ステアリングヒーターの後付けへの道３

ステアリングヒーター装着の最大の難関であるリレーの取り付けができれば、残るはスパイラルケーブルとステアリングの交換、スイッチの取り付けだ。

ヒーター対応のスライラルケーブル（部品番号：84307-76010）を取り付ける。
赤丸がヒーターユニットに接続するカプラーである。これがないスパイラルケーブルはヒーター対応ではない。


スパイラルケーブルに接続するヒーター用のハーネスは、ステアリングコラム下にあった。赤丸がそのコネクターだ。


入手したステアリングにスイッチ等を移植して取り付ける。
右ステアリングの赤矢印がヒーター用のコネクターである。


スイッチ用のコネクターもスイッチパネル裏にスポンジに包まれた状態であった。



スイッチを取り付ければ作業完了。
実は作業完了と思ってイグニッションスイッチをオンにしたところで、エアバッグ警告灯を点灯させてしまった。エアバッグ・インフレーターへのケーブル接続を確認してみると、ロックが確実にされていなかった。BMWのようにコンピュータにアクセスしないと消せないと面倒だなと思ったが、接続を確認して元に戻したところ、無事エアバッグの警告灯が消えた。エラーログは残るだろうが、目障りな警告灯が消える仕様はありがたい。

ヒータースイッチを押してみるとインジケータが点灯し、ステアリングのグリップがほんのり暖かくなった。どうやらちゃんと動作しているようだ。

しかーし、とんだ落とし穴があった。・・・続く