どうも、葉っぱ生活は終了しているのですが、総括のアップが遅れましたスイマセン。
結論から言うと、やっぱり今は買う時期にはないであります。次世代の葉っぱが出れば考えても良いかな、と営業さんにはお話ししました。ちなみにテスラのモデルXは超格好良いので、マジで欲しいです・・・買えるようなお値段ではないんですが、この調子ならモデル3に超期待です。
葉っぱを借りた最終日、暴走は館山まで日帰り往復をしてきました。そのロングランをへての総括です。
●満足な点=モーターならではのトルク
ドライブモードは、通常D(回生弱め)と通常B(回生強め)と、それぞれにエコモードの合計4モードがありますん。エコモードは出力を抑えてるんで加速が緩慢で、電池の消費を抑えるようになっています。市街地で交通を邪魔しない程度に走るのであれば、エコモードの方が通常モードよりも回生が少ない分、走りやすく、エコBモードがベストでした。
通常モードはフルスペックのトルクを発生します。回生はDとBで異なりますが、Bは回生が強くブレーキをあまり使わずに走れます。特にBは市街地で走るために大変便利で、Dは回生が弱いので高速道路で便利と思いました。
アタシの走り方では、通常はエコモードで電費を稼ぎ、ここ一番の加速時にエコモードを解除すると気持ちよいです。特に通常モードはトルクが即時に立ち上がるので、エコモードから切り替えた瞬間にロケットの如く走ってくれます。このトルク感は独特で、ゼロ発信でも中間加速でもグイグイ走ってくれるので病み付きになります。
トップスピードは結構出て、法令違反は余裕です。もっとも、あの速度域では電池の消耗が激しいようなので、一発芸かなと思ってます。精神的に優しい速度域は、高速道路では80〜100kmかなぁと。
●不満足な点=実走行可能距離が300kmに達しない&充電に不満
電費は1kwhで6kmでした。総バッテリー容量が28kwhなので、満タンで168km前後となります。ちなみにカタログ燃費は280kmです。カタログを信じると、死亡フラグが立ちます。
それに、急速充電(30分)で電池容量の80%回復という触れ込みですが、実際に80%までは回復しませんでした。走行距離にすると、100km程度の回復だったかと。
充電スポットは確かに大量にあります。ありますけど、日中だけとか、急速充電じゃないとか、いろいろ制約条件があります。今回は事情があって、充電のために高速道路から降りるわけにはいきませんでした。確かにSAPAに充電設備がありますが、大体1台のみなので充電待ちの可能性があります。特に夕方で帰路を急いでいる時の充電待ちはストレスです。そりゃ、まぁ、待ち時間は最大でも30分程度ですけど・・・でも、その30分で50kmは走行できると考えれば,渋滞を避けたい帰路での充電待ちはイライラ全開です。実際、帰路に充電待ちに会いましたんで(;´∀`)
しかもですよ、30分という充電時間はちゃんと休憩を取るためには不十分です。例えば充電を仕掛けてトイレへ行き、レストランで食事を食べ、お茶を買うと30分では無理です。
って、こんなのを食べたからダメなのよと言われてしまいそうですが(;´∀`)
30分で車に戻って場所を空けってマナー的に大事でしょ?だから充電しつつ食事するなら、食事中に中座して車を移動させなきゃだめで、正直、落ち着けるとは言えませんでした。食べきったけどね。
難しいですよねぇ。充電は早くしてほしい、でも休憩目的ならゆっくりでもいい・・・解決策は、複数の充電器を設置して充実させることでしょうね。ガソリンスタンドの給油器が複数あるように。
我が家から館山まではノンストップでは無理で、必ず充電が必要です。これは往復ともに同じです。1回ごとに30分(実際には準備等を含むから40分以上)、往復では合計1時間以上も余裕をみないとならない・・・・これは伏兵でした。
これって長距離になる程、不利です。例えば渋滞中に補充電なら多少は心が休まりますが、いい調子で走っているときのピットストップは、心が折れちゃいます。
だから内燃機関と同じように実走行距離が300kmを越えれば、往復とも無充電とか、訪問先で補充電をして無充電で帰宅できるとか選択肢が広がりますよね。
今回の総走行距離は、ETC未搭載車両だった影響から湾岸経由の合計300kmを軽く超えました。当然、無充電では走れませんので、充電スポットの設定を思案しました。実際には、ディーラー、館山道市原SA下り,館山市街,湾岸幕張PA上りの4箇所で充電しました。
それだけ充電時間を取られ、しかも充電によって回復する走行距離が100km程度となれば当然、行動可能範囲も狭くなります。また渋滞によるロスタイムの回復は極めて難しく、集合時間等がある場合は、正直、きっついです。
だけども、気持ちを入れ替えて充電場所を短距離と決めてしまえば、充電までの区間(例えば100kmごとに充電とすれば、100km区間)は、電気をガンガンに使って走れます。電費を気にしない走りってサイコー!
今回は当初、館山市街では充電せず、復路の市原SAで補充電すれば持つだろうと推定していました。なんですがー、館山市街で電池残量が半分を切っていたため、補充電ピットストップでした。
なので走行可能距離に余裕ができ、帰路の時間を稼ぐことができました・・・けど市原SAは満室でパスしたおかげさまで、幕張直前で残距離20kmを切ったうえに、幕張PAで充電待ちのロスタイムというオチです(;´∀`)
総じて電気自動車生活は内燃機関生活とは考え方を別にして、常に余裕を持った走りをしなければならない、つうことです。短気は損気・・・みたいな?
そのほかにも、葉っぱの不満点を総括してみました。
●自動車としてチープ、正直、格好悪い(エアロと塗装で改善できそうな感じはする)。あと車載設備が古く、400万超とは思えない。シートポジションは最悪で、真剣に開発したとは思えない内容でありますヽ(`Д´)ノプンプン
●冬場は寒い。暖房は電力を消費するから、電費を稼ぐために空調の温度を下げ、日中はヒーターをオフにして太陽光で車内を加温。電池残量が減ってきたらヒーターを停止して容量を温存させなきゃならないんで、冬場は車内が寒くなるんです。カミさんは寒い寒いと不満たらたらでしたけど、ぶっちゃけ電池がなくなると文鎮になりますから、電池が減ってくるとドキドキします。
快適性より電池、これが葉っぱ生活の本質かもしれません。エコですねぇ〜〜〜???
というわけで葉っぱには自動車本来の魅力をアップが必須でしょうし、電気自動車の命であるバッテリー容量の拡大も絶対。次世代機は・・・バッテリー容量が増えるか消費電力が削減できるか、とかで走行可能距離を延長でしょう。当然、車内設備も最新型にアップグレードされ,自動運転なんか搭載するんでしょう。そうなれば、国産車ですし購入検討の可能性が高まります。
でもテスラのModel3も登場しているでしょうから,競争激しいですな。
Posted at 2016/12/09 17:51:56 | |
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くるま一般 | 日記