スバルさんはそろそろティザーサイトにカウントダウン表示するのやめたほうが良いと思います。
たしか新型フォレスターの時もそうだったと思うのですがカウントダウンがゼロになってもティザーサイトが更新されないんですよね。なめてんのか。
失礼しました。つい言葉づかいが汚くなってしまいました。
いや本当に常識的に一般的にカウントダウンがゼロになったらティザーサイトが同時に更新されて期待の新型車の全貌が華々しく詳らかになると思うじゃないですか。
カウントダウンの数字が減ってゼロに近づいていくパソコンの画面を一日千秋の思いで凝視していたスバリストさんたちの期待を嘲笑いながらふみにじるスバルのティザーサイト。まさに鬼畜の所業です。
まあこのあたりの鈍感さがスバルさんのスバルさんたるゆえんなのかもしれませんが。
さてそんなわけでスバルさんにとって乾坤一擲の新型モデル「レヴォーグ」が東京モーターショーで
公開されました。
いかがでしょうか。私は結構良いなと思いました。5年前の先代レガシィのフルモデルチェンジ時点ならという但し書きが必要ですが。
なんなのでしょうこの登場した瞬間に古臭いと感じさせるスバルさんの手腕。
東京モーターショーではド派手に登場したらしいですがセットの裏側は5年前の世界につながっているのかもしれません。興味深いです。
フロントバンパーの印象のせいなのでしょうか。
頬を膨らませたようにバンパーにボリュームをもたせるのって5年も昔にBMWやボルボが通ってきた道なのに。
「セットの裏側は5年前の世界」説が補強されてしまいます。
いやあそれにしてもスバルさんは相変わらず引き算を知らない。
ボンネットのエアインテーク、凛々しいヘッドライト、ギラギラとしたグリル、バンパー両端の穴っぽい何か。
カレー屋ラーメン屋のトッピング全部のせじゃないんだから。
要素はできるだけ減らしつつそれでも印象のある顔をっていうヘルシー志向が世界的な潮流なのかなという認識なのですがトッピング全部のせとか好きなもんを好きなだけ食って何が悪い!という姿勢でして「流行りに惑わされない俺」をムンムン感じさせます。濡れちゃう人も多いのではないでしょうか。
お顔いじりはこれぐらいにしましてお体にいきます。
「インプレッサツーリングワゴンWRX」って感じなんですかね。
フロントドアと連続性の無いとってつけたようなフロントフェンダーの盛り上がりが特にそう感じさせます。
狙ってやってるのかもしれませんがあまりにもニッチな趣向にすり寄りすぎではないでしょうか。
ワゴンボディについては
前回のブログで「シューティングブレークのような演出で高級感を」云々と書いていましてまあ予想どおりはかない夢だったわけですがそれにしたって夢がなさすぎです。
カローラフィールダーやんとまでは言いません。それでも「新たなツーリングカーの時代を切り拓」いているようにも思えません。
ところでウインドウ下のメッキモール、なんでCピラーで切れてるん?
そして最後にインテリア。
やっぱりスバルさんは引き算を知らない。
インプレッサをベースに加飾することで車格も上がると考えたようです。んなわけあるかい。
インプレッサが悪いと言っているのではないんです。ただそれはインプレッサという実用車のポジションの中では悪くないというだけであってそれをいくら着飾ったところでやっぱり実用車は実用車のままで。
インテリアはそのクルマと付き合う人がもっとも長く目にし触れる部分です。
そしてレヴォーグはレガシィという歴史あるブランドに幕をおろしてまで導入する少なくとも日本においてはこれからのスバルの顔としての役割を期待されているモデルであるはずですしそれはスバルだけではなくお客さんにとってもそうでしょう。
そういうお客さんの期待をインプレッサにメッキを増やした程度のインテリアで迎え入れるというのは一体どういう了見なのか理解に苦しみます。
いろいろと否定的に書きましたが基本的には悪くないなと思ってるんです。
「インプレッサツーリングワゴンWRX」としてなら。
これがレヴォーグというレガシィに代わるこれからのスバルの顔となるモデルとして登場したゆえに否定的になっているのでしょうね。
Posted at 2013/12/13 19:02:26 | |
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