2012年12月28日
みなさんお久しぶりです。
前回の記事に書いた免許停止の話の続きです
去る10月25日に免許停止処分の短縮講習に行ってきました。
場所の名前がヤバいです
「埼玉県警察本部交通部運転免許本部運転管理課大宮分室」
漢字多い~そしてなげ~ (笑)
お恥ずかしながら違反で捕まってしまったんですね~
スピード違反で1発免停です
免許取り消し経験ありで前歴1なので60日免停だと思っていたのが
短期処分だったので30日間の免停でした。
だが講習を受けると29日短縮になって免停1日になるという
よくわからないスーパーな講習です (笑)
時間は朝から夕方4時までで
講習料金13200円!
今日は講習者37人いたので488400円ですね。
反則金や罰金以外にも毎日のようにこんな金とって講習しているわけだろうて
すごい金額があつまりますね。
ちなみに違反者からのこのような金の納付は行政の財源になっています。
このくらいの金額でビジネスセミナーやったら1日で50万とか余裕なわけですね
月2回で月収100万円
こりゃセミナーやる人が多いわけですわ。
とまあ免許の話なのですが違反とかしたら交通も法律なので
実は刑事処分と行政処分という2つがあるって知ってました?
たぶんほとんどの人が理解していないと思います。
具体的に言うと違反をしたら反則金や罰金を払い点数も加算されますよね?
その時の「罰金」と「点数」は処理する所が別なんです。
例えばスピード違反して
「罰金◯万円+免許停止◯◯日」のような組み合わせですよね
「罰金」というのは「刑事罰」での「罰金」
「点数」というのは「行政処分」での「点数」
なんですね
刑事処分って事は傷害や窃盗などして捕まるのと同じなんですよ
普通は捕まったら裁判して「有罪」「無罪」を判定するんですが
こと交通に関しては全国で違反が多すぎて毎回裁判とかやってられないわけで
簡単な裁判したと同じ事になるモノが存在しています。
そう、それが青キップや赤キップと呼ばれるモノです。
違反した事ある人ならお分かりでしょうが警察官が紙を書いて
「はいサインして~」って渡してきますよね
あれ書いて裁判したのと同じ効果になるんですよ
だからみんな刑事罰とかあるのかどうかすらわかってない
裁判もできますが裁判したとしてもほぼほぼ「罰金刑」
だからサインして罰金払って終わりですよという事なんです。
ちなみにあれにサインしないで違反を認めないでいるとモメます
認めないと最終的には普通に裁判になるわけですからね
でも違反をしていないと言い切れるのならばモメていいと思います
してない違反に罰金なんて払いたくないですしね。
この「刑事罰」と次に来るのが「行政処分」
免許停止とか減点ってやつですね
減点減点いいますが現在免許の点数は減点方式ではなく加点方式です
なので僕は加点6点で免許停止になったって事ですね。
先ほどの「刑事罰」は裁判などで戦う事ができるのですがこの「行政処分」
は戦う事ができません。 有無を言わさず点数追加です。
これすごくおかしい事なんですけどね
認めようが認めまいが点数加算なんですよ?
めっちゃおかしいですよね。
国の機関なので利権問題が絡んでいますからこうなんですね
とまあなにげ僕は交通法規には精通していますので困った方は気軽に相談下さい (笑)
そしてまあ僕は講習受けて見事満点で免許停止短縮されたんですが
正直講習しなくても満点とれる内容、、
わからない人にもほとんど答え教えてるような感じだったし
あくまで形なんでしょうね。
行政機関は「違反したけど金払えば大目にみてあげますよ~
金も徴収できるし嫌なら来なくてイイよという」
神のような存在
流れも効率化されていてその「埼玉県警察本部交通部運転免許本部運転管理課大宮分室」
まで来ているみんなはお金払えば短縮だし!って感じで不満もなく金を払う。
なんだか非常にうまいシステムだなと思いました。
こういった事を一般で考えビジネスにできないのかなあと
思いましたね
とまあ結果免停は1日だけで終わりでした。
そして問題の刑事処分の罰金は予想通りの「不起訴」。
よって罰金は0です
驚きました?
前回の記事見た方は「そんなのないだろ~」という意見が多かったんですが
不正な取締りで免許停止
これが事実なんです
法律って完璧じゃないんですよ。
悪用厳禁ですね
Posted at 2012/12/28 16:58:43 | |
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