
昨日、新しいAQUA GR SPORTの登録内容確認書が届いたので、今乗っているAQUA Zの車検証データと見比べてみた。
見た目や装備の違いは、公式写真やカタログを見ればすぐに分かる。
専用フロントバンパー。
17インチホイール。
赤いキャリパー。
専用サス。
床下ブレース。
リヤバンパーリインフォース。
ただ、車検証の数字を並べてみると、少し面白いことが分かった。
項目| AQUA Z| AQUA GR SPORT
車両重量| 1160kg| 1160kg
全長| 408cm| 410cm
全幅| 169cm| 169cm
全高| 148cm| 148cm
前前軸重| 740kg| 720kg
後後軸重| 420kg| 440kg
車両重量は、どちらも同じ1160kg。
ところが、前後の配分が違う。
Zは、
前740kg、後420kg。
前後配分にすると、およそ63.8:36.2。
GR SPORTは、
前720kg、後440kg。
前後配分にすると、およそ62.1:37.9。
つまり、車両重量は同じなのに、GR SPORTはZよりも前が20kg軽く、後ろが20kg重い。
わずか20kgと言えばそれまでだが、前後で見れば40kg分の移動にも見える。
もちろん、車検証上の数字なので、実測の四輪荷重とは違う。
それでも、ZよりもGR SPORTの方が、ほんの少しだけ後ろ寄りのバランスになっているのは面白い。
なぜそうなったのか。
専用リヤバンパーまわり。
リヤバンパーリインフォース。
17インチホイール。
専用外装。
装備類の配置。
理由はいくつか考えられるが、GR SPORTが単に見た目だけを変えた車ではないことは、この数字からも少し感じられる。
旧GR SPORTにも床下ブレースやリヤバンパーリインフォースは入っていた。
今回の新型で補強が劇的に増えたわけではない。
むしろ、新しいGR SPORTは、旧型の走りの骨格を引き継ぎながら、現行アクアの新しい顔、装備、17インチまわり、そして内外装を合わせて、もう一度GRとして仕立て直した車なのだと思う。
タイヤは旧GRのPOTENZA RE050Aから、今回の実車ではECOPIA EP150Z系に変わっていた。
ここは正直、少し意外だった。
ただ、車検証の前後配分を見ると、トヨタがこの車を単純なホットハッチとしてではなく、日常で使えるGR SPORTとしてまとめようとした意図も見える気がする。
前が少し軽くなり、後ろに少し荷重が乗る。
専用サスと補強で姿勢を整え、タイヤは日常側に少し逃がす。
そんなバランスなのかもしれない。
Zは、よくできた実用車だった。
静かで、燃費が良く、移動の道具として非常に優秀だった。
GR SPORTは、そこから何かを大きく速くする車ではない。
けれど、同じ1160kgの中で、前後の数字が少しだけ違う。
その小さな違いに、GR SPORTらしさが隠れているのなら、納車後に確かめる楽しみがまた一つ増えた。
Posted at 2026/08/21 08:06:26 | |
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