助手席パワーウインドーの修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
かなり前から助手席のパワーウインドーの反応が悪く、スイッチを操作しても上がらない、下がらない事がままあり、騙し騙し使っていましたが、いよいよ動かない局面まで来てしまった。。。
車検の際、その旨伝え保証で助手席側のスイッチを交換してもらったのだが、実の所、何も変わっていなかった。その後、再度ディーラーに持って行ったら、モーターの故障と判断され、3万の見積りもらいました。
実はパワーウインドーって故障すると結構困るのですよね。(雨の日とか)
モーターの故障というのも少し懐疑的でしたので、自前で中古部品を手配して直してみる事にしました。
取り敢えず、ドアの内張りを剥がして行きます。
2
ディーラーでは、信号はモーターまで来ていると言っていたのですが、私的感覚では、信号が行っていない感覚が未だにあります。
何はともあれ、確かめるのが一番
ドアハンドル部のカバー外します。
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赤〇のボルト2本緩めます。
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スイッチのカプラーを外し、分離されたカバー類です。
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内張りを剥がして行きます。
赤〇の辺りにクリップで止まっていますので、内装剥がし等でこじって外して行きます。然程力は要りませんでした。
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続いてドアハンドルを内張り側から外します。
ビス3本で止まっているので、+ドライバーで緩めます。
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内張りが外れましたら、ビニールを剥がしてドアモーターを外しに掛かります。
赤〇部分で固定されているので、裏側から手で押さえてボルトを緩めます。
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モーターが外れたので、ユニットを傾けてウインドーを固定しているボルトを二か所緩め、ウインドーとモーターユニットを分離します。
この時、ウィンドーは下げていた方が作業がし易いです。
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全体の感じです。
ここからユニットを取り出します。
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外したウインドーはドア内の溝に立て掛けて、養生テープで仮止め
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外れたモーターユニット
赤枠はボルト固定部
黄色枠は電源カプラー位置
モーターが駆動すると、青枠部が上下にワイヤーで引っ張られ動く仕組みです。
上下の動きは、電極の反転ですね。
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中古手配したモーターユニットに交換しましたが、電源スイッチを入れてもウインドーは上がりませんでした。。。
という事で、モーターに直で12V電流を流し、駆動テストをした所、見事に動きました!電極を逆転しても動いたので、モーターではなくスイッチの不良と改めて判明しました。(故障と思われた旧ユニットも稼働しました )
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奇しくもデイーラーメカの判断は間違っており、遠回りする事になりましたが、原因はほぼ特定できたので、これで完治するでしょう。。。。
という事で、運転席側のスイッチを注文しました。後で分かった事ですが、運転席側が故障すると助手席側スイッチも機能不全になるという事です。
助手席側のスイッチカプラーを外したままにすると、運転席側のスイッチは反応しませんでした。
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運転席側のスイッチカバーを外します。
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カバー外して、スイッチ部を取り出しました。ツメで嵌ってるだけなので簡単です。
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カプラーを外しました。
カプラー外しあると楽ですね。
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スイッチの比較
内部の不良なので、見た目は変わりません。
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カバーに新しいスイッチを取り付け、カプラーを嵌める。
カバーをドアに嵌め込んで作業は終わり。
見事!
パワーウインドーの不良は完治しました!
終わってみれば大した故障ではなかったですが、助手席と運転席スイッチが独立していなく、連動していた事が盲点となり、真の原因に辿り着くのに時間が掛かってしまいました。
今後スイッチの不具合があれば、それぞれのドア側と運転席側両方をチェックしましょう。それでダメならばモーターです。
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