はづきのブログ一覧

0歳児から入場できるコンサート「トリオ☆ビートジャック」に行ってきました。
低料金の公演によってクラシックファンの裾野を拡げることを目的とした「ラ・フォル・ジュルネ びわ湖 2014」の中の一公演です。
昨年に続き2回目です。

私がどちらかというと打楽器が好きなので今回はそういった公演を選んでみました。
娘が演奏に合わせて手拍子をしたり演奏後に拍手をしたりと昨年には見られなかった反応が見れて嬉しかったです。

また、今回は娘用の席を購入してみました。親心としては一人前扱いの第一歩だったわけですが、まあ膝の上の方が落ち着きますよね。荷物置き場と化しました。
ただ、途中で一人で座席についてくれていたので立派になったなあああと。

公演の方は打楽器だけでブラームスの交響曲1番を演奏されていたのはすごかったですし娘も反応しやすかったのは良かったのですが、クラシック素人な私たち夫婦目線で言えばお金を払って聴くのならやっぱりオーケストラの方が「ぽい」なあと。

でも打楽器良いですよね。最も原始的な音楽という点でも心に響くものがあります。

キャラクターもの、しかもそのキャラクターがトーマスとなると女の子でも着れるようなデザインのものがなかなかなさそうなのですが、妻が良い雰囲気のTシャツを見つけてくれたので買ってみました。

表側にはユニオンジャックがプリントされてましてよく見てみるとトーマスのシルエットで描かれているというちょっと凝ったものです。
キャラクターものでありながらこれはなかなかオシャレだと満足してたんですが、娘にはいまいちトーマスであることが伝わっていないようで反応は薄いです。特に喜んでません。

親の自己満足だったかなあと思いますが後悔しても仕方ありません。
この夏はこの一枚に大活躍してもらうつもりです。

娘がYouTube中毒です。
トーマスのおもちゃやサカナクションとの出会いはYouTubeであったことは以前書きましたがそれ以来娘のYouTube依存はとどまるところを知らず気付けば私のiPod touchでYouTubeを見ています。

あらためて「タッチ操作」のユニバーサルデザインっぷりには舌を巻きます。
説明書がなくても2歳児でも操作できてしまうのですから。

私が通勤に持って行ってしまう日中に禁断症状が出るということはないようなので中毒というには少し大袈裟かもしれませんがやはりちょっと心配になるぐらいにのめり込んでいます。
完全に取り上げてしまうつもりはないのですがバランスが難しいところです。

最近お気に入りなのは、こちらの機関車トーマスのチェコエッグのレビュー動画です。
動画の中のセリフ（「ｻﾞｯｼｬﾌﾞーﾝ」）を真似してまでこの動画が見たいと訴えてきます。





一世を風靡したチェコエッグにトーマスのミニチュアが入っているようです。
例によって「ほしー」というのでちょっと探してみたのですがどうやら輸入食品であるらしく動画の中でもコーヒーを中心に輸入食品を扱っているKALDIコーヒーというお店で購入したと言及されています。

そこで県内の2店舗に行ってみたのですがどちらも取り扱いをしていませんでした。
なんでもバレンタインにシーズンにあわせて入荷していたらしく、特にこれから暑くなってくる季節なのでチョコレート製品は入荷しないと思いますとのことで。

うーん。残念。
来年までお預けでしょうか。まだトーマスが好きだったら、ですが。
娘が残念そうにしているのにキュンとしてしまったので代わりのトーマスを買いました。
娘にとって父親なんてチョロいもんです。

それが写真の右端に写っている大きなトーマスです。中にいくつかクッキーとゼリーが入っていました。
他にも妻が買ってきた貯金箱やらチョコレートミニバンクやら着実にトーマスが増殖しています。
まさかトーマスがここまで幼児に人気のあるキャラクターだったとは知りませんでした。

ちなみに動画をアップされている瀬戸弘司さん。
Wikipediaにも項目があるような有名な方なんですね。いわゆるYouTuberだそうで。
私は存じ上げていなかったのですがまさかこの辺りの話題に娘が先にリーチするとは思いもしませんでした。
これからも子どもから知る情報が多くなりそうです。

誕生日やクリスマスといった「大義名分」がないのにおもちゃを買い与えるのは良くないと思っていたのですが実際はなかなか難しいですね。
買ってしまいましたパイロットから発売されている「おふろDEミニカー トーマス」。

「ぱーしー　ほしー」といわゆる二語文が出てきたお祝いということでひとつ。

YouTubeでこのおもちゃのレビューを目にしてからというものその動画が大のお気に入りになりましてしまいには娘から二語文を引き出すきっかけになった「まえちゃんねる」前原さんには複雑な気分でお礼申し上げます。





娘は店頭でこのおもちゃを見かけてもガマンできてたんですけどね。親の私がガマンできなかったようです。
そう思うと買ってあげたいという気持ちも自己満足なのかもしれません。
ただ、クルマの中でおもちゃを袋から取り出した時のウギャーという喜びっぷりを見てしまうとこれからも妻から白い目で見られる事が多くなりそうです。

さて、この「おふろDEミニカー トーマス」ですがその名のとおりお風呂で遊ぶおもちゃでしてトーマスとパーシーのミニカーが水の温度で色が変わるというものになっています。
氷水を用意する必要があるのですが、具体的には氷水にミニカーをとおすとトーマスが「せきたんでまっくろ」になりパーシーが「チョコレートだらけ」になったように変色します。
で、その状態でさらに湯船につけると元に戻ると。
湯船につけるだけでなく付属しているシャワーやスポンジをつかって「キレイキレイ」してあげることもできます。

温度で変化する特殊なインクをうまく利用したパイロットらしいおもちゃだと思います。
ただひとつ難点があってどうもこの肝心要な「特殊なインク」の性能が安定していないようです。

お湯につけていったん色が戻ればその状態を維持してくれるはずなのですが（パッケージにもそう記載があります）湯船からあげたとたん黒く変色してしまいます。しかも顔だけ。
本来であれば氷水ぐらい冷たい温度でしか変色してはいけないのに浴室の温度で反応してしまっているのか。

パーシーは問題がないのですがトーマスの顔が真っ黒になるのです。松崎しげるもかくや。
娘がキレイにならないと切なそうにうったえてくるので、パイロットに電話してみると「インクは不安定なのでそんなもの」「今は冬で浴室も寒いので夏まで様子を見てほしい」という返答でした。

冬の浴室は寒いという理屈は分からないでもないけれどさすがに松崎しげるはヒドイよなあと思い、今度は妻が電話。
私の時と同様、ノラリクラリと問題の解決をうやむやにしようとするパイロットから「メーカーとして許容範囲なのかどうか一度症状を見てほしい」と住所を聞き出しトーマスを返送しました。

数日後パイロットから松崎トーマスが返ってきました。もう一人トーマスを引き連れて。
冒頭の写真、トーマスがふたつあるのはそういった理由からなのですが「インクは不安定」というのは本当のようでこちら様も松崎しげるになりかけのところでふんばっている感じです。ドラマチックです。
※パーシーの状態が本来期待する性能。

添え状は宛名が「お客様」とひとくくりにされている定型文でしげる化の説明も無し。
電話応対もアレでしたしあまりカスタマーサポートには予算がまわっていないのかもしれません。

お詫びとしてなのか「おふろカード トーマス」が同梱されていたのですが返送の送料はこちら負担だったので痛み分けといった感じです。
今回温度で色の変わるインクが問題になっているのに同じギミックを持った製品をチョイスするセンスもなかなかに豪快ですね。

ちなみに当初、トーマスの松崎しげる化に切なくなっていた娘でしたが世の中に存在するのか分かりませんが「松崎しげる化の効果音」を付ける事で今ではその変化も楽しんでくれています。

我が家も人様並みには娘の前で動揺を歌ってみたりそれらが流れるおもちゃやら絵本やらが家中にころがったりしているわけですが、あらためてそういうのは親の都合というか願望であるのだなと実感せざるを得ません。

今、娘の心を捕まえて離さない楽曲がこちら。



サカナクションの「ミュージック」という曲です。
最近のヒットチャートにはとんとうとくなってしまったのでWikipediaを拝見しますとジャンルの項目がとんでもないことになっていまして「オルタナティブ・ロック」とか「ニュー・ウェーヴ」とか「エレクトロ」とか「インディー・ロック」とか「ビッグ・ビート」とか記載されています。

私がロックバンドに詳しくないことによる偏見であるとは思うのですが、なんなのでしょうこの思春期まっさかりなジャンルの羅列は。
なんにせよ2歳の娘の嗜好としては早熟しぎやしませんか。

事の発端は昨年末の紅白歌合戦でして初出場というサカナクションのパフォーマンスをテレビで見ていた娘がもうノリノリ。
そんなに気に入ったのならCDでも借りてみようかとネットを見てみるとプロモーションビデオがYouTubeで公開されていたため娘と見ているうちにドハマリしてしまったようです。

もうね、プロモーションビデオの中のヴォーカルの方のしぐさをモノマネしたりするんですよ。
たった数秒しか流れない手のひらを頭の後ろにまわすしぐさをピックアップしてまでこの曲が聞きたいとアピールしたりするんです。

私たちの人生設計的には、♪どんぐりころころどんぶりこ、とか歌っているはずだったのに、♪過ぎ去った季節を待って思い出せなくて嫌になって、とか娘の前で歌ってるんですよそんな将来想像できませんでしたよ。



さらにはですね、同じくサカナクションの「夜の踊り子」にいたっては楽曲にあわせてどうやら歌唱らしきことをしているのです。
お気に入りのフレーズはサビに入る前の♪どこへ行こうどこへ行こう ここに居ようとしてる？逃げても逃げても 音はもうしなくて～、です。

最近ようやく私のことを「とーとー」と呼ぶようになってくれて涙が出るほど嬉しかったのにまさかサカナクションに先に行かれるとは思ってもみませんでした。
家族でのドライブ、三人で歌う初めての歌が「夜の踊り子」だとは夢にも思いませんでした。

予想外のことばかりですがだからこそ子育ては楽しいです。

ちなみに私は「Aoi」という楽曲がカッコイイと思いました。