ほかにもいいポイントがあればぜひ教えてください。前提にしている装備はAPS-C(D300s)に70-200+1.7テレコンです。また、例はトリミングしているものも多いですのでそのつもりで見てください。また作例には示してありませんが流し撮りでシャッタースピードを下げるためにND8フィルタで減光しているものも多いです。明るさや色、コントラストなどはRAW現像のときに弄くり倒してますから写真の見た目と撮影データはそういう意味では参考にならないかもしれません。<(_ _)>
撮影はすべてマニュアルモードです。まず流すか止めるかによってシャッタースピードを決め、次に内蔵露出計の表示(スポット測光モード)と試し撮りで絞りを決めます。RAWで撮っているのであとから調整の幅が大きいですからあまり絞りの設定には悩まず破綻しない(白飛びに気をつけるほうがメイン)ところで適当に、という感じです。基本はアンダー目になるように設定です。自分の中では流し撮りは1/250以下、止める場合はコーナーの速度にもよりますが1/800くらいが基準です。ISOは200が基準です。シャッタースピード優先は写真ごとに明るさが変わってしまう可能性があるので使っていません。
1)パイパーコーナを正面から (地図の⑤)
ダンロップブリッジを渡ったAパドックエリアからの撮影です。金網のカメラホール越しの撮影ですが、緊急車両の通り道脇の立ち入り禁止区域のぎりぎりから狙うので、車両通行最優先に気を遣う必要があります。(ガードマンの方が常駐していますので指示に従ってください)撮るなら最前列を確保する必要がありますが、定員3名程度。後ろからなら脚立で撮影可能ですが、車両通行が頻繁なのでガードマンから注意を受けるかもしれません。
地図の⑤の位置です。

焦点距離:340mm(35mm換算510mm)
SS:1/1000, f:10
2)リボルバー、パイパーコーナーを上から (地図の④、⑤)
Cパドックのスタンドエリアからの撮影です。比較的速度が低いので流し撮りの練習には最適ではないでしょうか。上からの撮影なので構図が単純になりがちですが撮影ポイントがたくさんあるのでポイントを変えることで多彩なバリエーションで撮れます。
この作例にはありませんがCパドックエリアからはパイパーを抜けてレッドマンコーナーまでの直線を上から撮ることもできます。個人的にはストレートを上から撮っても面白くないと思っていますが、開拓の余地はあるかもしれません。いいポイントがあればぜひ教えてください。
地図の④から⑤の間の一帯がスタンドです。私はいつもは動き回りやすいように(座っているひとに迷惑をかけないため)スタンドの最上段から撮ることが多いですが、下から撮ったほうがより迫力が出るかもしれません。

リボルバーコーナー
焦点距離:120mm(35mm換算180mm)
SS:1/80, f:8
リボルバーとパイパーの中間を横から
焦点距離:120mm(35mm換算180mm)
SS:1/100, f:7.1
パイパーコーナーへのアプローチを斜め後ろから
焦点距離:135mm(35mm換算202mm)
SS:1/200, f:7.1
3)ヘアピン立ち上がりを正面から (地図の④)
ここは雑誌やWebでもよく出てくる定番ポイントのひとつ。Cパドックエリアのヘアピン正面の金網越しの撮影となります。地図の④からヘアピン方向に少し歩いたところの
結構傾斜のある左肩下りの狭い土手からの撮影です。カメラホールが無いので最前列でレンズを金網にくっつけて撮るのが基本だと思いますが、人気ポイントなので場所取りは大変かもしれません。後列からでも設定をそれなりにすれば金網を消せますが、金網による巨大な前ボケwで少しぼやっとした絵になります。作例はこの後列からのパターンです。脚立を使うと安全上の理由からガードマンに注意されます。
撮り方としては坂を上り切る直前でリアタイヤが少し隠れているくらいが絵になると思います。NSXとR8の比較で見てください。(このあたりは好みかもしれませんが)
焦点距離:340mm(35mm換算510mm)
SS:1/640, f:6.3
焦点距離:340mm(35mm換算510mm)
SS:1/640, f:6.3
4)ヘアピン (地図の⑦)
カメラホール越しの撮影です。グラベルエリアを挟んでいるので距離が結構あり、ヘアピンへのアプローチを撮るには私の装備では厳しいです(作例3枚目。これは2013シーズンの岡山テストのものです)。もっと長いレンズが必要ですね。ヘアピン立ち上がりを後ろから狙うことは十分に可能ですが、どういう構図がいいのかまだまだ思案中。。。陽炎が立つと格好いいのではなどと思っています。撮影場所は地図では⑦の数字のあたりです。
ヘアピンを流し撮りするにはカメラホールが小さくてかなりやりにくいです。以前はもっと大きなカメラホールじゃなかったでしたっけ??岡国もだんだんアマチュアカメラマンに厳しくなってきているような気がします。

焦点距離:340mm(35mm換算510mm)
SS:1/640, f:5.6
焦点距離:340mm(35mm換算510mm)
SS:1/640, f:5.6

焦点距離:270mm(35mm換算405mm)
SS:1/640, f:8
5)ホッブスコーナー (地図の⑦)
ここはとても好きなポイントです。コース間近の低い位置の正面から撮れるので他のサーキットではプレスエリアからしか撮れないような迫力満点の絵が撮れます。カメラホール越しの撮影になるのでポイントの確保は重要です。 地図の⑦のホッブスコーナーの出口正面金網にカメラホールが空いています。

焦点距離:195mm(35mm換算292mm)
SS:1/250, f:5.6

焦点距離:185mm(35mm換算277mm)
SS:1/1000, f:7.1
6)マイクナイトコーナー (地図の⑧)
高速コーナーで迫力満点です。コースサイドからこのコーナーへのアプローチを見ていると鳥肌が立ちます。ここもカメラホール越しの撮影になるので場所取りがポイントです。撮影場所は地図の⑧のあたりです。この作例は先シーズンのものです。
焦点距離:340mm(35mm換算510mm)
SS:1/160, f:14
7)最終コーナー (地図の⑨)
撮り方のバリエーションがたくさんある場所です。
・パターン1:グランドスタンドの一番最終コーナー寄りもしくはその近くの外周路から狙うパターン。コーナーを抜けてメインストレートに入った直後を狙うことになります。
・パターン2:最終コーナー出口付近のオフィシャルポストそばのカメラホールから狙うパターン。コーナーのクリッピングから出口までを狙うことになります。カメラホールが小さくてアングルを決めるのに苦労します。場所は地図の黄色の⑨のそばに小さく青字で書いてある③のそばです(外周路を歩いていけば分かります)。

パターン1 グラスタからの撮影です。
焦点距離:340mm(35mm換算510mm)
SS:1/160, f:9
パターン2の撮影です
焦点距離:340mm(35mm換算510mm)
SS:1/250, f:11
8)1コーナー (地図の⑪)
こういうものができていますから今シーズンはアマチュアカメラマンがちゃんと撮れるのか心配な場所です。どのサーキットでも1コーナーはアマチュアから撮れるエリアはとても遠くて現実的ではなかったなか、岡国だけは一応撮れる可能性があったのですが、これにより事実上撮れなくなるのではと。。。
実は今年イン側からの撮影ポイントを偶然見つけました。たまたま撮っているひとが居たので自分もカメラを向けてみると、結構イケるかんじでした。具体的にはダンロップブリッジのAパドック側すぐのところでここから1コーナーにカメラを向けて撮ります。池を挟んでおりなんとなく鈴鹿の1,2コーナーの激感エリアを思い出させる感じでした。バックストレートを狙う写真と似た感じになりますが、こちらのほうがスピードが低く撮りやすいです。(背景の感じはバックストレートのほうがシンプルなのでいいかも)

焦点距離:340mm(35mm換算510mm)
SS:1/125, f:6.3
9)ウィリアムズコーナー (地図の⑫)
スタンド上段からかなり見下ろす感じで撮影することになります。コーナー出口付近で撮るとどのクルマが来るのかわからず、シャッターチャンスを逃してしまうかもしれません。(反射神経を養ういいトレーニングになるかもw)雰囲気を出すために広角で周りの風景を入れながら撮ってみるのもいいかもしれません。
焦点距離:125mm(35mm換算187mm)
SS:1/100, f:18
10)バックストレート (地図の③)
地図⑫あたりの1,2コーナースタンド最上段から狙います。距離があるので長めのレンズがいいですがスピードが早くフレームにうまく収めるのに苦労します。私の腕ではトリミングしないとまともな絵になりません。。。。w

焦点距離:270mm(35mm換算405mm)
SS:1/200, f:14
11)ホームストレート
撮影場所はAパドック側のダンロップブリッジそば。コントロールタワーというかレストランというかそのあたりで撮影します。1コーナすぐ手前なのでかなりスピードが出ておりうまくフレームに収めるのに苦労します。個人的にはスタンドを入れて真横から撮るのが好みです。
焦点距離:135mm(35mm換算202mm)
SS:1/250, f:6.3
Posted at 2014/03/16 10:26:34 | |
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