ホンダ純正シートベルトアーム取付
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
通常の3倍おむすび様の投稿を参考にさせて頂き、私もシートベルトアームをつけました。
トリムとの隙間がなく傷付きを覚悟しなければならないとの事でしたので、少し工夫して傷付き懸念を払拭してみようとの試みです。
用意したのは、ホンダ純正シートベルトアームに加え、トヨタのシートベルトアンカーボルト、そしてワッシャー。
・ホンダ純正 アーム, シートベルト
品番 81415-SH3-004
・トヨタ純正 シートベルトボルト
品番90105-11058 首下42mm 段付き 段の高さ20mm 段径14mm
・ワッシャーM14 ISO小 内径15mm×外径24mm×厚み2.5mm 3枚
・ワッシャーM14 内径15mm×外径30mm×厚み2.6mm 1枚
シートベルトのアンカーボルトは世界的にどのメーカーも同じネジを使っているみたいです。ネジ径7/16インチ、ネジピッチ1/20インチ 7/16-20UNF(ユニファイド)と表記されます。
mm換算で径11.1mm、ピッチ1.27mmという変わったネジです。
他社でシートベルトに使われているネジで程よい物を探しました。
たどり着いたのが、トヨタハイエースのフロントシートベルトアンカーボルト(下側)でした。
2
エイトオリジナルの締結寸法関係からおさらい。
首下30mm
段5mm 段径14mm → ベルトフック分
スペーサー小 2mm
スペーサー大 8mm
残り15mmがドアのナットに締結。(無効ネジ部は先端2.5mm)
刻印は8.8とあるので8Tの強度。
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ベルトフック部は移植しないといけないので、分解しないといけないのですが、ここが一番の難所。
ネジ部に食い込んでいる爪を、極細の鉄棒で起こしてからワッシャーを取り去る必要あり。
たまたまカメラ整備で使っているカニ目レンチの先端が極細かつ強度があり何とかできました。
強度がないと苦労すると思います。
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ホンダのアームの穴は径15mmです。
アームの厚みは5mmですが、穴周りはザグリと小さなリブがあります。小さなリブは潰して締結することで摺動抵抗で狙いの位置に保持できるのだと想像。
なので、内径14mm 外径24mmのワッシャーをチョイスしています。
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ベルトアームの裏側にもリブがあります。
外径24mmのワッシャーではリブ全周に掛からないので、外径30mmの一般的なワッシャーを使います。
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トヨタディーラーから調達したボルト。
段付きボルトで段径が14mmの物を選んでいます。
ボルト強度も同じ8Tです。
首下42mm、段の高さ20mm、ネジ部22mm(無効ネジ部先端2.5mm)で少し長いですが、大丈夫でしょう。
段の高さ20mmに対し、
・オリジナルのベルトフック5mm
・ベルトアーム5mm+ワッシャー2.5mm-ザグリ2mm=5.5mm
・ワッシャーM14 ISO小 2.5mm×3枚=7.5mm
・ワッシャーM14 2.6mm
で少しアームのリブを潰してピッタリ20mm
という想定でした。
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ところがアーム+ワッシャーの厚みのバラつき、アームのリブが結構硬く、想定より潰れませんでしたので、当初想定枚数では、硬くなりすぎて、オリジナルベルトフックが動かなくなってしまい、ダメでした。
ワッシャーの枚数を1枚減らして、代わりに厚み1mm程度の樹脂ワッシャーを追加しました。
カメラフィルムケースの底をカッターで切ってワッシャーにしています。
ベルトアームのザグリに入る様に整えて、
フック→外径24mmのワッシャー→樹脂ワッシャーと組みます。
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ベルトアームを挿入し、
外径30mmワッシャー→外径24mmワッシャー2枚すると、ボルトの段と程良い高さになります。
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因みにドアトリムの穴は27mm位なので、ホームセンターで手に入る一般的なM14ワッシャーでは入りません。
購入したM14 ISO小の外径24mmじゃないとトリムに当たります。
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オリジナルのスペーサー2mmを挿入し、仮止めの歯付きワッシャーを嵌めて、締め込みます。
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オリジナルの2mmスペーサーを入れて正解でした。ないと外径30mmワッシャーがトリムに当たりそうです。
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程よく保持できる様になりました。
ボルトのキャップを閉めて完成です。
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ドアを開ければベルトに引っ張られ自然にアームは下がります。
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