ホワイトレターの茶色くなる原理+綺麗にする方法解説
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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会社で太陽が当たる位置にタイヤを積んでいたら資料として丁度よさそうな状態だったので解説がてらみんカラに投稿してみる
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状態としては22年生の2t車のタイヤだが、洗剤で洗浄済みの状態でスペアとして積んでいた6本のうち、1番上のタイヤ
(洗うだけなら中性洗剤またはシャンプーで砂を落とす程度でタイヤに洗剤が着いたまま放置は劣化が進むので注意
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これは2番目のタイヤ
この時点で汚れすぎだろってぐらい茶色い1番上のタイヤのタイヤとまだ黒っぽい部分が多い2番目のタイヤで違いがわかるだろうか
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正面からの写真でも濃い薄いはあるが全体的に茶色い
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こっちも茶色みはあるが全体的に黒さを保ってるのがわかるだろうか
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これは3番目のホイール付きだがこれはもっと黒いのが分かるかなただ縁の重ねた時に浮いているショルダー部が朝から夕方に掛けて当たっているため茶色くなっている
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この茶色はタイヤの保護剤(油分)が紫外線で染み出てタイヤの劣化を抑えようとしている状態な訳だが、太陽光が当たらなければ黒い状態が維持され、タイヤが長持ちする。
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室内保管した車両のタイヤと屋外放置のタイヤでひび割れや劣化、スタッドレスの使用期限の短縮など色々と、紫外線はタイヤにとってデメリットしかないわけで
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そして、ホワイトレターが茶色くなっていくのはタイヤに含まれる保護剤が染み出ているため中性洗剤などでは落としきれない場合が多い
なので油分を浮かすアルカリ性の洗剤(リンレイ・マジックリン)等を黒い部分に付けないようして、泡が茶色くなったらスポンジやメラミンスポンジで擦って良く流すと白色を取り戻すことが多い
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黒い部分にアルカリ性洗剤を付けて泡が茶色くなって綺麗になったって言ってる人達がいるが、タイヤ屋としたら「それ、保護剤だし落ちた分だけ紫外線に弱くなって余計に茶色くなるだけなんだよな」って思ってる、いまなら水性のワックスなんかもあるし、黒くするだけなら色々選択肢がある
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いまの時代ワックスなんかも付けてる人がいるけど絶対水性のワックスを選ぶべき
これも油分が表面にある状態で雨などで濡れるとタイヤと地面が当たる部分に流れて摩擦力が無くなって車のブレーキが効かなくなるため
安全のために正しい知識を持って洗車をしましょう
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