ご招待いただいた、
ミシュランレポーター企画 その2ではWECのパドックの様子をレポートします。自分にとってはレース=SuperGTで、公式テストなども含め年間相当数見に行くので、パドックってどんな様子か良く知っているつもりでした、が、、、、自分の知っているのはあくまでも『SuperGTのパドック』だということが今回よくわかりました。
今回、このレポートが出来るのもミシュラン様よりパドックパスを支給して頂いたお陰です。どうもありがとうございました。<m(__)m>
■一言で言うと。。。
SuperGTのパドックは華やか、WECは男の仕事場!そういう感じですね。SuperGT=お客さんのため、WEC=チーム&ドライバーのため とも言えるかもしれません。あ、決してWECがお客を軽視していると言う意味ではありません、念のため。
SuperGTではあまり見ることの無い風景をいくつか。
これはFRPを修復していると思われる様子です。溶剤のようなものを秤で計っていました。こんな風景はSuperGTでは見たこと無いですね。いやー、そこまでやるんだという感じでした。
また、至る所にパーツがごろごろしています。外装関係のパーツが多いですが、なかにはこんなものも。耐久レースだからスペアパーツの種類も数も多くなるんでしょうか。ちなみにこれはピットガレージの中ではなく、パドックに建てられたテントの中です。たしか、LMP1クラス22号車のJRMだったと思います。
タイヤを洗っているのはよく見ましたね。これはWTCCでも同じような感じだったと思います。タイヤを綺麗に洗うことで、たとえばホイールにクラックが入っているなどのトラブルを早期に発見できる効果もあるようです。これはレースの基本だということでした。ローラーが付いていて、タイヤをぐるぐる回すことが出来る台に乗せて洗います。右の写真は洗ったあとに干している様子です。
SuperGTのパドックのイメージといえば、こんな感じですねぇ。改めて見てみるとえらい違いが。。。w 個人的にはこの方向性は嫌いではない、いや、むしろ積極的に好きなのですが、WECみたいなのが本来のレースでしょうかw SuperGTは日本独自カテゴリーということで、この風景も日本独自、秋葉的とも言えるのではと。。。。。
■タイヤにまつわる風景
今回はミシュラン様のご招待とあって、やはりタイヤに興味が尽きませんでした。
これは、タイヤ表面を削っている様子。ヒートガンで暖めながら、表面を削っていました。写真はありませんが、削ったあとは硬度計で表面の硬さをチェックしていました。削っているのはいわゆるタイヤカスだそうです。結構な厚みで着くんですね。
SuperGTでも予選で使用したタイヤを決勝で使ったりしますから同じような作業はしているはずですが、見かけたことはありませんね。きっと見えない所で作業しているんでしょう。これは、夢の世界の裏側は見せないというディズニーランドの精神にも通じる、SuperGT独自のおもてなし精神なのでしょうか??w その精神のおかげで夢の世界(おねいさん)をパドックで見られるならそれはそれでたいへん良いことかと。。w
次はタイヤウォーマー。これもSuperGTでは使用できませんからあまり馴染みの無い風景でした。タイヤウォーマーと言えば、左の写真のように巻きつけるタイプかと思っていたら、今は右のような温風で暖めるタイプがメインのようです。灯油ヒーターのようなものなんでしょう。ここに、タイヤを入れておき、ピットイン直前に運び出します。写真では一本だけ運んでいますが、台に乗せたまま4本いっぺんに運ぶ場合が多いようです。(このチームはクルーの数が豊富だった??w)
パドックの様子もなかなか興味深いものばかりでした。
次はピットガレージ訪問の様子をお届けする、、、、つもり、、、です。(笑)
Posted at 2012/10/20 17:36:40 | |
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