補正ボールジョイント交換作業
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JAOSのリフトアップキット導入に伴い、先日購入した「メーカー不明 ハイラックス用、1.8インチリフトアップキット」で同封されている、補正ボールジョイントだけを交換しました。
補正ボールジョイントは20㎜延長の物になります。
これもショップでの作業になりますが、ショップさんのお話に伴って書きます。
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まず画像の補正ボールジョイントですが、少し精度が良くなくようで入れるのにコンマ数ミリ単位の調整をしてやっと入れた(圧入が正しいかも)ようです(;^ω^)
ショップさんは「入れるために自分であれこれ治具を作成して何とか入れた!」と苦労話を頂きました(涙
なので、ショップさんでもあまりやりたくない分野なのかなぁと思います(笑
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まずこのボールジョイントを補正ボールジョイントに交換した理由から。
リフトアップした方ならわかると思うのですが、純正のままのボールジョイントではアッパーアームが沈みすぎてしまい画像の様にくの字に曲がっているはず。
※画像はボールジョイント交換後で車高を上げている状態。イメージです。
そもそもボールジョイントって何?って話なんですが、人間でいう関節の役割です。
サスペンション機構がスムーズに上下左右に動く様に、人間の関節と同じ役目をしているのがボール・ジョイント。
名の通り内部はボール型ジョイントと受け皿で稼働するようになっています。
関節も角度が立ちすぎると異常な圧力がボールジョイントに掛かりますし、摩耗で寿命も早くなります。
因みに通常のボールジョイントの寿命は2万キロ、ボールと受け皿の隙間は、薄い金属板によって調整されており、磨耗した分、金属板を抜く事によって調整が可能ですが、調整しても4万キロまでらしいです。
内部は常にグリスで満たされているようなのですが、常時動く個所なのでボールジョイントの編磨耗を防止するにはグリスアップが重要と言うことになります。
上記の事からもわかるように、その負荷を取り除いて通常の角度までボールジョイントを戻そうとしたのが今回の交換理由になります。
でも、2インチ位までリフトアップしている方の殆どが交換されていなくても走行はできてますし、このみんカラでハイラックスの交換作業の整備手帳を載せているのが多分私だけですし、交換の必要性は賛否両論だと思います。
けど、私はやらないよりはやった方がいいと思ったので交換しました(;^ω^)
まっ、これからの画像で補正レベルを見てくださいな。
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此方がタイヤを落とした通常の角度になります。
リフトアップしているのに、アッパーアームもこれだけ水平まで近づいています。
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別角度から。
ボールジョイントの角度がかなり垂直に補正され、緩やかになったと思います。
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またまた別角度から。
こんな感じです\(^o^)/
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純正のボールジョイントと補正ボールジョイントの違う点は、頭にグリス注入用のニップル付いているということです。
ここにグリスを注入できるようになっています。
これは便利♪
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全体です。
これにて私のリフトアップ計画は完了です。
余ったリフトアップ用ブロックは倉庫の肥やしになりますw
でもってインプレですが、タイヤを切る際も走行中も特に問題ありません。
今はⅯ/Tタイヤに変えているから尚更わからないのかもしれませんが、今のところ異音もないですし、大丈夫ですね。
気になっている方の参考になれば幸いです(^^♪
また、今では強化?アッパーアームと言うものもあって、最初から延長されたボールジョイント一体型の物も売られている様ですが、消耗品ならば数年で交換って考えると私のような商品でもいいかも?と思ってしまいますね。
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