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2023年11月26日 イイね!

人生に彩りを~夫婦水入らず 湯けむり混浴旅情~

人生に彩りを~夫婦水入らず 湯けむり混浴旅情~





「大荒れの北海道 明日26日にかけても猛ふぶきに警戒 統計史上1位の大雪も」

こんな記事が、ネットニュースになっていた。
11/25~11/26と言えば、我々が旅をする日ではありませんか。

大荒れ?

統計史上1位の大雪?

………









(はぁ…はぁ…はぁ…)

















(た、たまんねぇ…。)






※説明しよう。私こと筆者は非日常が大好きである。“荒れそう”とか“統計史上1位とか、そんなワードを目にした日には脳内で何かが溢れ出す“変態”なのである。職場の同僚女性曰く“気持ち悪い”そうだ。いやはや、これはなんとも…。しかし、私はとても“気持ちイイ”のである。仕事帰り、既に荒れつつある風景を目の当たりにし、私自身も“キモッ!”っと思ってしまったが、ずっと笑っていた。アドレナリンが止まらない。ましてや、デリ公が相棒になってから初めての冬、しかもシーズン1発目の雪道ドライブが700km近い行程、これが笑わずにいられるか、である。

~~~本編が始まります~~~

---前回の教訓を活かし、サクッと読めるようにしたいと思いますが、上記説明を読んで頂きブラウザバックされた方にあってはその限りではございません。---


まずは、国道275号線、通称“ニーナナゴ”を通り北を目指します!
何やら、国道12号線でトラック同士の事故で6時間程通行止めがあったようですが、道内を北上するにあたり国道12号を通っていてはそもそも遅すぎるので通りません☆

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この、糞カメラはどうしてこんなに暗く景色を写すのでしょうか(^_-)-☆

【道の駅 田園の里・うりゅう】にございます。

デリ公もすっかり雪化粧をして良き。
しかし、ウィンカーおよびストップランプがこれでは自他共に迷惑なので雪を落としておきます。一か所、雪を落とさない場所もありますが、分かった方は同志かと存じます。まぁ、ランプ類もすぐに同様の状態になってしまうのが雪国の冬でありますが。

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郵便ポストも雪化粧、良き。

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お次はいきなり【道の駅 もち米の里なよろ】にございます。

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相も変わらずの光景ですね。

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こちらの特産は【風連大福】ですが、意外とスーパーのホクレンあたりでも取り扱ってたりします。美味しいので、小腹にチャージ!

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ちなみに、道中はといえば“ふかふか”の中を雪煙を立てながら走ったり、

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“つるつる”の中をワクドキしながら走ったりと良き、でありました。

この状況であれば、スリップして止まらなければ路肩の優しそうな雪に噛ませて止まるか、状況を見て対向車線で止まるか、いずれにしても難易度は低めですね。冬の北海道は道路交通法を遵守しているだけでは危険がいっぱい♪
(※でも、遵守して止まれる運転を心掛けましょうね!あくまでもエマージェンシー時であります!)
一番嫌なのは国道337号、通称“サンサンナナ”や札幌市内のミラーバーンですね(-_-;)
なんのとっかかりも無くなってしまうことがありますし。デリ公はサイドブレーキがフット式なので、親父殿直伝のサイドブレーキを引いた減速テクニックも使えません。でも、ミラーバーンでのAUTOモードとLOCKモードの発進の違いを早く試してみたいと思っております(笑)

おっと、蛇足は長文の前触れ、本編に戻りましょう。

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お次は【矢内菓子舗】さんに立ち寄りました。矢内で“ヤナイ”と読みます。

こちらは以前、年末に来たところ翌年のカレンダーを頂くことが出来たためもしかしたらと思ったのですが、流石に11月ではご用意がなかったようです。

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いつもお世話になっている叔母と職場の私を気持ち悪がっている方へのお土産を購入しました。クリームは自宅用です。

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こちらは【下川神社】になります。

寺社仏閣アレルギーの私ではありますが、職人さん達が建立した匠の技が光る建築物は好きであります。そう、思想が嫌いなだけで…。

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(あんまり難しいこと考えんなよ。)

そんな、天の声が聞こえた気がしました。


さて、この

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ですが、万里の長城があります(笑)
↑※詳細はリンクをご確認ください。↑

こちらは2回目の来訪ですが、いずれも冬なのと嫁さんが寒さ対応型人間ではないため万里の長城についてはサクッと拝見した次第であります。

道中、ちょいちょい人や車が入っていないような小道を見付けては「面白そうですねぇ…行ってみませんか❤」と、嫁さんにラブコールを送るのですが、

「行かない!危ないしょ!!」

であったり、

「リードに繋いでおかないとすぐいろんな所に行くんだこの犬がぁ!!!」

と、拒否やら罵倒やらであまりアタック出来たことがありません😢

あっ、私、虐待を受けている訳ではないのでご安心を(笑)

ゆえに、たまにご主人様嫁さんの手から離れ、

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真っ白なキャンバスに描いた“デリカ円”に向かって、alt
い~ぬ(犬)は

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喜び

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庭駆け回り~♪
と、些かの自由を得ておますので(笑)

しかし、ジョナサン(漢旅参照)といい嫁さんといい、どうしてこういうことの楽しさが分からないのかねぇ。

嫁さん・ジョナサン「分かるわけないだろ!!w」

(えっ!?)

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そして、本日の昼食はこちらの【淳真】さんで頂きます。

名寄の手前の街、多寄というところにあるこちらのお店ですが、何年も前に一度食べて以来、お休みにぶつかり再訪を心待ちにしておりました。

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私はもちろん特盛り
嫁さんオーダーの普通盛りでも十分な量があります。
そして久々のお味は、良き。
次は、たよろざるそばにしよう♪

お次は愛別町まで南下し

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やや荒天の中、辿り着いたその先は

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【愛ふくふく】さんでございます。

ソフトクリーム好きな私ですが、大福も好きでして…

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たっぷり購入(笑)
紙袋の中は冷凍の大福です(^^)/
しいたけ雄、もとい、しいたけは美味しそうだったので一緒に購入しました。

店員のお姉さんが「天気の悪い中、遠くから来ていただいてありがとうございます。」と、

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まさかのこちらの大福をプレゼントして頂きました!

しばしの談笑もさせて頂き、旅の醍醐味を感じます。

お姉さん、有難うございました!

また大福を求めて参ります!

ちなみにこちらの大福、優しい、奥ゆかしい甘さで良き!でした♪

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結構な荒天の中、目的の温泉地へ到着。

嫁さん所望の【層雲峡温泉】にございます。

層雲峡は柱状節理や黒岳、氷瀑まつりなんかが有名ですね。

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景観を損ねないように、セイコマの色合いも地味なものに。

ジャンプ選手の高梨沙羅ちゃんの実家が経営していたセブンイレブンも同様の配色です。
人手不足で閉店したようですが、再開するとかしないとか?

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デリ公もパシャリ。
そして、疼いてしまうこの坂道。

そこまでの傾斜ではありませんが、2駆・4駆・4駆LOCK・4駆LOCK(ASC-OFF)を試したくなるのは私だけではない筈です。

周囲の交通状況を確認し、2駆から…。

デリ公「キュル!キュルルル!!やでぇ!」

デリ公のASC(横滑り防止機能)が作動し登坂不可。テンションが上がって雑なアクセルワークだったことも関係しているでしょうが、恐らく停車状態からは難しいでしょう。

4駆・4駆LOCK

デリ公「グイグイ行くでぇ!!」

当然ながら、余裕です。ASCは作動していたかと思います。

4駆LOCK(ASC-OFF)

デリ公「オラオラオラオラオラオラオラッツ!!」「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッツ!!」

いやもう、アドレナリン垂れ流しの逞しさ。承太郎とDIOが連打連打連打!するかの如く、最早無双の力強さ。

デリ公「時は動き出す。」

デリ公「お前は今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」

デリ公もDIOになるレベルにございます。

(えっ?)

いやしかし、デリカという車、本当に愉しいですね(笑)

これは他のミニバン乗れません(笑)

ディーゼル×4駆LOCK×最低地上高220mmミニバンなんて、この子くらいでしょう。

デリ公、生まれてきてくれてありがとう(笑)

デリ公「ええんやで。」

デリ公の懐の深さに触れ、本日のお宿に到着する。

こちらは初訪問!

層雲峡はビンゴ大会で獲得出来る“もみじちゃん”が欲しくて朝陽リゾートホテル(たまに朝陽亭)ばかり泊まっていましたが、開拓も大切ですからね。

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【層雲峡観光ホテル】さんになります。

ちなみにもみじちゃんはこちら↓
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                 ※ビンゴ運なんてありませんので…。

簡単にご紹介しますと、

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こんな感じでございます。
(スクショそのままで申し訳なかと!)

そう言えば「嫁さんと混浴したことってないなぁ。」と思い、こちらのホテルをチョイスしました。

と言うのも、私が“混浴は垂乳根になってから!“ と “お酒は二十歳になってから!” みたいな禁止令を掲げていたのが原因でありますが。

層雲峡観光ホテルさんは湯浴み着の着用が必須なので、これならば!と思った次第であります。

宿代は、定価21,598円(税込)から旅行支援クーポン4,319円が引かさり17,279円に、さらにフロントで頂ける2,000円分のQRコードクーポンを加味すると15,279円、お一人様7,640円程度と秀逸な金額となります。

夕食に関しては決定打と言えるものがなく「ま、安いしね。安いしね。」と、夫婦でぶつぶつと呪文を唱えるクオリティでしたが、朝食はまずまず、といったところでございました。

こちらのホテルの目玉はなんと言っても混浴の大露天風呂ですので、そこは目を瞑りましょう。

ファミリーで来ているグループが本当に多く、大切な人と温泉に浸かる喜びを共有できる素敵なホテルだなと感じました。

硫黄臭のする源泉掛け流しの温泉ですが、いかんせん私を満足するには至らず、大露天は足元の段差が見えにくく危ない感じでしたがね。

そうそう、チャイーナ以外の外人さん家族(タイ?ベトナム?)も湯浴みをして楽しそうにしておりましたが、

「日本人の魂を魅せてやるッ!」

と、嫁さんに告げ、浅い湯舟の中を仰向け、手はお尻の後ろ、足は前に投げ出し半エクソシストで外人さん家族の前を横切った基地外は、私です。

なんか、なんかしたくなってしまって…。

でも嫁さんも

「温泉が珍しいんだろうね~!」

「ガンジス川くらいしかないだろうしね~!」

と、基地外コメントを私に放ってくれたので、似た者夫婦ということで(;´Д`)

ってか、なんだよガンジス川って(笑)

嫁さん、ちょっとアレなので、貴重品ロッカーと脱衣ロッカー両方を使ってしまって、指摘すると「あ…私頭悪いわぁw」と自覚してくれてるからまだいい状態になることがありまして…。(笑)

なーんで鍵2つあるのかなぁと思っていたら…です(笑)

そして、同じことを素で2回してしまう嫁さんなので、私が責任を持って生涯守っていこうと思います。

注)普段は普通の嫁さんです。


嗚呼…そうか、混浴というワードが入ったブログで肌の一つも見られないのは如何なものか…ですよね(困)

では、どうぞ!

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ちょッ!

なんで画面閉じたさ!!

おいッ!!!

待てよぉおおおおおおおおッツ!!!!

と、このくらいで勘弁してやってはもらえないでしょうか?

(ウホッ!いい男!)

ゴホン、層雲峡観光ホテルさん、ありがとうございました!

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こいつ何してんの?

と、思われますでしょうが、明くる日デリ公を走らせていると異音がありまして、タイヤにしては音の出ている位置が変だし…と、下回りを覗いてみたらプロペラシャフトにビッシリ氷が貼り付いており、ちょっと焦りました。

貼り付いている写真を撮り忘れましたが、落とした氷は御覧の通りです。

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結構付いてた(;´Д`)
落としたら異音解消したのでセーフでした。

2日目は、大函からの柱状節理を眺め、糠平温泉郷にあるコヤカフェさんでソフトクリームを食べ【道の駅 しほろ温泉】でしほろ牛のすき焼きと温泉を愉しみ、帯広友人再会編で赴いた麦音さんでパンを購入し帰路に付く予定でしたが、夫婦共々「「なんか、家でのんびりしたいよねぇ。」」とまさかの帰宅願望があり、急きょ予定を変更することとなりました(笑)

予定通り決行するかも迷い、嫁さんが26の日(フロの日)に入浴すれば3月まで使える入浴無料券が貰えることをリサーチしてくれましたが(あー、でも3月までには来れないし、ダイアナに帯広行くこと言ってないけどプレゼントしたらいいかなぁ。」とも思ったんですがね。

※便宜上、帯広の友人をダイアナと名付けました。

(なんでやねんw と、声が聞こえた気がします。)

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戸外炉(トトロ)峠の“猫バス”見て
【キッチン青山】さんでピザ買って帰りました(笑)
なんだか今回はサクッと書けたんじゃない!?
その日の記録、その日のうちに♪ が、良きでありますね(^^♪
それではまた会う日まで
かしこ♪
Posted at 2023/11/26 20:49:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2023年11月12日 イイね!

漢旅2023~函館編/3発目~

~前回までのあらすじ~
寺社仏閣に触れ、ダースベイダーさながらの暗黒面を露呈させてしまった筆者。目的の食べ物・温泉を堪能できず、すっかりションボリーニと化したジョナサン。追い打ちを掛けるかの如く、さっさと眠りについた筆者に怒り心頭のジョナサンとの漢旅2日目は果たして…?
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早朝6時、出発の準備をする。

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降雪はほぼないが、フロントガラスが凍り付いている状態だ。

北の大地には必須のエンジンスターターが威力を発揮する。

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ナイスミドル達は、やりたいことがいっぱいだ。

6:30過ぎにはホテルをチェックアウト、次の目的地へ向かう。

私はと言えば、相も変わらずジョナサンを車中で待たせ、マイペースでパシャリを決め込む。

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【元町ぼん・ぱん】さんである。

賢明な読者はお気付きだろう。

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いやこの糞カメラがぁあああッツ!!

(iPhone欲しい…iPhone欲しい…iPhone欲しい…)

そこには“定休日”と書かれている。

(*^^)v

此度のチョンボ、犯人は私である。

出来たてのカレーパンが頂けるとあって、朝ではあったがいけるだろうと喰うことにばかり意識が行き、まさか、かきいれ時の日曜日が定休日とは思いもせずのリサーチ不足。

やはり、初日のシュークリーム売り切れの悪い流れが続いているようだ。

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ジョナサンの「ガッカリするのはお前の番だ。」という囁きが聞こえてきそうではあったが、代替案として【ムックル】さんを見付けてくれた。

【ムックル】をクリックすると別ページに飛ぶとは思うが私のことだ、多分やり方を間違っている可能性があるため下記にURLを載せようと思う。単なるgoogle mapだが。

https://maps.app.goo.gl/Wq6qYJFzJwKWQkXy8

こちらのお店、6:30から営業されており、全体的にやや小振りながら完全に

秀逸。

何故、何故これまで出逢うことが出来なかったのか。

GLAYも出会うのが遅すぎて泣き出したくなるのが分かる分かる。

もし、函館に行くことがあれば、是非訪問して欲しい。

シュークリームはクリームも生地も秀逸、他のパンも秀逸秀逸、秀逸過ぎて写真を撮り忘れた故、URLを載せた次第である。

2024年2月に再度道南方面を目指すため、嫁さんを連れて行ってあげようと思う。

いやはや、ごっつぁんでした!

また来ます!!

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【ハセガワストア】さんでお馴染み“やきとり弁当”を晩飯用に購入。

デリ公よ、何処にいても絵になるじゃあないか。

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考えてみると、20年くらい前?に食べて以来だったが、旨かった記憶の通りのお味であった。

ちなみに、納豆のフィルムをフタで挟んでスイームと綺麗に取れるように、このやきとり弁当も容器の“ミゾ”に串を這わせ、フタで挟んでスイームするとあら不思議、やきとりだけが残る仕様となっている。

何故、豚を焼いているのに“やきとり”を名乗るかは知る由もないが、そんな破天荒なところも、良き。

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続いて、道南方面で幅を利かせている【ラッキーピエロ】さんへ。

駅チカ店舗のため、お得意の函館駅前市営駐車場の30分無料を有効活用する。

ジョナサンの母上がラッピのバーガーを所望しているとのことで、ここはなんとしてでも達成しなければならないミッションである。

しかし、何やら行列が目に入ったため、他所のラッピを目指すこととなった。

この選択が、後々に裏目に出るとはこの段階では知る由もない。

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函館駅から東へおよそ40km車を走らせ【道の駅 なとわ・えさん】に到着する。

“なとわ”とは“あなたとわたし”を意味するようだ。

“あなたとわたし・えさん”

若干、日本語の繋がりがおかしいようにも思えるが、よしとしよう。

こちらの道の駅、過去に根ぼっけのお刺身を頂けたそうなのだが、現在では提供がないのが残念である。

が、私はこちらの海岸線がとてもLIKEなのである。

白糠町にある【道の駅 しらぬか恋問】からの海岸線と並び、好きな海岸線の一つだ。

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なんだか、月とすっぽんでゴチャゴチャしている上に、カメラの性能不足により素晴らしさが伝わらないのが残念であるが、とても綺麗なところ故、機会があれば是非訪問して頂きたい次第である。

尚、景色に興味がなく、私の写真撮影に辟易しているジョナサンは、すっぽんモザイクの向こうであからさまに嫌な顔をして写真に納まっていた。

私は、満面の笑み。

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奇しくも、GLAYのライブが行われていたようだが、それを知らずにGLAY気分の私。

しかし、カメラの画質が悪いにしても先程から何かがおかしい。

恐らく、ペイントでの編集段階で何かを間違えているのだろう。

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気を取り直して【恵山】に到着する。

登山道近くまで車で行くことが出来るため、本格的に登らないのであれば軽装でも十分と思われる。

景観に興味のないジョナサンではあるが、こちらの恵山は霊場となっているらしく、そこいらに積石や小さなお地蔵さんがあり、そのちょっとした異世界感を味わって貰いたいがために連行したのだが…

ジョナサン「ハァ…ハァ…帰りたい。もういいって。帰ろうぜ。」

と、帰宅願望全開で私に訴えかけてきた次第である。

私「大丈夫だ!いい運動じゃないか!」

しかし、有無を言わさず連行する私。

途中、本当に嫌そうだったため、ジョナサンをある程度のところで留まらせる。

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あっ、画質が復活している。

ペイントの気持ちを理解出来たようである。

写真奥からモクモクと出ているのは有毒ガス、もう少し接近することも出来ただろうが、命の危険を感じこの距離でパシャリ。

いつか、きちんとした装備をして山登りにも挑戦してみたいと思うが、ジョナサン曰く「山登りを楽しいとか言ってる奴の気がしれねぇ」とのことだ。

…彼はどのような人生を送って来たのだろうか。

山、キライ。

景色、キライ。

のジョナサンをおもんぱかり、デリ公に乗り来た道を戻る。

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と、見せかけ、途中の展望台で恵山をバックにパシャリ!

いやぁ、本当に絵になる漢だよデリ公や。

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そして【水無海浜温泉】に到着する。

こちら、所謂“野湯”であるが、脱衣所アリ、水着アリなのでそこまで敷居は高くないだろう。

現に、我々が訪問した時は、一組のカップルが水着姿で湯を愉しんでいる様が遠目から確認出来た。

本当は、近くまで行ってその湯に触れたかったが、ここは“漢”として野暮なことはせず立ち去った次第である。

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ということだ。

ちなみに、帰宅後に嫁さんにその話をしたら「私なら関係なくガンガン行くけどね!w」とのこと。

凄い女だ。

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野湯を味わうことは出来なかったが、400円という安価な料金で楽しめる温泉が近くにある。

「ホテル恵風」さんである。

じゃらんのクーポンを使えば、一人400円→200円というバーゲンプライスで入浴することができたのだが、デリカに乗ってるどこかの阿呆がわざわざ切り抜いて準備していたクーポンを自宅に忘れ、正規の料金で入浴することと相成った。

私「…申し訳ない。」

ジョナサン「仕方ない。」


と、やはり夢グループに辿りついてしまうチョンボな私をどうか許して欲しい。

こちらの温泉は過去に宿泊したこともあるのだが、

「あれ?こんなに泉質良かったっけ?」と思える程に良きであったため、意外な発見にも繋がった。

いらっしゃっているのは、ほぼ、じーさんばーさんである。

脱衣場の体重計の前でスイッチ等を押さなくても乗れば測定出来るタイプの体重計とは知らずに片足を置いては戻しを繰り返していたお爺さんがおった。

しばらく見守っていたが、このままではお爺さんのニーズを満たすことは出来ないと判断し声を掛ける。

私「お父さん、その体重計そのまま乗ったら計れますよ♪」

お爺さん「歳取ると駄目だなぁ(笑)」

私「いやいや!まだまだ!!」

私・お爺さん「わっはっは!笑」

と、体重計の前でお爺さんのニーズを満たすこととコミュニケーションを図ることに成功したのだった。

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温泉を五臓六腑に染み渡らせ、空腹の我々が目指したその先は「ひこま豚食堂」さんである。

こちらは、豚さんの様々な部位を100g単位で愉しめるお店となっており、比較的安価であることも魅力的である。

ジョナサンはトンカツを愛しているため、並々ならぬ豚愛を以てリサーチしてくれていたお店である。

なんだか、札幌にもあるようなので今度はそちらに訪問してみようと思う。

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私はリブロース200gとウデ100g(あれ、100g+100gだったかしら…)に+100円でご飯を大盛りでオーダー。

いやはや、かなり美味でございましたが、ご飯は通常サイズで十分でございました…。

結構、中に詰まっておりまして…Orz

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そして、ジョナサンが母上とした約束を果たすべく、こちらのラッピへ。

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実は、先程のひこま豚さんからとても近いのである。

しかし…

とんでもなく行列していた。

Orz…三3(ブッ)

そして、その列がなんとも動かない。注文を受けるレジが一つしかないようだし…。

(いや…これは厳しいだろ…。)

待つことが嫌いな私は、七飯にあるラッピ本店ならばレジは2台+αあった記憶を頼りに活路を見出すべくジョナサンに相談する。

ジョナサン「そうだな。行ってみるか。」

総本店まではおよそ10分程度の距離、そして到着する。

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きッ…貴様等ぁああああああッツ!!!

他に!他にいくらでも行くところがあるだろぉおおおッツ!!!!

なんでそんなに…ぅくぅううううッツ!!!!!

ジョナサン「そんな気はしてた。」

…さすが、総本店だぜ。

結果として、商品が手元に到着するまで1時間強を費やすこととなる。

ジョナサン曰く“もう二度と来ない”そうだ。

まぁ、母上にバーガーを渡すことが出来たのだ。よしとしようではないか。

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とても、とても嫌そうな、心底「お前それはないだろ…。」という

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ジョナサンのツラを拝むことも出来たし…。

ソフトクリームを優しく保持し、巨大イスにてジェントルな佇まいで行列に嫌気がさしているお客様に魅せる“漢気”のポーズ、良き。

(えっ?)

---------------------------------------それから----------------------------------------------------

私が旅をしたのが11/11

このブログを書いているのが11/21

もう、10日も経っているのに書き終えることが出来ない私の無能多忙っぷり。

そう、私はもうダレているのである。

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【濁川温泉 新栄館】さん。

日帰り400円、男湯は希望すれば女性も入浴することが出来るが、混浴となる。

おじさん二人の加齢臭が女性を、お客を遠ざけたのか、

誰も、いない。

しかしながら、明治時代から脈々と受け継がれてきた源泉かけ流しの名湯に、先人たちを思いながらの名湯に、芯から癒された次第である。

(実は、もう閉館してしまったが【濁川温泉 ふれあいの里】さんの方が私好みだったのは内緒である。)

帰って、寝た。

これにて!

漢旅2023~函館編~!

閉幕!!

~あとがき~

長い、長すぎる。書いている本人がダレてしまった。嫌、ジョナサンが悪いのか?そうだ、そうに違いない。

今週末は層雲峡夫婦水入らず、湯けむり混浴旅2023を予定している。

さて、うまく纏められるかどうか…。


皆様、お付き合いありがとうございました(笑)

またのブログでお会いしましょう♪

かしこ♪





Posted at 2023/11/21 21:15:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | | その他
2023年11月12日 イイね!

漢旅2023~函館編/2発目~

~前回までのあらすじ~
待ちに待った函館漢旅!ジョナサンの集合場所を間違えるという、旅に彩りを添える演出を皮切りに、シュークリームは売り切れ!塩ラーメンは麺づ〇りかのようなテイスト!(主観です)前途多難な漢旅に、更なる受難が待ち受けていて…!?

↓本編が始まります↓
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そして、ホテルに到着する。

【ホテル ハートイン】さんである。

チェックインは15:00

到着は13:00過ぎ

当初、14:30くらいならまぁいいかな?と言う予定であったが、13:00過ぎは些かやり過ぎである。

ジョナサン「ちょっと電話してみようぜ。」

ジョナサンは強行突破を試みるが、ネット上に載っているホテルの番号にうまく掛けられないという“初めてのスマホ講座”を受けた方がいいような状態となり、もちゃくちゃしていた。

しかし、電話をしたのでは「もう少し後でもよろしいでしょうか?」と言われてしまう可能性もある。

ならば、直接窓口で交渉した方が、先方も(もう来てるしなぁ…。)と言う思いとなりチェックインさせてくれるのでは?と思ってしまった次第である。


…卑しい、卑しい野郎だ。




スタッフさん「あ、もういいですよ~。」




…軽い、軽く迎え入れてくれた。

しかしながら有難い、無茶言ってすみませんでしたダンディなスタッフさん。

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そう、私は詰んでいたのだ。

一か月程前、このホテルの予約を入れた時から。

素泊まりで一泊8,000円、折半すれば一人4,000円と言うなかなかのバーゲンプライスに思えたが、私はてっきり“セミダブル”ベッドが二つある部屋だと思っていた。

しかし、ジョナサンの指摘によりベッドが二つならば“ツイン”と表記する筈だとのことだ。



やっちまった…Orz





この手のチョンボは、稚内旅行に続き2回目である。

初回は同じような勘違いで、私は高齢の母と一つのベッドで眠るという失態を犯している。

そして、今回はオジサンと寝ることとなる。

しかも、セミダブルサイズのベッドで。

男女であれば、この距離は間違いがあってもおかしくない距離。

否、男男でも間違いが起こりうるのか…?


チェックインの際、ダンディから説明を受け、ベッドが二つであれば4,000円のプラスになるとのことだったが、こんな経験もなかなか出来ないと考え双方合意の上でのセミダブルと相成った。





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それが意味するのは、こういうことである。


きょ、強烈ッゥウウウウウウツ!!!


なかなかに、くそみそな展開を期待されそうだが、先にお伝えしておくと何もございませんでした。

ただ、ジョナサンに抱き付こうとして払いのけられたり、寒いなと思い3:30に目が覚め、一枚しかない布団を奪い枕代わりにして寝ていたのは、私である。

恐らく、オジサンとセミダブルのベッドで一夜を過ごすことはもうないと思われるため、ある意味では貴重な体験ができたと思っている。

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エレベーター内の貼り紙が、最早ラブホテルだったのも良き思い出となった。

ジョナサンは言った。

ジョナサン「これなら、ラブホテルでも良かったんじゃないか?ベッドはデカいだろうし。」

うむ、一理ある。

ジョナサンがそちらの道に目覚めた場合、全身全霊を以て制圧する予定である。

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なかなか良きヒップをした牛さんがいるこちらは

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【あいす118】さんである。

超アーリーインを果たし、時間に余裕が生まれたため、計画から除外していたお店に来ることができた。

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ハーフサイズもあって、良き。

夕食を愉しむために、コロッケは自重した次第である。

(コロッケって、意外とおいしいよね。)

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絵になる漢、デリ公。

デリ公「男前やでぇ~!」

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若干オネェになっている、私。

私「いらっしゃあい♡」

重ねて言うが、私は“ノンケ”である。

過去、カラオケのトイレで“ホンモノ”の二人組に

「お兄さん、私たちの部屋来ない?」

と誘われたことがあるが、本職にはすこぶるモテる風体なのだろう。


…心底、身の危険を感じた一幕であった。(ブルブル)

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ノンケの私はポークビッツサイズもとい、ハーフサイズを注文。

あっさり系との触れ込みだが、後味に濃厚さが隠れており中々であった。

私は、はっぴーディアーズのソフトの方がお好みである。

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冷えた体を「函館湯の川温泉 海と灯」さんで温めるべく来訪。

ジョナサンが事前に調べていた日帰り入浴可能なホテルであるが、料金1,100円と中々の強気設定である。

しかし、宿代でかなり浮いているので、このくらいはまぁいいかということとなった。

しかし、しかし。

シュークリーム売り切れの流れを引きずっていたのだろう












本日 日帰り休業


の、ご案内がなされていた。

ジョナサン、かなり残念そうにしていた。

大好きなシュークリームは喰えず、覚悟を決めたリッチ日帰り入浴は叶わず…。

(ふふっw)

ゴホン、おっと失敬。

他人の不幸は密の味などと、昔の人は良くぞ言ったものである。

まぁ、私もこちらの温泉は愉しみにしていたので痛み分けだ。

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近くの駐車場にデリ公を停め、意気消沈のジョナサンを待たせマイペースにパシャリ。

しかし、冷えた体と心には温泉が必要である。

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体を冷やすことを目的としているかの如く、屋外のスポットをチョイスする私。

皆さんご存知の【函館八幡宮】さんである。

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珍妙なメロディーが聞こえており、夥しい数の下足が並べられているが…何かそういう儀式を行っているのだろう。

思えば、私もお祓いなどという儀式をしていたことがあるが、その年に大病を患った際に感じた。


あー、意味ないねぇ。

所詮はビジネス、ということだ。

或いは、儀式を行うことで自身の精神の安定をもたらすための所作であろう。

私はこういった性格ゆえ、神も仏も信じないし、寺や墓なども単なるビジネスと感じている。

人が死んだら葬式、まぁそのくらいの儀式は良しとしよう。

その後がよろしくない。

四十九日や一周忌、なんちゃらの法要などなど、生きている人間の自己満足であって故人は聞いちゃいない見ちゃいないである。

おまけに、坊主の“説教”ときたもんだ。

長く生きてりゃ分かることをクドクドと…。

寺・坊主アレルギーの私にとっては耐え難いものである。

大切なのは“心の在りよう”だと私は考える。

故人が大切ならば、その人とのそれまでを思い出したり語り合ったりすれば、それが一番の供養になるのではないだろうか。

私が死んだら、文字数で金額の多寡が決まる“戒名”などというものは全く以て不要である。

仏教の教えにも色々なものがあるのだろうが、開祖が考えた“設定”に過ぎないだろう。

死んだ親父殿も似たような考えだった故、戒名などなく、親父殿の名前のままだ。

変わり者であったが、間違ってはいない。

そんな系譜を受け継いだのか、私もまた“一般常識”に当てはめるのならば変わり者だろう。

ただ、日常において変わり者を前面に押し出していては生活もままならない。

交通の流れに合わせるのと同じで、社会の流れに合わせるのも大事である。

しかしながら、日本人は兎角、右へ倣え、の風潮が強い。

物事に対し、疑問に思っていても中々そのレールからはみ出して自身の思いを通すことが出来ないように思える。

一歩、踏み出してみたならば…


デリ公「みんカラのブログやでぇ!もうやめときぃッツ!!」


っと、いけないいけない。


私の暗黒面が全開ではないか。

こんな性格でなければ、もっと楽に生きられただろう。


阿部さん「うほっ!いいダークサイド♪(暗黒面)」

ありがとう、阿部さん。




冷えた体、世の中に対する不平不満を抱いた荒んだ心を癒してくれたのが

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【谷地頭温泉】さんである。

「谷地頭」と書いて「やちがしら」と読む。

シャンプーもボディーソープもないが、入浴料金は460円と秀逸。

加水している記載があったが、源泉が濃すぎるのか、加水してもなお感じる圧倒的名湯感は素晴らしい!の一言であった。

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全体的に高温湯だが、画面奥がまぁ普通、手前が熱め、中央が眩暈・耳鳴りレベルの高温であった。

真ん中は43℃前後との記載があったと思うが、完全にそれ以上と思われる。

高温湯が苦手な方、濃い温泉成分で湯あたりする方は注意必要。

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五稜郭を模した五角形の露天風呂、良き。

これは、口コミ評価が高いのが頷ける温泉だった。

兼ねてより、恋焦がれていた谷地頭温泉を堪能することが出来た。

いやぁ、ごっつぁんでした!

しかし、ここは完全に私のお気に入りの一つになった。

嫁さんが高温湯対応型ではないため、この温泉は厳しいかもしれないが、既に再訪したい思いで溢れている次第である。

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夜も更け…

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予約していた居酒屋を目指す。

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【魚さんこ】さんに到着。

「魚さんこ」と書いて「ぎょさんこ」と読む。

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店内の雰囲気。

いや、すっぽん気持ち悪いな…。

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【品書き】

ほっけの刺身やら八角の刺身など、魚介系重視のお店であった。

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お頭付きなのが良いのか悪いのか…。

初ほっけ刺しは、なかなかねっとり系で美味。

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前後するが、お通しとサービスの漬物

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【八角刺し】

ほっけ刺しよりも美味。

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【赤鶏のタタキ刺し】

にんにく+生姜+タレで美味美味。

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ちょっと、ホラー。

駅チカで全体的に美味しく、店員さんも感じがよい良店であった。

予約必須なのも頷ける。

1か月前に予約して正解(笑)

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会計の際、サービスのあら汁希望の有無確認があるので、少しお腹に余裕を持たせておきましょう。

いやいや、ごっつぁんでした!

その後、寒空の中を数百m闊歩しホテルバックした次第である。

セミダブルベッドに横になると睡魔が…。

ジョナサンに「まだ寝るなよ!」と言われ「大丈夫 寝ない 寝ない」と空返事を決め込み、さっさと爆睡、前述の午前3:30に繋がるということだ。

どうして、こんな男のところに嫁さんが来てくれたのか、甚だ疑問である。

こうして、前途多難な漢旅の初日が終了した。


予想以上に長くなり、筆者も読者も辟易して来ていると思うが、ここで頓挫しては漢が廃る!

ということで、3発目に続く👉

Posted at 2023/11/21 21:14:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | | その他
2023年11月11日 イイね!

漢旅2023~函館編/1発目~


令和5年11月11日

刻は、満ちた。

兼ねてより計画していた“漢旅”が幕を開けるのである。

PCから投稿した方が圧倒的に文章入力が早いと思い手を出してみたが…

下書き保存の所作を間違えたようで、どこをどう探しても長々と記した記録が出てこない。

私は、私はいま、相当にふて腐れているが、気を取り直すことも困難に思えるが再度ここに記すことにしよう。


(はぁ……。)



ゴホン。

かつて“男旅”という番組があった。

私は拝聴したことはないが、どうも“あの手”のニィちゃんが嫌いなのだろう。

今回の“漢旅”、軟派なことなど一切ない硬派な記録を綴ったものである。


---------------------------------------------------------------------------------------------------

出発の朝、カーテンを開け窓の外の状態を確認する。

天気予報では、夜半より大きな雪だるまマークが延々と続いている状態であったが、私の住んでいる地域は“サラッ”と降った程度であった。

カーテンを開けた際、ピエロの置物に触れ、コツンと音を立て倒れてしまった。

















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まさかの“首ちょんぱ”である。

なんとも不吉ではあるが“漢”はそんなことでは動じない。

おいおいピエロ君…そんな瞳で見つめるなよ。

私だって手荒なマネはしたくなかったのだよ。

どれ……。



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いいじゃあないか、ピエロ君。

私が普段DIYで愛用している100均のマジックテープが威力を発揮する。

その内、セメダイン先生で処置してあげるからね。





(Trrrrrr…)

“漢旅”に同行する“漢”に電話を入れる。

便宜上、彼のことは『ジョナサン』と名付けておこう。



私「ジョナサンか、準備OKだ。待たせたな。」

ジョナサン「ああ。すぐに向かう。」



と、そのような口調ではないこと受け合いだが、自宅にてジョナサンの到着を待つこととなる。




(…来ないな。)




ジョナサン宅から我が家までは、多く見ても10分程度で到着する距離だ。

しかし、ジョナサンは現れない。

カーポートに車を停めるよう伝えてはいたが、私はカーポートでジョナサンの到着を待っている故、行き違いなどは決してない筈である。

と、ジョナサンからLINEが入る。

そこには「カーポートってどこだ?」と記されていた。

嫌な予感が脳裏を過る。




(Trrrrrr…)


私「もしもし、いまどこにいる?」

ジョナサン「え?お前のいつものアパートだけど。」



~~ッツ!!!(  Д ) ゚ ゚


私が既にアパートに住んでいないことは伝えている筈なのに…。

“漢”だぜ。

旅にはアクシデントが付き物だが、まぁこの程度のインシデントは彩りを添えるスパイスとなる。


ジョナサン「いやーw素で間違えたわww」

私も“漢”だ、どこをどうやったら間違えるのか小一時間、問い詰めたくなる気持ちを抑え、自宅に来るように促す。




私「久しぶりだな。」

ジョナサン「おう。」




ややして、ジョナサンと合流。

カーポートと伝えているのに、何故玄関前で停まったのかは“神とジョナサンのみぞ知る”であろうか。

目的地は函館、250km以上離れた地ゆえ、あまりのんびりもしていられない。



私「じゃあ、行くか!」



かくして出発と相成ったが、数百m程度走ったところでジョナサンが口を開く。



ジョナサン「ちょっと停まってくれ。」



私に停車を促したということは、それ相応の物を自車に忘れて来たのだろう。



ジョナサン「ケータイがない。」



そうでしょうね、そうでしょうね。


再び自宅に戻り、ケータイを回収する。

このように、矢継ぎ早なインシデントも旅には“良き”である。

ただ、残念なことは、助手席に座っているのは“野郎”ということだが…。


このジョナサン、付き合いは旧く、今年で17年目を迎える。

職場の先輩としての出会いだったが、こうしてこの日まで関係が続いているというのは、人生においてかけがえのない宝と言えるだろう。

17年も経てば、当然お互い “おじ…” もとい “ナイスミドル” になっている訳だが。

ジョナサンとは、月に一度のご褒美として旨い飯を喰らい、温泉に浸かるといった間柄であるが、スーパーチ〇イニーズワールド達がばら撒いた新時代コロちゃんによって3年間の溝が生まれてしまっていた。

それでも尚、変わらぬ関係を続けられているのは有難いことだ。

余談ではあるが、新時代コロちゃん対策として一切の外食を絶ち、髪の毛も自分でカットし、スタンダードプリコーション(標準感染予防策)よろしく、手洗いうがい規則正しい生活を心掛けて生活したところコロちゃんどころか風邪も引かなかったが、先日ついにデイサービス経由母親行き、一家全滅のバスに乗ってしまったのは仕方のないことである。

親父殿が生きている時に同様の状態となっていたならば、病に侵された親父殿に抗う術はなかったであろう。

このまま貞操を守り、コロちゃんに感染しなかった“漢”として歴史に名を刻みたいところではあったが、ノーマスクで排泄の介助を始めとする介護をしていては自己免疫では歯が立たなかったのだろう。

ゴホン。

話を戻そう。


そんな“男の中の漢”がまず初めに向かったその先は…























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【お菓子の王国 はっぴーディアーズさんである。

















…すまないッツ!!

さんざ“男の中の漢”や“硬派”などと嘯いてしまってすまないッツ!!!



俺達は、甘いものが大好きな “ナイスミドル” なのさ…。



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ウホッ!
いいソフトクリーム…


些か“くそみそ感”が出てしまい、女性読者がブラウザを閉じたことは容易に想像出来るが、辛抱強く見届ける覚悟を以てページをスクロールして頂いた勇者に情報提供をしたいと思う。







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これは、紛れもない事実であるが、こんなのアニメ化してしまっていいのだろうか…。

私は至って“ノンケ”であるが、かつて青春の1ページを飾った“ヤマジュン”こと山川 純一 先生に敬意を表し、拝聴させて頂く次第である。



(いいのかい?ほいほい見ちまって…。)



と、先生の声が聞こえてきそうな木枯らし吹く北の大地だ。



さて、全くよく分からなくなったので、真面目に“みんカラ”のブログを執筆していこう。

余計なことに時間を費やした罰なのか、まさかの2回目のデータ消失を喰らった私は、唯々、意地でこの文章を書いている次第だ。


…お菓子の王国を後にし、軟派な男達は【野澤商店】さんというソフトクリームを提供するお店を目指す筈だった。

しかし、初雪に見舞われ、気温も低い中での連チャン☆ソフトクリームは、体調不良を呼ぶ不安要素でしかなかった。

お菓子の王国から野澤商店までは、およそ90km。

その間に冷えた体と胃を回復させる自身のない私は、ジョナサンの「大丈夫だ。喰おうぜ!」という言葉は耳に入って来なかったように思う。













…やめないか?

と、ジョナサンに伝えたのは言うまでもない。

い、いや、決して“くそみそテクニック”を引きずっている訳ではないんだ!

“俺が一番セクシー”だなんて思っちゃいない!!




…すまない。

しかし、極少数の読者の“クスッ”としてくれることを想像したならば、書かずにはいられなかった私をどうか、許して欲しい。



賢明な判断の末、野澤商店さんをスルーし目的地である函館に到着した。

およそ4時間半、ずっと話をしていたからか、その道程はさほど距離を感じさせるものではなかった。

デリ公の乗り心地の良さ、トルクフルな走りの恩恵も大きいと感じる。

そして、函館に到着し胃袋の温存が出来ている軟派者たちが向かったその先は…
















alt


パティスリーラパン・ド・ネージュさんである。

私のブログではお馴染み、モザイク代わりに“月”を入れようと思ったのだが、スマホとは勝手が違うため思うようにはいかなかった。

やむ無く、雑な編集で拾ってきた月をカットし貼り付けた次第である。

ジョナサンには“月”の流れから“すっぽん”をプレゼントしてみた。

きっと、この“すっぽんモザイク”に満足してくれるであろうから、今後も“すっぽん”を多用していきたいと思うところである。

さて、こちらの名前が覚えられそうになく、どんな意味かも分からいないお店であるが、甘いもの好きのすっぽんリサーチによると「函館 シュークリーム」で上位に上がってくるお店とのことだ。

おっと、彼は“ジョナサン”であり“すっぽん”ではなかったね。

そのシュークリーム、11時に焼き上がり販売されるということにて、函館に到着してまず先にと向かった次第である。

正午過ぎ、これならばお目当ての品はショーケースの中で我々を待っていてくれるだろう。

私「こんにちは~」

店員さんに挨拶をし、ショーケースを拝見する。

おおう…旨そうなお菓子ばかり並んでいやがる…。

目に毒ゆえ、ぽっかりと空いたシュークリームがおいてあるスペースに目をやる。






…(゚Д゚)

(゚Д゚≡゚Д゚)





私「あ、あの~、シュークリームはもしかして…。」

店員さん「はい、すみません、今日は沢山お買い上げになられた方がおりまして…。」

私「あ~…そうなんですね。」







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もう、空想でシュークリームを描く他なかった。

その事実に、私以上に意気消沈したジョナサンであったが、落ち込んでいても致し方ない。

哀れな軟派者たちは次の目的地を目指す。




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【はこだて塩ラーメン しなの】さんに到着する。

こちらのお店で食事をすると、すぐ近く(並び)にある駐車場料金の補助として、代金から200円を引いてくれる有難い仕組みとなっている。

ジョナサン曰く、麺類で一番好きなものが蕎麦、うどんが5位、ラーメンが4位に位置しているとのことだ。

では何故、蕎麦ではなくラーメンを所望したのか?

ジョナサン「塩ラーメンは好きなんだ。」

という理由らしい。

人間とは、本当に面白いものだ。


入店後、もちろんジョナサンは塩ラーメンを注文。

私は醤油ラーメンと迷ったことに加え、一抹の不安が過ったが、同じく塩ラーメンを注文することとした。


店員さん「お待たせしました~!」

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                                       ※画質はご容赦ください。

うむ…塩ラーメンだ。

まずスープを一口。

そして、麺を啜って食してみる。


(あれ…麺づく…)


やはり、私の不安は的中した。

過去に函館を訪れた際、星龍軒に次ぐ塩ラーメンのお店として滋養軒があり、そちらで食したことがあるのだが…。



ッかぁああああああ!

うめぇえええええええッツ!!



と言う感覚にはならず

“まぁ、塩ラーメンだね。”

と言う冷めた感情になった記憶がある。

恐らく、海産物系が入っていない塩ラーメンは、どこで食べても大差ないのでは?

と、感じた次第である。

私の味覚がおかしいのかもしれないが、暫く塩ラーメンを頼むことはなさそうだ。

山岡家の醤油ラーメン、麺堅め・油多めが恋しくなるラーメンであった。


私「どうだった?」

ジョナサン「まぁまぁだな。」

私「そうか、良かったな。」

 
ジョナサンも同じ気持ちを抱いたかどうかは不明である。



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ホテルのチェックイン時刻まで時間があるため、函館駅で定番の品物を購入する。

(PCでの編集が不慣れなため、モザイク処理が雑過ぎて申し訳ない。)

函館駅前には市営の駐車場があり、買い物をしなくても30分は無料というサービスがある。

お土産屋で1,000円以上買い物をすると、提携のタイムズが1時間無料になるというサービスもあるが、それを知ったのは会計をしている時だったゆえ、時すでに遅しである。

野郎2人の買い物は、早い。

目的の品物を購入しすぐに車へ。

時間にしておよそ15分だが、私がチョロチョロと写真撮影をしていなければもっと早かっただろう。

ジョナサンは最初は付き合っていてくれたが、後半は遠くから生気のない瞳で私を見守っていた。

愛の深さ、故か、私という存在に面倒臭さを覚えたのだろう。

無論、後者が正解であろうが。

と、ここで本文30,000文字以内ルールにより執筆不可、2発目に続く次第である。



Posted at 2023/11/21 21:14:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | | その他

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