大注目のNSX CONCEPT GTを投入するHONDA!まだあまり話題になっていないですが、ハイブリッドを搭載しているんですね。もともとFR用に開発されたモノコックでMRの車両を仕立ててシーズンに間に合わせてくるなど、その開発力には驚かされます。他人とは違うアプローチを取ることを信条とするHONDAらしいやりかたです。何においても効率だけが重視されることが多い昨今、
HONDAのこういうところに惹かれるひとは多いのだと思います。
先日発表されたレギュレーションではNSXのハイブリッドは70kgの重量と引き換えに7500rpm以上での30馬力弱のパワーを得られることになっていますが、数字だけ見るとかなり割に合わないような気がしています。このあたりの性能調整がどうなるかで2014シーズンの500クラスの行方が左右されるのではないでしょうか。シーズン前のテストを見る限り、さすがに開発すべき項目が多いHONDAはちょっと出遅れている感はあります。レーシングハイブリッド自体はCR-Zでも経験を積んでいるので信頼性はそれなりなのかと予想します。
賛否両論あるでしょうが、一般的には市販車ではハイブリッド技術は日本のほうが進んでいるイメージです。WECでもLMP1がハイブリッド全盛となっている昨今、お膝元である日本発のGTがハイブリッドをもっと積極的に取り入れなくてどうする!という気がしています。レースはプロモーションという意味合いが大きいですから、一般のひとに認知してもらうことはとても大切だと思っています。
ハイブリッドをBOP論争だけに終始させるのではなく、各メーカーが積極的に取り入れたくなるような運営を望みます。
Posted at 2014/03/30 10:11:07 | |
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