
先月、計画していた旅が頓挫してしまった。母のお世話になっているデイサービスで忌々しいコロちゃんが発生、母はショートステイ初日であったが、その兼ね合いで宿泊することが出来ず、仕事終わりに迎えに行くことに。
予定では仕事が終わって帯広を目指す筈であったが、頓挫、頓挫、頓挫。
おまけに母も見事に発症してしまい、感染対策をしながらの日々の介護が待っていた。
寝る時もマスクを付け、消毒も徹底したお陰でなんとか我々は罹患を免れた。
そして、母も回復し日常が戻り、お盆休みへ突入。
お馴染み、音更のトイレでパシャリ。
早朝のなんとも言えない雰囲気が良き。
去年もここで撮った記憶が甦る。
あの時は一人だったが、今回は嫁さんも一緒だ。
6:00から日帰り入浴を受け付けている【ホテル光南】さんへ。
口コミで日帰り入浴と朝食バイキングのセットで1,050円というのを見ていたのだが、実際は入浴料490円に朝食バイキング900円を合わせた金額であった。
私は何かの幻を見ていたのだろう。
人生とは、儚いものである。
とは言え、お安く有難い。
私の盛り付けのセンスの無さを再確認出来る素晴らしい一枚である。
メロン、美味しゅうございました。
モール泉もこちらはかなり極上、トロットロであった。
些か脱衣場が狭かったのと、ドライヤーが50円必要なのに加え、嫁さん曰く「あんな風の出ないドライヤー初めてだったわ!」とのことなので、女性陣は注意されたし。
私は扇風機があるので問題はない。
そしていきなりこちら、浜中町にあるのは
さんである。
こちらの【ヨンゼロソフト】は正に秀逸だ。
ハーゲッダッツに使用されるタカナシ牛乳を使用している。
いと、うまし。
牛乳もさぞかし…と思ったが、普通であった。
目的地への途中の湿原センターで可愛いこいつを食す。
お味は至って普通だが、こんなの買わずにはいられない。
赤いベレーとはよくぞ言ったもの、である丹頂さん。
「へへっwイカすだろ!」
と、声が聞こえて来そうで来ない丹頂さん。
そしてこの道を進み
頓挫してしまった計画の一つ、【霧多布岬】へ。
嗚呼、岬って、どうして目を細めたくなるような哀愁があるのでしょう。
霧多布岬は通称で、湯沸岬と言うのが正式?のようだ。
灯台にも、浪漫を感じざるを得ない。
こんなハートを作る青春が、私にもあったのか甚だ疑問である。
灯台からは地味に奥深く
古(いにしえ)感満載のぼっこが
霧多布岬、ご馳走さまでした。
地球岬、恵山岬、立待岬、神威岬、ノシャップ岬、宗谷岬、納沙布岬、そして霧多布岬…私の中でメジャーな岬はこれで回れたこととなる。
他にも行った岬はあるだろうが、人の記憶とは儚いものである。
岬を後にし、別海町にある【ミルクハウス】さんへ。
その先にある【ミルク王国】さんと迷ったが、恐らく正解はこちらだったはず。
白玉が付いて350円というバーゲンプライス。(右)
左のソフトも400円しなかったようなしたような。
そして、美味い。
白玉が付かなくても350円という同額なので、経営状態を不安視してしまうが、是非このクオリティで頑張り続けていただきたい。
ごっつぁんでした!
こういうところ、良き。
(あっ…あれ?)
カメラマン、悪し。
しかし、生丹頂は見ることが出来た。
道東、私は本当に大好きである。
私の住処の西側から遠く、中々来ることが出来ないが、同じ北海道でも更に素晴らしいと思う。
ふと思い出したが、道中よく「あそこ行かなくていいのかい?w」と話し掛け、視線を送ると【ドッグラン】があった。
嫁さんよ、私はリアルドッグではないのだ。
犬を見掛けるたび、「兄弟かい?w」と言わなくても、いいんだ。
そして、知床・らうす。
頓挫計画の一つ、ほっけを食す、を決行。
こちらでの食事は2回目、ほっけの美味さが記憶に残っている。
そうそう、この蓋を開けると…
黒ハモが出てきて…
松崎しげるには及ばないものの、黒くて、美味。
私は黒ハモ重に浮気をしたが、嫁さんは特大ほっけ定食で満足していたようだ。
相変わらず美味い、羅臼のほっけ。
昔食べた時はもっと大きかった気がしたが…思い出とは美化されるものである。
2,300円の価値はあろう。
艶かしい、油。
そして、無駄なことに趣を感じる私はこちらへ。
特にこのぼっこ以外にはない、が、それがいい。
看板から先は実は道が少し続いており、釣り人とおぼしき方やらBBQ部隊とおぼしき方々がおった。
温泉は残念ながら遠目から。
セセキの滝は近く、マイナスイオン全快で良き、であった。
シカ太郎も元気そうだ。
知床峠展望台は生憎の天候
ここのカントリーサインは表裏で羅臼・斜里となっている。
旅の疲れをこちらの湯で
結構な芋洗いだったが、安価で泉質も良き。
道の駅【うとろ・シリエトク】の夜
こちらは屋台が併設されており、旅人が呑んで語ってと言う浪漫を感じざるを得ない良き場所なのだが、混んでいた。
仕方ないので【スナックでりか】で一杯。
基本的に車中泊でお酒は飲まないのだが(何かあっても車を移動できないため)ここならばまぁいいだろう。
と言うか初めて飲んだが、なかなか良き。
でりかママ「またいらしてねん♪」
と言う声が聞こえて来そうで来ない。
一夜明け
7:30だと言うのに既に待ちが発生しているここは
知床五湖のあるフィールドハウス
(糞カメラ、健在。)
嫁さん、昔から知床五湖を見てみたいと言っていたので、今回はレクチャーを受けて五湖巡りへ。
100均の熊避け鈴がなかなかに綺麗な音色で買っておいて良かった。
念のためホイッスルも。
ちなみにフィールドハウスに来る前に斜面にいる熊を嫁さんのみ目撃している。
丹頂やら犬やら、動物を見付けるのかうまい。
認定証をもらい
代わり映えないが、(四湖は人が多く割愛)ここは来て良かったと思える自然で溢れていた。
万が一、熊に襲われたならばやるしかないので色々と妄想をしていた。
鼻っ柱か目玉を狙うしかないが
こうなるのが目に見えている
遭遇しなくて良かった
帰る頃には満車、待ちが発生しており行動するなら早目がいいだろう。
以前、知床を訪れた際に行列していたこちらに訪問。
が、感動には至らず。
血沸き胸踊るラーメンにはなかなか出会えないものである。
職場の方から教えてもらったこちらのお湯は湯の花爆裂、観光客もおらず安価でありがたい良き温泉であった。
パパスはスペイン語でじゃがいものこちらに寄り
なんだか可愛いのをいただき
みんな大好き【神の子池】へ
途中、ダートなのだが流石デリカ、前車の215/40タイヤでは酷い乗り心地だったが、235/70のKO2は無双感満載、楽しく走れる素晴らしい奴と言うことを改めて感じることができる。
ここに来るといつも雨な気がするが、
この雨のお陰で第1回北海道撮影ポイントランキングで優秀賞?をいただき、3万円をいただいたのは良き思い出である。
カントリーサインマニアというペンネームには些か疑問が残る。
清里町からこちらへ。
当初の予定を遂行したい思いで来ているが、道東に重きを置くならやや遠い遠軽町。
(ブレてる…)
急勾配を登っていくと
遠軽の街並みを臨むことが出来るが、柵など本当にないのでおふざけ厳禁である。
↑
嫁さんに「あんなとこ行ける訳ないっしょ!!」と言われたが、行けます。
落下については自己責任でお願いします。
もちろん食の目的も
昼食に続けて夕食もラーメン
嫁さんは「ラーメンが嫌いになりそう…」とげんなりしている始末。
でも食べてみたいじゃない!
すすきのの一幻に勝るとも劣らない、と言う口コミだったが、限りなく一幻に近いのだが、私の中では一幻に軍配。しかし、機会があるならばこちらの塩をいただいてみたいと思う。
上湧別のチューリップの湯に入ろうと思ったが、もう芋洗いを通り越して芋祭り状態の激混みにうんざりしたため、急遽思案。
たきのうえホテル渓谷さんか?と思ったが、電話で確認したところ地元のお祭りがあったようで混んでいるらしい。
従って
23:00まで滞在できるこちらへ。
西興部のホテル森夢さんである。
上湧別から私の運転で1時間30分くらい、そこまで風呂に入りたいか?となるが、入りたいと思ったら入りたいのである。
人工温泉とのことだが、旅の疲れを癒すには十分だ。
そして、安価で遅くまで受け入れてくれる姿勢に感謝、である。
上湧別まで同じ時間かけ、更に東へ。
道の駅サロマ湖で車中泊し朝を迎える。
経路設計と言うならば、不適だが、とにかく走りたい旅なので問題なし。
空が、綺麗だ。
サロマ湖と言えばもちろん
である。
こちらも到着まではダートが続く。
路肩も弱そうで対向車が来ると厄介だが、いつからかほぼ一通になったので、よっぽどルール無用の輩が来ない限りは大丈夫である。
もっと砂利の多い箇所があった記憶があるが、これでは少し寂しい。
ここを登ると
いやはや、良き。
今度は日の出から見ていたいと思う光景が広がっている。
そして、林道走るの楽しすぎて困る。
展望台からは道の駅も丸見えパラダイス
帰り道もお気をつけて。
ホントだよ。
ブログ書くのも疲れて来ているが、読んでいる方も疲れている。
行くぞ相生のクマヤキ!
窪みに突っ込みたくなるのは仕方ない
こんな木見つけたら
こうしたくなるのも仕方ない
(嫁さん、いつもごめんね。)
おすすめは、ナマクマです。
そしてこちら
去年来たオンネトーである。
如何に紅葉が素晴らしいかがよく分かる。
次は紅葉時期に連れていってあげよう。
もちろん、林道もセットで♥️
「砂利道ばっかり行くんじゃないッツ!」と言われるが、こんな楽しい道行かずにはいられないじゃないか…。
熊が出てもデリカの方が強いだろうし…。
(ゴホン…。)
ちょっと凄味が分からない時期のラワンブキを見て
足湯しか機会の無かった念願のこちらで
贅沢セットをチョイスし
(と言ってもセット価格1,700円は安い、入浴だけなら500円。)
しほろ牛に舌鼓である。
もっと、食べたかった。
食後のコーヒー1杯無料
スタッフの方は接遇バッチシ、こういうところだと、美味しさも倍増しますな。
そして温泉、パンチの効いてる温度と湯の花祭り、早く入っておけば良かったと思うが、味わうことが出来て感謝である。
YEAAAAAAAッツ!!
と、言いたい。
ありがとうございました。
サクッと道の駅はしごをし
然別湖近くの湖底線路を拝みに行くもパッとせず
初のインデアンカレーをいただきに来た次第である。
何故か長年このカレーの存在すら知らなかったが、食べてみたらなかなかどうして…あたしこれ好き(笑)となった。
普通よりの独特めという意味不明な感じだが、あたしこれ好き。
すぐに行列になっていたが、地元の方が多いという印象だ。
ちゃんと
辛さの波も味わうことができた。
長蛇は意外と早く進み
(既に500人異常か…)
柳月名物三方六の切れ端をゲット
一つ550円という破格。
嫁さんの念願が叶ったのだが
些か、人が多過ぎである。
この日は8/13で、8/13と言えば勝毎花火大会なのだが、朝から悪天候であった。
先月、帯広の友達に会いに行った際、鈴蘭公園と言う場所を下見していたのだが、快晴でもない限り微妙な感じとなる予感があった。
開催しても帰路の大渋滞は必至だろうと考え
富良野でラーメンを食べて
(ここのラーメンならいいよと嫁さんの許可済み、そして富良野は何故か快晴。)
19:30からの勝毎ライブをYouTubeで拝見した次第である。
我々夫婦らしい結末であった。
曇が多く過去最悪の勝毎だったとのコメントもあることから、次回に期待なのと、ちゃんと有料席を取ろうと思った次第である。
(はぁ…はぁ…もう書くの疲れた)
ゴホン、旅の概要は下記である。
4泊5日、オール車中泊。
出発時ODO:136,407km
到着時ODO:138,152km
総走行距離:1,745km
総給油量:146.52L
実燃費:11.90km/L
常時4wd走行、エアコン使用多め。
旅の総評
林道が楽しい
とにかく走りたかったが、走っても走っても満足に至らないのはデリカの快適さ故か、はたまた、北海道の道に鮮度を感じなくなった故か。
道の駅を1から巡り、完全制覇の後に抱いた喪失感を埋められるのは…
…林道なのかもしれない。
長らく読んでいただきありがとうございました。
お互い、疲れましたね(笑)
ではまたの旅にて♪
かしこ♪