定番激安ツィーターのコンデンサチューン
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
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プレからガーニッシュごとツィーターを外して家に持ち込みました。
このツィーターにはマイナスの線にネットワークが付いています。
購入時は付属の長いケーブルに付いていたのですが、取り付け時にここに移植していました。
ビニテを外して見るとネットワークが出てきます。
これは電解コンデンサと言われている部品だそうで、安価なのでネットワークによく使われているようですが、音はイマイチみたいです。
パーツ屋で見たら似たようなものは十数円でした。
よく見ると3.3μF 50Vと書いてあります。
要は、これと同じ規格のフィルムコンデンサと交換すればいいわけです。
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このフィルムコンデンサと交換します。
結構大きな部品です。9V電池と比較してみました。
使用したのは、日立AIC製
「テープ外装形メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ MTB-2E-335K (250V 3.3μF)」です。
耐圧容量は50V以上なら問題ないようなので、250Vがあったのでこれにしました。
1個267円でした。 電解コンデンサの20倍くらいの値段です。
左右分必要なので2個購入しました。
ネットでちょっとだけ徘徊したところ、日立製はツィーターのコンデンサチューンで定評があるものみたいでしたよ。
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<取り付け方法>
元のコンデンサのハンダを融かして外し、新しいフィルムコンデンサに付け替えます。
コンデンサは極性が無いそうなので、左右をどちら側にしても大丈夫です。
ケーブルにあらかじめスミチューブを入れておいてから、導通性を良くするためにしっかりとハンダ付けします。
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スミチューブをハンダ付けした部分に被せ、熱収縮させます。
コンデンサとのつなぎ目には、ホットボンドを付けて、絶縁と強度アップを行っています。
コンデンサの外装はポリエステルテープが巻いてあるそうなので、露出したまま使うことにしました。(ヤバかったら教えてください。)
これで完成です。
元の電解コンデンサと並べてみましたが、かなり大きさが違いますね。
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あとは、プレのツィーターの線に接続して、ガーニッシュを取り付れば作業は終了です。
コンデンサは、ガーニッシュのところのドアパネル内に丁度入りました。
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<インプレ>
さっそく試聴したところ、ビックリする程音が変わりましたよ!
ツィーター単体ではシャカシャカ鳴っているところは同じなのですが、純正スピーカーと合わせて聞くと明らかに違います。
今まではツィーターを付けた事によって、音が足元から上に上がったように感じましたが、こんどはさらに前に出て来たように聞こえます。
たぶん音がクリアになったという感じ。
高音が伸びやかにシャキっとするようになりました。
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高音域の違いを知るには、ドラムのハイハットやシンバルの音を聞くのが解りやすいと思うのですが、ハイハットの刻む音がシャリっとなって、残音も綺麗に聞こえてくるし、自分好みのかなりいい感じに聞こえます。
スネアの音も深い感じになりました。
ボーカルも艶やかになったように思えます。
500円ちょっとでこの変わりようとは・・・。
多分高級品にはとてもかなわないとは思いますが、自分的には大満足です。
みんなにお勧めしたくなるような弄りです。
ちなみに、純正ツィーターにも電解コンデサが使われているようでした。(オフで見せてもらった)
今流れている曲は、T-SQUAREのMorning Star♪
チキチキ、シャカシャカ、チキチキ、シャカシャカ・・・最高です♪♪
(整備手帳では聞こえませんよ)
こうなるとウーハーが欲しくなりますね。
オーディオの世界は険しそうなので踏み出せませんけど。
一応言っておきますが、素人判断なので音の変わりようについてはあまりあてになさらずにぃ・・・(笑)
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