ワークスセリカのブログ一覧

昼過ぎより作業開始。
クランクはラッピングしているので、油孔を丹念に清掃し青棒のかすを落とします。ブロックは水メクラを先回組んだ時に外していないので、外してウォータージャケット内の清掃をしました。清掃後にブロックを缶スプレーでペイントし組み付け開始です。
メタルは結局手持ちの在庫がそれほど多くないので上下を入れ替えて組み付け。子メタルも同様に上下入替で組み付け。コンロッドはキャリロで以前トラブった物を修理して使っています。コンロッドボルトは指定トルクで締め付けるのみで、伸びは見ていません。（中古からの使用なので見ても？です）

夕方暗くなる前に、ギャートレインのバックラッシュを再調整してＦｒカバーまで組めましたが、ギャートレのバックラッシュが０．１０ｍｍより小さくなりませんでした。ちょっと気がかりですがバルタイとＶＰ確認時に逆転で要確認することで良しとしましょう。



手が油ぽかったので、画像が少ないです・・・・・




１８ＲＧ系をＯＨや組み直す方、ブロック前側の四角い穴に鋳物のバリが多いですので砂落しは必須ですが、できれば画像くらいまで拡大するとヘッドからのオイル落ちが良くなりますよ。

会社が終わって帰宅すると、玄関に大きなダンボール箱が！
横にはＣＰの文字が！
例の品が米国より届いたようだ。













ダンボールの中には、小ぶりな黒い箱が４個。
実は、度重なるトラブルで手持ちのマーレーが底をついており、流用ピストンとかでも組んだことはあるのですが、リセスが深く掘れなかったり加工代が馬鹿にならないなどの弊害があり、思い切って新規にピストンをオーダーしていたのです。
国内の数社に見積もりしましたが金額が合いませんでした。が、たまたま米国に移住しているレース関係の仕事をしている友人に合う事ができ、ピストンの話をしたら即見積もりをくれナイスな金額を出してくれたのと、昨今の円高の影響で思い切って頼んだ次第です。






スペック的には、当時のマーレーと同サイズ。９２Φボア・ＰＨ３０．０ｍｍでピン径を当時と同サイズの２２Φと手持ちの流用コンロッドを偏芯させて使う時に肉を多く残す２０Φ仕様の２セットを自分の分で、残り２セットは知り合いの分で２セットの計４セットのオーダーとなりました。

出来上がったピストンを見てみると、ピンボス周りのリブの立ち方は今風の高剛性タイプですし、重量はマーレーよりー１０ｇ・２０Φピンでー１３ｇと満足のいく重量です。

このピストンは、今ＯＨしているエンジンが組み上がりもう１機ＯＨが終わってから組み付け開始予定です。

昨日、今日と暖かでしたので朝会社に行く前に少し作業をしました。
ラッピングの終わったクランクの曲がり点検をしました。最初に組んだ時に曲がりの修正を行っているので確認で点検をしましたが曲がりは０でした。
メタルに若干の傷があるのですが、手持ちのメタルにも限りがあるので交換するか否かは迷いどころです。
クランクのウェイトに傷があるのは、以前足出しを経験しているクランクの証です。




ちなみに使っているメタルは、自分の４バルブやツインプラグエンジン専用品のF770です。

土日で、クランク・コンロッド・ピストンまで組めたらと思っています。

以前搭載していたエンジンでオイル漏れがひどく直そうと思っていたエンジンのＯ／Ｈを始めました。
オイル漏れ箇所の特定は出来ているので、ばらしたら組み直すだけなのですがメタルの傷が多かったため、クランクのラッピングをした後にメタル交換の予定です。
ラッピングはいつもお世話になっている、ココへお邪魔して作業してきました。
青棒でシコシコしてきましたが、キズは取りきれずある程度で妥協しました。
家に帰ってきてから、ジャーナル径の測定をして本日は終了です。



家の中に部品を持ち込むと家族が白い目で見るので、夜遅くか朝早くでないと家の中での作業は出来ません・・・・・・・





老眼の私には、デジタルの計測器が救いの神です。

以前使っていた、ＭＯＲＩＴＥＸ製



内視鏡の差込みの径が違うので、旋盤似てアダプターを製作し使っております。


今回購入した、ＯＬＹＭＰＵＳ製



今回の工業用に一緒に付いてきたものです。現行型（ＩＬＫ７）だと１２万くらいするようですが、それより２～３型古いタイプのようです。
ハロゲンバルブが付属されていなかったので、ネットで注文しました。ちなみに、バルブの形式は、フィリップスの６４２３（１５Ｖ１５０Ｗ）というちょっと変わったタイプですぐには来そうにありません。

画像ペーストの練習がてらの紹介です。