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きよ志の愛車 [デルビ GPR50]

整備手帳

作業日:2024年3月22日

外装取り付け

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
さあ、エンジンもなんとかかかるようになりましたし、これまでマッパ状態だったデル美ちゃんを、ドレスアップしていきますよ!

デル美ちゃんのタンクはダミーで、NS-1同様にメットインになってます。NS-1とは逆に前ヒンジになっていて、シート側が持ち上がります。
ただ、このデル美ちゃんにはメットインのトレーと、ダミータンクを保持するスプリングヒンジが欠品してますので、それはまたの機会になんとかします。
ヒンジ部分は負荷がかかりやすいのか、ヒビ割れてましたので、アクリサンデーして応急処置しておきます。


2
カウルのほうは、アンダーカウルがそれなりにバキバキいってますので、ヒビ割れにアクリサンデーしつつ、ボルトをとめる穴が欠けているところは、ワッシャーをグルーガンでガチガチに固定します。
裏側の見えないところですし、なんなら映画で見たお姫様もウエストはコルセットでガチガチに締め付けてましたし。要するに、オモテからみて綺麗になればよいのです!

カウルのサイド部分は巻き込まれ、フレームにピッタリフィットするように防振のゴムが巻いてあります。このゴムも劣化していたのでホームセンターで調達した厚さ2mmのコの字型のゴムに交換です。カウルにゴムを挟み込むだけの簡単なお仕事ですが、劣化したゴムパーツを交換するだけでも、すごくリフレッシュした感じになるのでオススメです。
3
ウインカーは、純正ではなく交換されているようで、ウチに来た時点では配線がビニールテープでグルグルに巻かれて結線されていました。これではあまりにもかわいそうでしたので、古い配線をカットし、新しいギボシ端子をハンダ付けしてつなぎます。
4
続いてヘッドライト。
ライトもホルダー部分がバキバキだったので、最初に直していたのですが、グルーガンだと接着力が弱くてすぐ取れてしまったので、適当な金属プレートを曲げてビス止めしました。

おお、まさにシンデレラフィットやん!
これでヘッドライトを取り付けられるようになりました。
5
では、試しにヘッドライトを点灯しましょう。
エンジンスタート!

おおっ、一発始動!
良き良き!

で、ライトは…


……

あれ?
点いてないね…?


あ、コネクタ繋いでなかったわ。
失敬失敬。

ではもう一度。
はい、スタート!

おおー。ライト点いたわ。
片方だけ…

うーん、これは電球が悪いのか、はたまた配線か…
まあ、片方でも点けば公道は走れるし、また今度考えましょう。
あとはウインカーとテールランプ。
まずはテールランプです。
エンジン始動とともにテールランプは点灯。リアブレーキ踏みながらおしりを覗き込むと、きちんとブレーキに連動して明るく点灯します。

よしよし。
ではウインカーをカチッと。


……

あれ、もしかして点かな…

じんゎぁ〜…


なに、その1人時間差!
しかも暗っ!

一応、電球が点いて点滅もするのですが、蛍の光かってくらい暗いんですよ。
これは電球交換かなぁ。
できれば、灯火類はLED化したいところです。デル美ちゃんのウインカーリレーを調べてみようかしら。

とはいえ、これで灯火類はひと通り整備完了!
6
では、すべてのパーツを組み上げて、パーフェクトデル美ちゃんへと進化させましょう!

この際ですから、サビサビのネジ類もリフレッシュします。

もとは六角穴のM6 20mmのトラスネジですが、プラスのトラスネジにします。
で、その個数は

アッパーカウル 5個
アンダーカウル 8個
シートカウル 12個

またいつものホームセンターのバラ売りネジコーナーへ駆け込みます。
もう、店のお姉さんも「バラネジさん」として認識していることでしょう。

外装をプラスネジにしたことで、整備性も良くなります。

ということで、はいドーン!
デル美ちゃん、完成でーす!


どうですか!?
まさに90年代のレプリカバイクブームの熱気を感じさせる、優美でグラマラスなスタイリング!
とくに、ドゥカティを彷彿とさせる大胆なアウトレットが印象的なシートカウル!
このアウトレットのおかげでシートは幅広で足つきは悪く、身長165cm未満お断りです!
そして、アッパーカウルからアンダーカウルにかけては、最小排気量の50cc原付とは思えない、フルカバードボディですよ!
整備性を犠牲にしてなお、そう簡単にはワタクシに触らさせなくてよ、という高笑いさえ聞こえそうな高飛車お嬢様属性!

どうですか!? このスタイル、キャラクター! まさに、ロリ巨乳バば……ゲフンゲフン…

とにかく、NS-1やTZRといった国産フルサイズ原付と比べても、1段上のクラス感はさすが輸入車!
当時の新車価格で50万円したのも頷けます。
そして、その当時にこの変態(褒め言葉)マシンを購入した猛者がいてこそ、今、ここに凛と立つデル美ちゃんがいるわけですよね。
そう思うと、ほんとこの子をレストアしてよかったなぁとしみじみ思います。
あぁ、早くこのデル美ちゃんと一緒にお散歩したいものです。

とはいえ、まだナンバーも取れていませんから、ガレージでエンジンかける程度しかできませんが、慣らしも必要ですし、しばらくエンジンをアイドリングさせておきましょうかね。
しばし、この2ストサウンドとオイルの香りを楽しむとしましょう!


……

まだ漏れよるやん…オイル


アイドリングさせて十分もしないうちに、カウルの下にポタポタとオイルがこぼれています。
どうも取付面ではなく別の部分から漏れてそうです。

仕方なく、取り付けたばかりの右側のアンダーカウルを外し、オイルポンプのカバーも取っ払います。

7
オイル漏れの原因を探ろうと、ポンプまわりを覗き込みます。
…て、クーラントもチョビ漏れしてへんか?
オイルポンプの上、ウォーターポンプの取付面から緑の雫が滴っています。
ここにはガスケットを挟んでますから、漏れるということは締めつけトルクが足りないか?

サービスガイドを見てみますが、ウォーターポンプの取り付けトルクは記載がありません。さてどうしたものか?

まあ、他の部分もだいたい10Nmくらいやし、そのくらいで締めるか。

ということで、激安のトルクレンチを10Nmにセットし、ヘックスボルトを締め込んでいきます。

1つ目は半回転くらい締込むとトルクがかかりました。やっぱりトルク不足かぁ、と思って2本目を締め込んでいたときです。


グイグイ…
ボキッ!!

え?と思った瞬間、デル美ちゃんのウォーターポンプから緑の液体が大出血っ!
8
ででで、デル美ちゃん!
どどど、どないしたん!?

どないもこないもありません。
なんと、ウォーターポンプを固定するボルトがトルクに耐えきれず、途中でねじ切れちゃいました。

デル美ちゃん。ついに復活を果たしたと思いきや、骨折により、再びガレージ入庫…

続きます。

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「[整備] #GPR50 エキパイ加工とメーターマウントボルト交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/3592382/car/3524600/7757469/note.aspx
何シテル?   04/18 23:45
きよ志です。 他の人と被らないマニアックなバイクが好きです。 今はDERBI(デルビ)GPR50のレストアに挑戦中です。
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