ワークスセリカのブログ一覧

ちょっと前の話しですが、知り合いから分割式ﾄﾞﾗｲﾌﾞｼｬﾌﾄの製作依頼があり完成したので紹介します。

そもそも何で分割にするの？とたまに聞かれますが、自分のセリカはナローデフにしています。


何でナローデフにするの？それはセリカ購入時にワタナベ９J-14ホイルも一緒に譲ってもらったのですが、前オーナーはジムカーナやサーキット走行時にはみ出したまま使っていたそうですが、それを何とかタイヤハウス内に収めたいが為にナローデフを製作しました。

ダルマ＆LBは思っているよりタイヤハウス内は広く、オフセットを考えなければ９．５Jまでは入ります。
四国の方にはリアフェンダーを上方向に板金して18インチ１０Jを履いているLBもいると聞いた事も有ります。

タイヤハウス内に太さが収まるのであれば、マイナスオフセットを納める為にナローデフを製作したのが事の始まりです。

ホーシングは切って繋げば簡単にできますが、シャフトの完成までには時間が掛かりました。

最初はホーシング同様切って繋ぎましたが溶接目から折れ、次にカラーでつなぎピンを溶接しましたが×！
その次は長いシャフトを切ってスプラインを切り直したらしばらくは持ちましたが、最後はスプラインがねじれました・・・・・
しつこく次に考えたのが、切って繋ぐ場所をフランジ側溶接したら壊れなくなりました。
とは言え、出先で壊れると困るのでスペアーを作ろうとしたがベースのドライブシャフトが見つからず・・・・・・ホーシングごと買うのも高く困っていた時に、家に転がっている壊れたシャフトのﾌﾗﾝｼﾞ部を使いシャフト＆スプライン部のみを新規製作すればよいのでは！で生まれたのが分割式です。

ドライブシャフト丸のままを削り出しで作るより、遥かに細くて安く作れます！

純正部品が入手できない方にもお奨めです！

このシャフトを作れば、今進めているオリジナルホイル９J－１５オフセットー１３ｍｍのホイルがダルマ＆LBやカリーナ・コロナにも楽勝で履けますよ！

ただしTE27の場合は、リーフスプリングにホイルが干渉する恐れもあるので何とも言えませんが、知り合いでオリジナルホイル購入を検討している方がおり、サンプルとしてRSワタナベ8スポークの同サイズを試しに履いて検討するそうなので、その時にナローデフも検討してみたいと思います。

2月の繁忙期も何とか乗り越え平常に戻りつつありますが、セリカは何もしていないので3月のアイドラーズはパスです・・・・・・・・・

4月のJCCA・JAPAN　RUNは走りたいのも山々ですが、今年はオリジナルホイルで多額の出費をしているので予算があれば・・・・・・・・と言ったところで走らない可能性の方が高いです・・・・・・・・




そんな中、製作メーカーより製品図完成の知らせが来ました！

スポーク部分の反りはほぼ同一！
リム部の段付き具合もほぼ同一！
14インチから15インチにする為に伸ばしたスポークのデザインは◎◎です。

自工マグとトムスレーシングが同じと思われている方がたまに居ますが、スポークの反りが自工の方が格好良いです！大きいキャリパーやローターを入れた際の逃げが自工の方が余裕があります！
最後は個人の好みになりますが、私は自工の井桁が好きです！

製品図を検図して、GOを掛ければ型図の作成に入りますが、その前に知り合いで数多くの井桁Mgを持っている27乗りな方に、サイズ違いによるスポークの反り違いやリム部形状をレクチャー受け製品図も目を通してもらってからGO掛けたいと思います！


思っていたより、図面の完成が早いのでサンプルも早くできそうな期待が高まりました！