自作ブレーキブースターコントローラ

最近の国産車は皆オーバーブースト気味です。
ABSが普及し始めた時に多くの方(8割ぐらい)がABSの作動ポイントまでブレーキを踏み込めなかったので強くなりました。

イタズラでもブースターの負圧ホースを抜いて走ってみようとか考えないでくださいね。本来のブレーキの実力しかなくなるので恐ろしい程の踏力が必要になり金縛り状態で事故ります。

オーバーブーストでも乗っているうちに慣れますが、他車種から乗り換えると1発目感覚を忘れていてついカックンブレーキになっちゃいます。
特にポルシェは初期制動力は弱く奥で効くタイプなのでスイスポに乗り換えると1発目ヘタクソになります。

これはブレーキブースターがオーバーブースト気味なのが原因なので工業用ニードルバルブでコントローラを自作してみました。

マスターパック側は結構狭く作業しにくいのでパス。

バッテリー側からエンジンに繋がっているホースにVVCを入れる事にします。

外した負圧ホースです。
矢印のところに逆流防止弁が入ってるのでこの部分は残すようにします。

負圧ホースの内径は9.5mmぐらいですね。

購入したのはこれだけ。
全部で1500円ぐらいです。
負圧なので大丈夫とは思いますが一応ホースバンドも用意しました。

組み立ててから車両に取り付けます。
このVVCは全閉から全開まで8と3/4回転でした。

車両に取り付けたら試走して調整します。
かなり微妙で全閉から1/2回転戻しぐらいが私好みになりましたが、そこからほんの少し回しただけでフィーリングが大きく変わります。
もっとチャンパー容積があるVVCの方が良いかも。

追記:始動時にブレーキ踏むとペダルがカチカチで足を乗せるぐらいだとインターロックポイントまで踏めないトラブルがたまにあったが解消した。
おそらブースターのバキュームが駐めておくと抜けてしまうのが原因だと思うけど、対策のワンウェイバルブでは完全に防げないようだ。コントローラを入れるとバキューム配管が狭まるので解決したんだと推測する。バキューム配管が長く太いのが原因かと。