涼たそのブログ一覧

レカロシートが余ってる状態なので、レカロシートを部屋用にすべく、ヤフオクで【レカロン　HSV010】を買いました。



まぁ…何というか。
出品者は変わった人なんですかね？
それとも、今までによほど何かあって、そうなってしまったのか。

商品を20時頃に受け取りました。
その日は忙しくて、商品の中身を確認出来なかったのです。
翌日の10時過ぎに、『受け取りされているので、受け取り連絡して下さい』と催促されました。
何日も放置は良くないですが、まだ翌日。
さらに中身もまだ確認出来ていないのですよ。
それに、みんなそれぞれ生活があって、ヤフオクで届いた商品をすぐに確認出来るとは限らないのですよ。
そんなふうに催促されると正直言って気分悪かったです。

ボクは途中から人間性に気付いたので、評価でごちゃごちゃ言うと面倒なコトになりそうだったので、サッサと評価だけ付けて終わりにしました。

また、商品自体も3〜4000円で売っているOAチェアに鉄板を載せただけのもの。
これで12,000円かぁ…という印象は否めませんでした。
元のOAチェアの脚部に剛性が不足している上に広い鉄板とレカロを載せるので、余計に脚部がグラグラする。


肘かけもレカロを載せると、非常に低くて使い物にならない。
イスから立ち上がる時の手を置く場所くらいにしかならないです。

これがヤフオクに出品されているレカロンHSV010の評価ですね。
ここに回せるお金が出来たら、もう少し高くても良いから、他の脚部に買い換えたいです。

6月の終わり頃、2台の空冷ポ〜シェを見てきました。日本ではポルシェって言うけど、ポーシェが正しい発音ではないのだろうか？

それぞれ92年式964カレラ2
94年式993カレラGT2仕様
を見学させてもらった。




元来、空冷ポルシェとは中古で安く買って遊びましょう！というクルマだったはず。

2000年以降の中古の相場を知っている者としては、今の相場は到底納得できるものではない。
確かに相場とは、需要と供給が作るもので、価値あるから高い…のだが、ボクはスペシャルなモデル以外の911とは、ウン百万円もするクルマではないと思っている。

こういうと誤解を招くかもしれないが、1963年の初代から1997年の最終まで基本設計はあまり変わってない。
しかも、限定生産ではなく通常のモデルであるカレラ2は高いはずがない。しかも古くなる一方で、速さや燃費、排気ガス、利便性…全てにおいて、今さら50年以上設計が古いクルマを選ぶ必要性はどこにも無い。
そういう意味では、程度良好な964でもせいぜい500万円が上限だと考える。だが、世間では900万円位のプライスをつけるお店も存在する。
それは何故かというと、すでに相場が壊れており、そもそも日本にあったポルシェが海外から目をつけられて根こそぎ持っていかれたからである。本当に根こそぎ。

今残っているポルシェはお店が外人から守ってくれたポルシェたち。それ故に有り得ない値段になっている。

金持ちによるカネを使ってカネを稼ぐやり方。ポルシェは投機対象にされちゃったんですね。

いま中古市場を見渡しても、プライスと状態のバランスが悪すぎるのと、生息個体が少なすぎる。

時々、ポルシェの話はするかもしれないが、高すぎるのと市場に出る数が少ないので、それこそ何年も時間をかけて探すことにする。
ボクはただただ、純粋にクルマが好きであり、空冷を手に入れて一生かけて空冷のドライビングを理解して、最後まで添い遂げたい。それが夢なだけ。だから、値段の釣り上げは本当にやめてもらいたいと思う。

ボクにとってクルマが人生であり、人生こそがクルマである。

他の人は分からないが、マイホームを持つことだったり、稼いだお金で美味しいお酒だったり、高級腕時計だったり、子どもを持つことだったり…

だけどボクの全ては、自分が好きなクルマに乗って人生を過ごすことが最上の幸せだと思う。これが優先順位の一番。

出来れば、大切にされていたけど車庫の整理なんかで出てくる空冷と出会えたらいいな。

何年かかるか分からないけれど、自分と縁があって、タイミングよく来てくれる子を探して待つことにします。それまでは資金を貯めて、お迎え出来るようにしないと。と思う。

ボクが探している993というモデルがどのくらい少ないか分かる資料を引っ張ってきた。ご覧頂きたい。


1993〜98年までの生産で6万台…。
空冷ポルシェ全体の生産がおよそ43万台。
そのうち60%くらいが生存しているようなので、ざっくり言って全世界で30万台。
世界の稼働するクルマからは相当少ない。
この少ないパイの取り合いが起こっているので、いかに納得いく空冷ポルシェを探すのが難しいかお分かり頂けただろうか？


大雑把な説明をすると、コレが普通のモデル
カレラ


カレラに対して、レースバージョンというか…上級モデルがRS


リベット止めオーバーフェンダー、ターボで武装した最上級グレード
GT2




市場に出ているカレラで、GT2仕様にまで改造された個体は、だいたいメンテナンスが足りてない物件が多い気がする…。
NAモデルを無理矢理、外見だけオーバーフェンダーにして、大型リアウイングを装着しているので、クルマの状態としてはいい加減だった個体が多い。

逆に、自分のBMW E36がいかに美しい状態か思い知る結果となった……。