代に存在した知名度は高く、

僕も忘れられないF1の1台と思います。

ニュルブルックリンクの旧コースを駆けるオンボードも忘れ難いし、

小学生ながら当時プラモデルも作ってました!

確かプラモデルの箱にも「タイレルフォード」と書かれてたと記憶してます。


※地面効果(グラウンド・エフェクト・カー)

チャップマンは航空力学をF1カーのデザインに導入し、

車体の前後に翼(ウイング)を取り付けることで、ダウンフォースの概念を広く普及させました。

最初は「きれいな空気」(車自体によって乱されていないという意味で)を受けられるよう、

車体の3ftほど上にウイングを取り付けました。

しかし細い支柱はしばしば壊れてしまい、国際自動車連盟(FIA)は、

ウイングを車体に直接取り付けるよう義務付けさせました。

チャップマンはラジエータを車の先頭からどかせることで、

車体前面を小さくし空気抵抗を減少させる方法を初めて採用しました。

これらの概念もやはり現代の高性能レーシングカーでは基本仕様と言えます。

そして地面効果(グラウンド・エフェクト・カー)をロータス・78でF1に導入。

最初は低圧部分を隔離するための動く「スカート」を取り付けていました。

チャップマンが次に開発したのは、ウイングを廃して高速時の空気抵抗を減少させ、

全てのダウンフォースを地面効果のみから獲得するマシンでした。

しかし、スカートはコーナリング時に破損することがあり、

その場合にダウンフォースが失われて車体が不安定になる
ことから、

可動式スカートは最終的に禁止されました。

これはジル・ビルニューブの死がきっかけで、危険とみなされた結果です。

技術進歩の裏には、こういった犠牲から得るものも有ります。

かねてからグランドエフェクトは危険と言われてた最中での事故でした。


FIAはフラットボトム(ベンチュリ形状を排除するための平坦な車体下面)を義務付けたり、

車体下面の最低地上高を大きく取るなど、

地面効果を減少させる手段を講じました。

(もちろん、デザイナーたちは、

風洞実験を通じて失われたダウンフォースを回復すべく努力しました)。

リアの6輪車、結局1度も日の目を見る事無く、歴史の彼方に葬られてしまってと書きましたが、

テスト結果として、成果が得られなかったのかもしれません。

空気抵抗を受ける前輪の小径化は何となく理解出来るんですが、

リアを小さくする事は単純にグリップダウンが大きいのでは?と思われます。

踏ん張りが効く大径のタイヤの方が、マシンを支えてる気がしますね。


Posted at 2016/11/08 23:13:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | NIGEL MANSELL&F1GrandPrix | 日記
2016年11月06日 イイね!

ちょっと懐かしい「タイレル」時代のティレル。

ちょっと懐かしい「タイレル」時代のティレル。F1史上初の6輪車、

「ティレルP34プロトタイプ」

僕らが「タイレルフォード」と呼んでた時代。

1974年、デザイナーのデレック・ガードナーは、

空気抵抗の減少を狙い、フロントに小径タイヤを履き、

それをスポーツカーノーズの陰に収めるレイアウトを考案。

タイヤ接地面積の減少は、フロントタイヤを4輪とすることで補ったのが始まり。

このアイデアには当初ケン・ティレルも当惑しまくりましたが、

シャーシ名を「〇〇×」ではなく別プロジェクト「P34」として開発を許したんです。

ロンドン・ヒースロー空港ホテルでの発表時、

マシンを隠すシートはリアから剥がされ、

エンジンが見慣れたフォードDFVで有る事が解ると、

会場はため息につつまれたが、フロントの4輪が見えると、

一転して静まりかえり、そのあまりに奇抜なスタイルに、

ジョークと勘違いした一人の記者が笑ったのをきっかけに、

会場は止むことの無いどよめきに変わったらしい。

P34のマシン開発ドライバーは、主にパトリック・デパイユ。

結局、後輪が通常の径のため、当初期待された前影投影面積の低減は得られなかったが、

むしろドライバーにとっては6輪の為にブレーキ性能が上がり、

コーナーの奥深くでブレーキングできる副次的要素のほうが好評だったらしいです。

1976年、P34のデビューは第4戦のスペインGP。

プロトタイプP34を実戦投入のため燃料タンクの拡大を含めた、

モノコックの刷新とカウリングの変更、

新レギュレーションに対応したインダクションポッドの小型化、

フロントタイヤの様子を見るためのサイドミラー下の小窓や、

シフトノブの当たりを逃がすカウルのふくらみの追加等を行い、

P34/2として1台のみデパイユのドライブで登場しました。

翌第5戦ベルギーGPから、ジョディ・シェクターもドライブし、

第6戦モナコでは2・3位、続くスウェーデンGPにおいてデビュー4戦目にして、

なんとワンツーフィニッシュで初優勝!!!

このシーズンにチームはコンストラクターズ3位を獲得したんですよねぇ~!

最終戦の富士では、雨の中デパイユが一時トップを走行し最終2位でフィニッシュしました。

ところが、、、

1977年、チームはシーズンオフにエンジンまで覆うフルカウルを開発。

テスト並びにシーズン序盤の予選時に好成績を収めたんですが、

あくまで前年のモノコックの流用で有ること、

新カウルの重量過多などで次第に低迷。

グッドイヤーが新たに参入してきたミシュランとの競争に力を入れるために、

特注の小径タイヤの開発に難色を示し、開発規模を縮小。

フロントタイヤが小径のためコンパウンドを通常より硬くしなければならないが、

硬すぎると温まりにくくなるというようにP34のフロントタイヤの開発には、

タイヤメーカーとの連携が不可欠であった。

よって開発の進むリアタイヤと開発されないフロントタイヤとのグリップバランスに苦しみ、

第5戦スペインGPには前年型のカウリングを装着したP34が持ち込まれたが、

状況は改善されず、デザイナーのガードナーの離脱が発表されるなど、

体制の不安定も手伝い、チームのモチベーションも著しく低下。

第9戦フランスGPから、前輪のグリップを改善させるために前輪をワイドトレッド化、

更にデパイユ車はオイルクーラーをリヤからフロントノーズ先端に移動し、

フロント加重の増加によるハンドリングの改善を狙ったマシンを投入。

(ピーターソン車は第12戦オーストリアGPより)。

フロントタイヤをノーズの外側に広げたことで、

開発当初の空気抵抗の減少という利点を減少させ、

オイルクーラーの移動や度重なる改造による車両重量の増加が、

マシンの俊敏性を奪ってしまったのが完全なデメリットとなったようです。

シーズン後半は成績も多少好転しましたが、1977年終了とともにP34は消えて行きました。

今でも印象に残るマシンだったけど、子供心に目を奪われましたね!


この時代にオンボード!なタイレルはコチラ
Posted at 2016/11/08 22:37:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | NIGEL MANSELL&F1GrandPrix | 日記
2016年11月05日 イイね!

世界はそんなに甘くない!

世界はそんなに甘くない!トヨタ ヤリス。。?

聞き慣れないと思われますが、

ヴィッツの欧州名です。

元々、

スターレットの後継モデルとして考案され、

大衆車としてはなかなか売れましたね。

モータースポーツへの参戦も有ります。


新型ホンダ「シビックTYPE R」は、

日本の自動車メーカーがヨーロッパに引けをとらないホットハッチを製造できると、

世界中に示しめ、欧州のツーリングカー選手権を賑わせてるのはご存知の通り。

そんな中、トヨタも世界ラリー選手権(WRC)復帰参戦を契機に、

「ヤリス」(日本名:ヴィッツ)でホットハッチの世界に挑戦するようです。

トヨタは今年1月、ヤリスをベースとしたラリーカーで、

2017年までにWRCに参戦する意向を発表しているんですが、

そのホモロゲーション(型式認定)取得のために、

参戦前にストリート・バージョンが発売される可能性が高いと言う噂。

実績と言いますか、現車販売無くして参戦は出来ませんからね。

競技用車両には、ドイツに本拠を置くトヨタのモータースポーツ部門の、

TMG(toyota Motorsport GmbH)が手掛ける、

FIA(国際自動車連盟)のレギュレーションに準拠する1.6リッター、

4気筒ターボが搭載されるはずなんですが、

別の情報紙では公道仕様モデルにはレクサス「NX 200t」が搭載する、

2.0リッター4気筒ターボが採用される見込みでは?との見解も。。

駆動方式は複雑な4輪駆動化は行わず前輪駆動(FF)のままで、

6速MTとLSDを装備し、ボディはワイドに拡げられたフェンダーやリアウイングなど、

ラリーカーとのつながりを感じさせる変更が施されるそうです。

生産台数はシトロエン「DS3レーシング」やフォルクスワーゲン「ポロWRCストリート」 と同様に、

ホモロゲーション取得に必要な2,500台の限定になる可能性が高いようですね。

価格も両車に近い3万4,000ユーロ(約450万円)位に設定されるのでは?

なんにせよ世界はそんなに甘くない、ましてWRC・・・

ポロ撤退の裏で新参者として現れる猛者なら嬉しいんですが、

そう考えると2000ターボじゃないと!と、考えられますね。

今でも欧州ではセリカGT-FOURがラリーに出てるシーンをみかけますが、

ヤリスでどこまでやれるのか?

クラスダウンの1600では問題外ですもんね。。


先月トミーマキネンがテストしたヤリスの模様がアップされましたのでどうぞ。

トミーマキネンのテスト模様はコチラ
Posted at 2016/11/08 18:47:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 他車 | 日記
2016年11月04日 イイね!

アメリカンって素晴らしいね!

アメリカンって素晴らしいね!フォード車のチューナーとして有名なラウシュ。

今年のSEMAショーに、

スーパーチャージャーを装着した2017年モデルの、

カスタムカー2台を出展した。

同名の戦闘機「P-51」から着想を得たという、

「マスタング GT」と、ラウシュの「Nitemare」シリーズ最新作となるピックアップ・トラック「F150」だ。(Nitemareのスペルは同社の通り)。

ここではマスタングにのみ触れます。

「P-51 マスタング」は、2007年のSEMAショーにも、

先代マスタングをベースにしたモデルが出展されているが、

今回登場した2017年モデルの方がずっと速い。

フォード・レーシング製の5.0リッター「アルミネーター」V8エンジンに、

イートン製スーパーチャージャーを組み合わせたことで、

727HPという素晴らしい馬力を発揮するとか。

そのサウンドを奏でるのがラウシュのアクティブ・エキゾースト・システムで、

3種類の標準設定に加えオーナーが設定をカスタマイズすることも出来るらしい。

強力なエンジン載せたボディは、最新のラウシュ製パーツ各種で改造され、

P-51という名前に相応しく、戦闘機にインスパイアされた、

シルバーとマットなグリーンのカラーリングでペイントされてます。

車内は特別なレザーに張り替え、

「P-51」のバッジを装着。

このクルマは近く発売されるモデルのプロトタイプを兼ねているので、

ファンはもうすぐMTかATを選んで購入することが出来るとか。

アメリカンな車って魅力的で、やる事えげつないですね。

でも、格好良い事に間違いは無いです!
Posted at 2016/11/07 12:51:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 他車 | 日記
2016年11月03日 イイね!

流石本場はやる事早いね!

流石本場はやる事早いね!米国ラスベガスで開幕したSEMAショー2016、

『RC F』のカスタマイズカーが初公開されました。

SEMAショーは毎年秋、

米国ラスベガスで開催される、

チューニングカー&カスタマイズカーの一大イベント。

SEMAショー2016で初公開されたRC Fのカスタマイズカーは、

Clark Ishiharaがカスタマイズを手がけたらしい。

レクサス『RC』の頂点に立つ高性能グレードのRC Fを、

さらにパフォーマンスを高めてカスタマイズ!

外観はワイドボディが特徴で前後フェンダーを拡幅し、

ワイドタイヤを装着。

レクサスによると、トラクション性能やスタビリティを引き上げる効果があるとか。

この他、カーボンファイバー製のフロントリップスポイラー、

サイドステップ、ディフューザー、フロントフェンダーアクセントを採用。

5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、

コールドエアインテークやチタン製エグゾーストによるライトチューンを施工。

やはり本場アメリカ、大胆かつお披露目が早いですね!

Posted at 2016/11/07 12:42:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 他車 | 日記

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