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今回の人柱隊は,ワニならではのネタです,スケスケエンジンカバーであります。
米国HIP Design社がリリースしたばかりのTransparent Engine Coverを調達してきました。
ポルシェはエンジンを見せようという気がない会社です。蛙はRRなのでもともとエンジンを拝むようにはできていません。僕星はソフトトップの下にエンジンがありますから,これまた拝めません。
もちろん,ワニもエンジンカバーがあるので見えません。だけどもエンジンカバーは容易に取り外せますので,簡単にフラット6を拝む事ができるのです。
そう思った米国のワニ狂からは,いくつかのクリアエンジンカバーがリリースされています。しかしどれもこれも結構高いんですねぇ,HIPは最後発なので価格も比較的リーズナボー,デザインもまずますというわけで,人柱隊の出動と相成りました。
今回はDob6さんとのGroup Buy,自信を持って日本初登場であります(^^)v(^^)v(^^)v
実は6月頃には調達済みだったのですが,諸般の事情によりインストールを先延ばししてきました。その理由は後ほど。
さて,梱包はこんな感じです。

緩衝材もしっかり入っていて,なかなか好感の持てる梱包状態でした。
早速,箱を開けて本体を取り出します。

ちゃんと梱包されていて丁寧な仕事ぶりであります。
取付はインストラクションキットがありますので,簡単ポイのDIYであります。

ご覧の通り,シート側に柱を立ててカバーを支えます。ネジ穴は既存のエンジンカバーのネジ穴をそのまま流用しています。
ラゲッジネットフックは,このように処理しました。

しかし,これだとカバーに縁取られているゴムを圧迫しますし,実際はラゲッジネットは使えませんのでエンジンベイ側に追い込んだ方が良さそうです。ちなみにシート側のフックはエンジンルーム内へ追い込んであります。
というわけで,あっという間にインストール完了。作業時間はゆっくりやって30分でした。

結構きれいでしょ?材質はアクリル板です。重量は約10kg,ノーマルパーツ(アルミ遮熱板+ウレタンパッド)とほぼ同重量です。なーんでか,それは遮音と遮熱のためと推測されます。形状は単なる板ではありません。ノーマルの絨毯のようにアールのついたデザインです,なかなか凝った成形をしていますねぇ。
クリア度はさすがアクリル。

ご覧のようにプレナムもバッチリ見えてます。いやぁ,やっと逢えたね,君に(爆)
私が調達時に気になった幾つかの点をご報告しましょう。
●お手入れについて
アクリルなので傷つきやすいのですけど,エンジンルームの熱をまともに受ける事を考えてフィルム貼り等の処理は止めました。例えばフィルム処理をした場合に接着剤が熱変化起こしてしまうのを懸念したからです。理想は眼鏡のようにハードクリアコートだと思います。私は処理業者を探し続けたのですが,真空蒸着を素人相手に,一品モノでやってくれる奇特な業者はみつかりませんでした。どなたかご存じですか?アクリルなので溶剤系だと樹脂を痛める可能性があるので避けております。
結局,お手入れは水洗浄+プレクサス+アクリルサンデーにしました。アクリル保護洗浄としては定番の処理だそうですよ。これが購入したものの,インストールに時間が掛かった理由です。
●音について
最初は驚くはずです。いままでどんだけ〜〜〜遮音されてきたのか,また音質のチューニングをやってきたのかが良く分かります。逆に言うと,エンジンの存在感はすごいです。雑誌のリポーターだとスパルタンと書くでしょう。つーまーり,音量は大きくなるって事(^_^)
あらゆるエンジン音,クラッチ,吸排気音が聞こえるはずです。エンジンの息吹を感じ取って下さいな(爆)
しかしまぁ,音量なんてあっという間に慣れてしまい,逆に楽しくなってきます。特に上まで回したときのシフト操作でターボ車のウエストゲートじゃないですが,「ぷっしゅー!!」なんて負圧音がしますからね,ふふふ。是非,試乗しに来て下さいな。
●熱について
予想以上に熱くなりませんでした。渋滞にもはまってみました。さすがに渋滞だと熱気が車内に上がってきて,なんだか後頭部や頭頂部が暖かくなる感じです。まぁ,これも強力エアコンのお陰様で無問題です。それに,さわれないような熱さではなく,うう〜〜〜ん,暖かい(^_^)
冬場はヒーター代わりになるかもしれません。
いずれにしても,こっちもノーマルの遮熱処理に感嘆すると思います。
結局,ここらへんを対策しようとすれば,重くなるしコストアップになるし,というわけなので,HIP社的には割り切ってくれ,ということなのでしょう。ちなみにHIP社ではクリアエンジンカバーのカバーを開発中だそうで,やっぱり荷物を置きたいユーザーにも配慮しようとしているみたい。私もあったら嬉しいかも(^_^)
長くなりましたが,最後に車外から見てみましょう。

如何ですか?車外からでもバッチリスケスケですね。エンジンの表情が情けないのが気になりますが,インテークを塗りまくるとか工夫すると,よりエンジンが目立つでしょう。私は買掛金の都合で,ここまでで止めておきます。
このクリアカバー,私としてはお勧めであります。車体に何ら加工することなく,スケスケなエンジンを見せつける事ができます。ポルシェで唯一といってよいでしょう,エンジン見せつけをできるワニ遣いなら買っとけ,というところです。
そうそうおまけですが,エンジンルームへのアクセスは超簡単になりますよ(爆)
人柱隊を結成したものの,実は人柱隊に相応しい大物なネタはほとんどなくなってしまいました(爆)
なので,多分,これが大物としては最後じゃないかなぁ。
Posted at 2009/07/11 16:23:22 | |
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ワニモディ | 日記