ワークスセリカのブログ一覧

昨日の作業となりますが、以前より知り合いから頼まれていたセリカＬＢ（ＴＡ２７）のラック＆ピニオンＢＫＴの溶接作業をスカッシュさんのところでしてきました。位置決めはオーナーにしてもらったのですが、その位置が少し傾いており修正に苦労しました。ＢＫＴ溶接が終了したので、スパッタ取りなどを後日してからブラスト→カチオン処理をしてからオーナーに返却となります。

次のスペアーエンジンのピストン交換の作業を始めたのですが、仮組みしてあったヘッドを降ろしてピストンを抜いて、コンロッドから外してさー換えるるぞと両方のピストンを良く見たらどうも、ＥＸ側のリセスが浅いような気が？きちんと測定してみると、やはりＥＸ側が２ｍｍも浅いではありませんか。多分、リセス加工を出す時に、数機分まとめて加工に出したので指示ミスか、業者が聞き間違えたか？どちらにせよ、また、加工に出さなくては・・・これでは、またしばらくエンジンスタンドが空かない！！！

画像のステーを見て、何のステーか判る人はかなりのセリカ通では？？？？
このステーは、かつてＴＲＤから販売されていたレーシングジャケットと言う透明のライトカバーを取り付けるステーなのですが、標準はスプリングピンでヒンジを固定しているのですが、穴径が緩めなので高速などを走っているとピンが抜けてきてしまうのです。何しろレージャケは現存品が少ない超希少品なのでステーが外れて走行中に落としてしまうことを考えたら、恐ろしくてクルマにつけて走れません。先日の低頭ボルトの一件で、squash12v さんから頂いたミスミのカタログを見ていたらちょうど塩梅が良いヒンジピンなる物があるではありませんか。以前、スプリングピンに変わって削り出しで作ろうかなどと考えたこともあったのですが、先延ばしになっていた所にこれは大発見！早速ステーにピンを取り付けてみました。

デフの組み替えも終わったので、夜に試運転に行って来ました。デフの方は問題無さそうですが、試運転とはいえこの時期は夜でも車内は暑くて暑くて耐えられません。途中squash12vさんのガレージによりちょっと話し込んでから、アクエリアスの差し入れをもらい再度試運転の続きをと思いましたが、そこそこで本日は切り上げ、今シャワーを浴びて、エアコンを効かせた部屋でまったりしております。

朝の内は雨が降っていたものの、午後からは真夏並みの暑さでした。ＬＳＤの組み替えも終わり車両に搭載しようとしたのですが、どうも下回りの錆が気になったので、とりあえずサビ止めでカラースプレーで塗装しました。今日の所は、スペアータイヤの部分と、ラテラルロッドの付け根、リアフェンダー後ろ側の裏を塗装して終了としました。