中華製 CANable その後

自作アイドリングストップキャンセラーは、CANable の F/W を元に開発しました。
https://github.com/kz1000a1/EngineAutoStopEliminator

CANable F/W が対象とする H/W は cantact またはオリジナルの CANable です。
https://github.com/normaldotcom/canable-fw

Aliexpress で CANable を検索すると何種類もヒットしますが、オリジナルの CANable と LED の接続が異なっているものは CANable F/W で動作させた場合に TX、RX LED は点灯しません。

CANable で使える新しい F/W である candleLight F/W は、より多くの H/W を対象としています。
https://github.com/candle-usb/candleLight_fw/blob/master/README.md

candleLight F/W では config.h に H/W で異なる仕様を定義し、対応する H/W の数だけのバイナリをビルドすることで対応していました。
https://github.com/candle-usb/candleLight_fw/blob/master/include/config.h

手持ちの中華製 CANable は candleLight H/W 向けの candleLight F/W で動作させることで TX 、RX LED の点灯が確認できました。
中華製 CANable というより candleLight でしたね。
回路図のない H/W の場合は、配線を追って仕様を特定するよりも F/W を総当りしていって動作で判断するのが現実的かと思います。