2023年10月17日
アルテッツァとレクサスISの違い(備忘録)
アルテッツァは海外ではレクサスのエントリースポーティセダン「IS」の初代モデルとして販売されていました。
インターネットを見てみると、レクサスISと同仕様のLエディションを追加…とありますが、Lエディションオーナーの端くれからするとレクサスISとは様々な違いがあります。
個人的な備忘録として、レクサスISとアルテッツァ Lエディションの違いを羅列してみたいと思います。
外装について
外装ははっきり言って差がないです。もちろん北米仕様のIS300はサイドマーカーがフェンダーからバンパーに移設されていたり、バンパーがでかかったりします。当然グリルもLマークのものに変わりますが、それ以外は変わりません。が、特に欧州向けの個体を中心に国内Zエディション同等、あるいはそれ以下の仕様もまれに見受けられます。(ファブリックシート、ボディ同色ではなく通常の黒色のルーフモール、MTでも15インチタイヤなど)
また、前期Lエディションに標準装備のハイグロス塗装のホイールもISではオプションになります。また、マフラーカッターなど国内仕様には無いオプションも多数用意されています。
内装について
内装はパッと見同じに見えるのですが違いがいっぱいです。
・シフトブーツ、サイドブレーキブーツの素材
国内仕様:合皮
海外仕様:本革
・パワーウィンドウスイッチベースの素材/仕上げ
国内仕様:ガンメタ、シルバー、木目調(いずれもプラ製)
海外仕様:ガンメタ(プラ製)、本木目
・イモビライザーの有無
・シートヒーターの有無(国内仕様にも欲しいぞ!)
・トランクヒンジカバーの有無
・220km/hまで表示できるメーター
その他小ネタやネットの情報の訂正
レクサスISにもMTはあります。そもそもAS200にMTが追加されたのも「海外で好評である」という話が日本国内で出回り注目度が上がったためです。さらに言えば、IS200のみならずIS300にもMTの設定があります。ただし、IS200は6速、300は5速です。アイシンの6速ミッションでは3リッターエンジンのトルクには耐えられないと判断されたようです。また、AS200との違いとしてファイナルギア比が4.3から3.9になっており、高速巡航に振ったギア比とされています。
北米向けにはプログレ前期と同品番の渦巻きホーンが採用されていますが、欧州向けは国内仕様と同じホーンです。
レクサスISにも主にイギリスやオーストラリア向けとして右ハンドル仕様が存在します。左ハンドルしかないというのは大きな間違いです。
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2023/10/17 13:26:00
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