DG64V ウォーターポンプ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
先日、取り付けたK&Pオイルフィルターの写真を拡大し、うpしようとしたら写り込んでいる良からぬものを奇跡的に発見❗️
ウォーターポンプから冷却水漏れてるね、不幸中の幸いで恐ろしく初期段階で発見、コレはある意味でラッキーだろ〜
漏れどめ剤で何とかなるレベルだが、根本的にケミカルでは症状は回復しないので交換する事に
2
部品屋さんに本日の午前中の時間帯指定でウォーターポンプとサーモスタッドキャップを依頼済みなので、部品が到着していないが作業開始❗️
3
できる限り高くジャッキアップして作業スペースを確保、リジットラックがしっかり掛かっているか十分に確認してから作業開始します。
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潜り込んで確認すると、本当に漏れ始めの初期症状、3ヶ月前にベルトを交換した時、「ポンプも交換するか〜?」と悩んだが、予算の都合上交換しなかった。同時に交換しておけば良かったと後悔ですねぇ〜😅😅😅
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アンダーカバーを外して、プーリーカバーを外すとベルトが剥き出しになるので、ベルトテンショナーを緩めていきます。ベアリングの下側のボルトから取り外し
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ベアリング中央のボルトを緩めればテンショナーが緩められます、ボルトはどちらも12mm
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テンショナーを緩めてベルトが弛んだら、軽くグイグイするとベルトが外せます。
8
今回はベルト交換では無いのでオルター側はそのまま
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途中、冷却水抜いたり、車体の下で寝ながらバケツ持ったりで工程が抜けていますが、ポンプ横の配管を10mmのボルト2本を外して取り外し冷却水を抜き、12mmのボルト4本外せばポンプ本体を取り外す事が出来ます。
配管を抜いた瞬間、結構な勢いで冷却水が出てくるので真下でバケツを構えるのを忘れずに(*・ω・)ノ
てか、今日までありがとうウォーターポンプ!
リサイクルに出すからまた生まれ変わって活躍しておくれ〜!😭😭😭
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外したポンプを確認するとベアリングのシールが寿命を迎えた感じ、プーリーを回すとオットセイの鳴き声の様な異音が発生しています。( ̄▽ ̄;)
もちろん、新品はそんな事ありません
(・ω・)ノ
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ウォーターポンプを取り外したE/g側、取り付け面は汚れているので、オイルストーンで汚れを落としと段付きをならし綺麗にしますます。(*・ω・)ノ
これはちゃんとやっておかないと、冷却水漏れの原因になったりするので、最低でも汚れはしっかり落としましょう。
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今回使う日立製のウォーターポンプ
ひゃっはぁぁぁ〜〜〜‼️
日立製だ〜〜
「漢は黙って日立だぜ!」
純正、アイシン、日立、GMBで悩んだが、今回は日立を選択
先輩の工場に在庫有ったから!
本日の朝、出勤途中に持ってきてくれるって言うから!
HITACHI ウォーターポンプ S3-043
熱帯ジャングルでも約5000円
安い‼️
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ウッヒョォ〜〜〜!
新品のポンプ、カッコ良いぃ〜〜
良い仕事してくれよ〜〜〜
取り付ける際に、液状ガスケットなどは塗りません。
昔、整備士時代に冷却水漏れで修理依頼を受けた車両の殆どは液ガスを塗られポンプを組まれていました。
付属のゴムパッキンとOリングはなかなかの高性能な物なのでポンプとE/gの合わせ目をしっかり処理しておけばまず漏れないです。ヽ(*´∀`)
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外したのと逆手順で組み付けていきます。
4WDのDG64Vはプロペラシャフトが邪魔して締めにくいボルトが有るのでエクステンションにユニバーサルを付けて作業すれば難なく作業が進みます。
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うゎ、写真ボケてる
ユニバーサルの剛性が足りないと、ユニバーサルが歪んでボルトが舐めたりする原因になるのでしっかり強度がある物を使って下さい。
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ポンプ、配管が取り付け終わったらベルトを貼りなおします。
10mmのロングヘックスが必要になります。
ソケットは12mmなら何でも良いですが、ベルトに引っ掛かる事なくヘックスとも干渉しないのでディープソケットがお勧めです(*・ω・)ノ
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無事にポンプが交換出来ました。
新品のポンプとK&Pオイルフィルターがカッコ良いぃ〜〜ヽ(´▽`)/
まぁ、車は軽バンなんですが・・・
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そんでもって、サーモキャップも交換
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一通り交換が終わったのでラジェーターに新しい冷却水を満タンになるまでガンガン入れます(=゚ω゚)ノ
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ラジェーターから冷却水が溢れたら、サーモキャップ横のエア抜きボルトを緩めます。
『ブシュシュシュシュ』と鳴りながらエアが抜けていきます。
するとラジェーターの推移も下がっていくので再度ラジェーターに冷却水を投入、コチラが溢れ出した頃にはサーモキャップ側もエアが抜け切り冷却水が溢れてくるのでエア抜きボルトを締めます。
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次にエンジンを始動して、冷却水が減ったら継ぎ足しながら冷却水を循環させますサーモスタッドが開き始める頃にエンジン内で完全に循環が始まるので、ボンネット内のエア抜きホースを抜いて更にエア抜きをします。
ラジェーターキャップを外したままにしておいてホースから出てくる冷却水を戻しながらエア抜きすれば少しづつエアが抜けていきます、ファンが回転しほぼほぼエアが出なくなったらエア抜き完了、エア抜きホースの先端を指で抑えサッと元に戻します。
この時、冷却水が結構な温度になっているので一瞬でホースを元に戻すと良い感じです。
慣れていなければ、無理に指を当てる事もせずに少し溢しながら取り付けても良いと思います。
溢れた冷却水はしっかり水で洗い流しましょうヽ(*´∀`)
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作業終了〜v(^_^v)♪
さぁ〜〜、明日からガンガン働いてもらうぞ〜〜
当然と言えば当然なんだが、アイドリング時に「シュィシュィシュィシュィ〜」といた僅かに鳴っていた音が消えた。
エンジン音の一部かと思っていたが、ウォーターポンプの音だったのね( ̄▽ ̄;)
普通、ポンプからの異音「キ〜キキキ〜〜」と結構大きく鳴るから気が付かなかった。
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