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上海モーターショーで公開されたインプレッサのクロスオーバーモデル「XV コンセプト」。
ハッチバックとSUVのクロスオーバーというコンセプトは特に目新しいものではないし(インプレッサも15年も昔に「グラベルEX」という当時のRVブームに乗っかったクルマを販売してた)、蛍光色系のボディカラーも今となっては逆に古くささを感じさせるけれど、そんなことより。

こういったコンセプトモデルは、元となるインプレッサの姿を予想するのが楽しいですよね。
なんて悠長にかまえていたら、早くもニューヨークショーで新型インプレッサが公開されてしまった。

おぉ！これはなかなか良いんじゃないでしょうか。
上位車種のレガシィとの関連性を持たせながら、レガシィのような気持ち悪さのないすっきりとしたまとまりの良さがあると思います。
この方向性のデザインが、2車種目でこなれてきた感じです。

スバルはアメリカで売れているという先入観があるためか、アメリカで受けそうな雰囲気だとも感じます。
やたらめったらプレスラインを入れてるからかな？
カクカクとした雰囲気は、先代の柔らかなシルエットからは大きな方向転換ですが、これもアメリカでは弱々しく感じられたからでしょうか。

現行のクリアのテールランプは大嫌いだけれど、全体のシルエットは新型よりも好きです。
むしろ新型の方が表現としては古くさく感じられるぐらい。
ただ、小振りなテールランプが大好物ということもあって、もうこれだけで新型の方に軍配を上げざるを得ません。

XVありきのデザインなのかなと感じるのは、ホイールアーチのプレスライン。
フォレスターと同様の、実際のホールアーチの外周部分にもうひとつラインを入れるという処理です。
AWDの力強さを表現したということで、オーバーフェンダーを装備するXVだとまとまりが良いのだけれど、ハッチバックではやっぱり蛇足かな。ホイールアーチ周りがゴチャゴチャしすぎてます。
もしくは、これぐらいアクが強くないと個性が出ないのかなぁ。

インテリアの雰囲気も、色使いが辛気臭いことを除けば良くなったと思います。
とは言っても5年以上昔のマツダ(アテンザとか)にようやく追いついたぐらいなので、あまり褒められたものでもありませんが。
あと、カーナビをエアコンのルーバーの下に配置したのは視線移動が大きくなって安全上良くない。
現代のクルマとして、これだけはいただけないです。

安全と言えば、アイサイトが設定されるのかが気になるところです。
試乗してみて運転感覚が悪くなく、アイサイトがオプションでも良いので設定されるのなら、ゴルフじゃなくてインプレッサでも良いかなと思います。
嫁さんのスイフトが来年春に車検。それまでに発売されるかな？

それはそうと、フォグランプの形に沿ってバンパーを盛り上げる処理って流行りはじめてるんでしょうか。
このインプレッサとか、ボルボのC30(マイナーチェンジ後)とか。
なんか満腹ふとるを思い出しちゃうんですよね。なつかしー。

MINIクラブマンが一部改良。
「重量が重くなると燃費基準が緩くなる」というエコカー減税の悪癖を利用し、サンルーフを標準装備することでエコカー減税対象車としたことは、前回のハッチバックCooperSと同じ手法。

自分好みの、自分だけの1台がオーダーできるのがMINIの魅力のひとつなのに、それを自らスポイルしてどうする！とプリプリしていたのだけれど、これってレスオプションは選択できるんでしょうか。
もしできるならあまりプリプリする必要もなかったかなぁ。

それはそうと、新しく発売になったオプション・パッケージ「Wembley」のオリジナルボンネットストライプはちょっと欲しい。
これだけ譲ってくれないものかしら。

そろそろ(今さら？)ボンネットストライプも良いかもしれない。

知人が所有していたので、何度か助手席に乗せてもらったことがあるのだけれど、デザインを優先したためか明らかにシートポジションがおかしなことになっていて恐ろしく車両感覚がつかみにくく運転しにくそうな印象を持ったものの、かなり売れていたみたいなので、デザインやキャラクターの良さっていうのはクルマの販売においてもっとも重要な要素なのかもなぁと強く実感したクルマでした。

というわけで、フォルクスワーゲン「ビートル」がフルモデルチェンジです。
低く長く広くなったということで、従来のどこから見てもかわいらしい雰囲気から一気にスポーティな装いとなりました。
「ビートルだ」と一見して分かるのに、ここまでキャラクターを一新できるのだからすごいものです。

ただ、下手をすると「ポルシェ・ミニ」っぽくも感じます。
両車の愛好家からは頭の悪い発言となじられそうだけれど、ビートルにもポルシェにも特に思い入れがない立場として正直な印象です。

なぜこういった方向に方針転換したのか、とても興味があります。
その意図をインタビューで答えてくれることもあると思うので、それを楽しみに待ちたいと思います。

■土曜日のこと

庶民の足元を見た洗車システムによって荒んでしまった心身をいやすべく、ドアノブまわりの小キズ消しにはげんでみた。

「Car Watch」にドアノブは狭い範囲ではあるものの、ここのキズをキレイにすればそれだけでグッと古ぼけた印象が解消される、という感じでドアノブ用のコンパウンドのレビューが掲載されていて、なるほどなと共感できたので。

レビューではCARMATEの製品を使用されていたのだけれど、立ち寄ったホームセンターでは取り扱っておらず、プロスタッフの「魁 磨き塾 スリキズ消しコンパウンド」(すごいネーミングだ…)という製品を購入してみました。
「整備」というほど大層なことではありませんが、整備手帳にアップしてみたのでよろしければどうぞ。
作業前と作業後のドアノブも比較しています。


■日曜日のこと

先週、桜並木を散歩した後で「もう少しちゃんとした花見をしましょう」と嫁さんのご家族と約束をしていたので、ちょっと豪勢なお弁当を奮発してお花見してきました。
昨日降った雨にも負けること無く、満開に近い状況。フォトギャラリーに少しアップしたので、よろしければどうぞ。

天候も良く、楽しい時間を過ごせました。
立派でも刺激的でもない昼食でしたが、大切な時間であると実感しました。ありがたいことです。

先日学習した洗車機の使い方。
会得した知識も活かさなければ意味がありません。
というわけで、洗車してきた。

スプレーガンで水垢を洗い流す→一時停止→スポンジで全体を洗う→再スタート→シャンプーを洗い流す。
イメージトレーニングはばっちりです。いざ尋常に勝負！

「停止時間、合計2分　2分以降、タイマー自動スタート」のシール。
ノー！ノー！！

「一時停止は1回だけ」という前提の認識から間違っていたのです。
「一時停止は2分だけ」なのです。
ということはですよ、スプレーガンが使える5分と合わせてたった7分で前述の行程をこなさなければいけません。
そんなイメージトレーニングしてないけれど、ここで引き下がっては男がすたる。

「ホウスイヲカイシシマス」
うおおおおおおおぉぉぉぉ！！

これまで洗車では使ったことが無いような筋肉を使いながら、愛車を洗車スポンジで殴り続けます。
悲鳴をあげる筋肉。
逆風を味方に迫り来るスプレーガンの水しぶき。
足元に絡み付く水たまり。
かじかむ指先。

7分間の激闘を終え。筋肉痛と引き換えに、薄氷の勝利をもぎとりました。
もう使ってやんない。(4月で閉店するらしい)