MR-Sをソウルレッドにオールペン(その2)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
塗装は結構自分でやることもあるのですが、このシルバーを自宅で塗ったとき、余りに近所迷惑な雰囲気だったので、手持ちの1kgだか500gの缶が無くなった時点でまだらのまま塗装を中断していた状況でした。
なので、今回レンタル塗装ブースをお借りして排気システム付きブースの中安心して行いました。
ちなみに塗料はロックペイントのプロタッチ、調色はプロがやってくれます。
この写真は最終的に#800で足付け後、脱脂した状態になります。
2
塗装行程は
(1)ベースカラー
(2)カラークリア
(3)クリア
の3コートになります。
カルチャーショックだったのが、ベースカラーとカラークリアには硬化剤成分が含まれていない一液性であること。また、焼き付けしないどころか一切乾燥すらさせずにどんどん次のを塗っていくこと。
これまで、各層に硬化剤を入れる2液の塗料を塗るときは、1層塗ったら乾燥~~とかで、サラリーマン的には週末の楽しいDIY塗装で、1層塗ったら乾燥させて次の週末に次の層を塗る!とか普通にあったのですが、このスピード感はT51RなRB26並み?素晴らし過ぎます!!
そうやってどんどん塗れる理由は、最後のクリアに硬化剤を混ぜることで、最後のクリアを塗った時に下層の塗料にまで浸透して、下層も硬化する仕組みとのことです。
これまで冬場の塗装とか、ドライヤーで温めながらやったりとか大変で、基本暖かい時期にやっていたのですがプロ用の塗料、すげーーー!これならむしろ逆に汗だくにならない冬の方が塗装向きかも(;・∀・)
ベースは一定量以上塗れば色がムラになったりしないし簡単と言えば簡単?
ベースカラーはこの後のカラークリアで透けるオレンジメタリックになります。1回塗っただけでは薄い~~。
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もう色がこれ以上変わらない!と言うところまでベースカラーを塗った状態。ソウルレッドのイメージとはだいぶ違うオレンジがかった色です。
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そしてカラークリア。
このお店ではない、別の塗装のプロに聞いたところ、ソウルレッドクリスタルメタリックは超難しい!!とのこと。
その理由がこのカラークリア。
普通のソリッドカラーやメタリックカラーは、一定以上の塗料を吹けばそれ以上いくら塗っても同じ色なのに対し、カラークリアは塗れば塗るだけそのクリアに混ぜたカラーがどんどん濃くなってしまうと。まぁ要は普通にキャンディー塗装ですな。
ソウルレッドの車がバンパーこすって塗ってボンネットと色を合わせるとかだったら気が狂いそうですが、私はもう好みの色合いまで前後バンパーを塗って、ベースカラーの量に対し、カラークリアの量をどれだけ塗ったか?と言う塗料の割合は記録しておき、ボディーを塗るときにも同じ割合にするだけー、の作戦。見ながら合わせるとか、次のコートを塗ったらどう変化するかを予測しなければならないので素人にはムリです!多分。。。
色味的にはかなりソウルレッドになって来た感じがありますが、あのキャンディっぽく透き通った感じが一切ない!
カラークリアでは深みは出さず、最後のクリアのみで透け透けな深みが出る仕様のようですが果たして・・・?
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そこで最終工程、クリアを投入です。
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ここからは、カーボンボンネットとエンジンフードも戦いに参戦!!
新規参入者たちは#2000のペーパーで足付けしました。
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で、クリアを吹いた後のこちらリアバンパー。
クリアを塗り始めて、初めてこのプロ用の塗料はすげーー!と強く認識しました。PG80だったら絶対垂れる!!と言う位厚塗りしても全然垂れない。。。
ガンと塗装対象の距離にシビアでなく、ちょっと近づけ過ぎたら垂れる、とかもない。
すげー塗りやすい塗料です。これ、いいなー!
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こちらはフロントバンパー。
いくら厚塗りしても全然垂れねぇよ!!すげぇよ!!とこれまでの常識を超える厚塗りをしてたら垂れましたorz
やはりモノには限度があるようです(/_;)
また、前後バンパーともに、うーん、下地作りの重要性を再認識しました。
飛び石の削れとか、全てが如実にはっきり出てしまいますね。しっかりペーパーかけて、ちょっと0.3mm位の凹みとか、塗料で埋まるんじゃね?
みたいないい加減な考え方はダメで、ちゃんとパテ使わないとだめだー、と次につなげる経験をしっかりできた今回でした。
あっ、この状態はクリア吹きっぱなしなので後からペーパーやコンパウンドでもっとツヤは出ると思います。でも、ソウルレッドクリスタルメタリックで欲しいのはツヤと言うよりも深み。
出せるかなーーー?引き続きボディーを塗装しまーす。
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