![金峰オレンジ街道~玉名広域農道展望所をスーパーカブで流す 金峰オレンジ街道~玉名広域農道展望所をスーパーカブで流す](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/326/802/47326802/p1m.jpg?ct=d6637069faee)
熊本市の金峰山から玉名市へと抜ける金峰オレンジ街道~玉名広域農道の展望所までをスーパーカブの慣らし運転がてら流してきました。
ちなみにこの日の最高気温は30度でした。天気くんどうしたの?
玉名市といえば、熊本震災の折にニュースで玉名市の名前が読み上げられたときに県外の人が「玉無し!?」と反応してたのが面白かったですね。
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ルートはJR上熊本駅付近の高架橋をくぐって金峰山方面へ向かいます。
熊本市の中心街(上通/下通)からバイクでおよそ10分で上熊本駅です。
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オレンジ街道に向かう前に腹ごしらえ。
目的地の天水方面ではなく、宮本武蔵が五輪書をしたためたと言われる霊厳洞方面へ。
こちらにはフルーツ狩りができる農園が家族連れで賑わっています。
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ニジマスの釣り堀が併設されている食堂。
夏は流しそうめんをやっており、冬はうどんがメインのようです。
とりあえずうどんとニジマスの塩焼きを食べることにしました。
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麺は柔らかく、コシがないタイプ。
熊本では讃岐うどんが普及する前の昔ながらのうどんですね。
うーん、不味くは無いが美味しくもない。大衆食堂のうどんという感じ。
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ニジマスは美味しかったです。
塩焼き以外にもニジマスの唐揚げもあるので、今度はそっちを頼もうかな。
うどん以外にも五目まぜご飯もあったので、次はそれを食べてみます。
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県道1号線の分岐まで戻り、天水方面へ。
県道1号線に入ってすぐに金峰オレンジ街道の看板がありました。
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周囲は一面のみかん畑。
少し進むと何やら道沿いの駐車スペースにバイクをトランポから下ろす集団が。
明らかガラ悪めな改造を施したバイクをめっちゃ空ぶかししてました。
うおーっうるさいーっ!
あれは一体何をしていたんだろう?
道を進んでいくと適度なワインディンングやループ橋を走りながら、遠方に天草の島影が見える有明海が日光でキラキラと輝く風景を望むことができます。
熊本市内から1時間未満で行ける場所としては素晴らしい光景です。
道中の写真は収めていないのでご了承ください。
ループ橋を超えて玉名広域農道へと入る分岐を曲がります。
此処から先はワインディングが続き、地元のライダーが頻繁に通うコースとなっています。
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オレンジ街道側から玉名広域農道へ入るとすぐに展望所があります。
展望所といっても駐車場と石碑があるだけのシンプルな場所。
自販機もありません。
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今日は夏日だったこともあり、空気が少々霞んでいましたがそれでも素晴らしい光景が広がっています。
展望所のすぐ下は延々とみかん畑が広がり、農家の方々が日々勤しんでおられます。
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カブと畑はそれだけで絵になりますね。
どんな風景でも溶け込めるというのは旅先の風景を撮影したいライダーには嬉しい。
展望所で景色を堪能している間も、道路をNSRなどのスーパースポーツがけたたましいエンジン音を上げて何度も走っていきます。ローリング族?というものでしょうか。
景色は良いのですが気分はあまり落ち着かないかもしれません。
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来た道を折り返し、途中にあった観音像に立ち寄ったところ、テネレ乗りのおじさまとお話することに。
今まで多くの大型バイクに乗り旅をされてきたそうで、様々な経験談を語っていただきました。
カブも弄っていたことがあるそうで、カブの話でも盛り上がれました。
色々なカスタムも試してみたそうですが、最終的に「やっぱり純正が一番いい」とのこと。
レーサー用パーツも多く使ったものの、使う度にオーバーホールが必要だったりとにかく手間とお金がかかるので、一般ユースなら耐久力のある純正が一番だと仰っていました。
長くバイクに乗ってらっしゃるようで、バイクの進化についてたくさんのお話が聞けました。ありがとうございました。
あとは来た道を戻って帰宅。
玉名広域農道展望所から熊本市の中心街までは1時間未満のショートコースで本当に気軽に来れます。
適度なワインディングと有明海を望む良い景色もありますので、機会があれば足を運ぶのも良いのではないでしょうか。
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【注意点】
玉名広域農道ですが、単にツーリングを楽しむ方々も多いのですが、先述の通りローリング族のホームグラウンドとなっているようです。
夜はドリフト走行をする車もやってくるそうで、追突事故の事例もあります。
近隣住民の皆様からの苦情で警察の取り締まりも強化されています。
この道路は農家の方々が仕事で利用するため、荷物を満載したトラックも多く走りますし、熊本市と玉名市を結ぶ一般道であるため車の通行も普通にあります。
そういった方々にご迷惑をかける走り屋気分の人々がいるのは悲しいものです。
もし訪れる機会がありましたら、是非とも周囲に配慮して安全運転で景色を楽しまれてください。