Y51フーガプロジェクター流用

使っていた中華製HIDのバルブが切れてしまったので好感することにしました。
約4～5年使用しましたが、年間3000kmくらいしか乗らないので走行距離だと15000km程度で切れたことになります。
あんまり明るく無かったし、もっと信頼性もほしいので何かの純正を流用することにしました。
新しい車ならライトの設計自体FD純正よりも明るくできてるはずという目論見です。
とはいえ普通のリフレクタータイプはリトラに収まらないというか大変すぎるので、プロジェクターを使うことにします。
車種は、日産のプロジェクターはバイキセノンでバラスト～バーナー間のハーネスも長いという情報を得たので日産車に決定、ヤフオクで安く出ていたフーガを落札しました。
プロジェクターにするとレンズカットも邪魔になるので、クリアレンズのライトハウジングも新品で用意してフーガとニコイチにします。
画像はとりあえず合わせたところ。

いろいろ加工してあわせてみると、フーガ純正のバーナーにつくコネクター(イグナイター)だと車体側にも加工が必要なことが判明。
プロジェクターユニットは結構前後に長く、コネクタ込みで約130mmあります。
FDは後ろのスペースがあまり無いので収まりませんでした。
そうはいってもフーガのライトは買ってしまったので何とかします。
銅板をホームセンターで買ってきて、画像のように加工して…

こんな感じで新しく作ったハーネスをバーナーに直付けしました。
この時点でバラスト～バーナー間のハーネスが長いというメリットは無くなりましたが、多少スペースは稼げます。(ハーネスは曲がるので)
ネットではバーナーにハーネスをハンダ付けしてる人もいましたが、バーナー交換のときにめんどくさいのと、ステンレスのハンダが難しいので自作金具で乗り切ります。
外側が銅板で作ったマイナス用、中心のプラスはメスギボシをバーナーに差しています。
このあと純正バーナーを壊してしまったので、ハンダ付けしないのは正解でした。
画像では防水のためにダイソーで買ったPPのボトルを切って作ったカバーも見えています。
カバーはアルミで延長して、PETのヒートプレスで蓋を作りました。

車体側もあんまりスペースが無いのでなんとか詰め込みます。
右に見えるのがバラストで、これまたダイソーで買ったボトルで蓋をしてあります。
左はイグナイターをダイソータッパーに入れたものです。

なんとか完成。目つきがおかしいです。

点灯。当たり前ですが、明るさは最近の車そのもの。
カットラインもきれいに出るので、FD純正とは違うのだよ、FD純正とは！と心の中でつぶやけます。
バーナーはフーガ純正を壊してしまったので、オートバックスで買った6000Kの社外品です。
壊したときにアマゾンで2000円くらいのを買ったのですが、見事に2つとも不良品でした。
流用失敗か！と焦りました。

消灯時アップ。
お化粧は何もしてないのでネジやらいろいろ丸見えです。
実用性重視というか、フーガ純正のカバーはめんどくさくて使うのをやめました。

点灯時アップ。
フーガ純正はカバーと一部青いクリアパーツでかっこよく光るようになっています。
たぶんそのためにプロジェクターのレンズ以外からも光を漏らしているのだと思いますが、これまた面倒でふさがなかったので盛大に漏れているところが丸見えです。
こんなこともあろうかとリフレクターはつや消しに塗装しておいたので、変な照らし方にはなってません。

最後にお金のまとめを。
フーガ純正プロジェクター
　　ヤフオクで約10000円(ユニット一式)
クリアレンズのライトハウジング
　　たしかヤフオクで7000円くらい
ハーネス用部材とかパテとかアルミ板とかもろもろ
　　1～20000円
合計40000円はいってないくらい？

去年の夏休みに始めてようやく完成したので、細かい金額はよくわからなくなってしまいました。
FD純正とくらべるとかなり見やすくなったので満足ですが、労力を考えるとオススメはできないかも。