クラッチスタートキャンセル化(取り敢えず暫定版で完成) その2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
クラッチスタートキャンセル化にあたり、任意でセレクトできるように、スイッチを取り付けたいと思いまして、後付けスイッチを取り付ける場所を考えます。
こうして見ると、後付けした『DRL』スイッチの脇などがベストに見えますが。。。
2
スイッチパネルを取り外し、クラッチスタートキャンセルスイッチを増設できるか確認します。
スイッチパネルを取り外すには、メーターフードを手前にずらし、浮かせることで、嵌合がフリーになります。
そのためには、ステアリングのチルト機構をフリーにしてめいいっぱい下げてからやるとOKです。
3
パネルを外す際に、バキッと嫌な音がしたんです(汗)
あれっ!?と思い確認したら、赤丸箇所のスイッチのロック部分が破壊していました(涙)
ここが割れると、スイッチを押し込んでやると止めが効かず奥まで入り込んでしまいます。
こりゃ~やっちまったな~。。。
恐らく前回、DRLスイッチを取り付けた際に、壊しかけていたんでしょうね(溜息)
破片があれば、エポキシ系接着剤で強制的に固めてしまうことも考えましたが、運悪く破片が何処かに飛んで行ってしまい、捜索したにも関わらず見つかりません。
ま~後で考えましょう、先に進みます。
4
やはり、スイッチを後付けするとなると、DRLスイッチの隣のスペースがベストですよね。
5
と、スイッチパネルを裏返すと。。。
これは無理だというのがわかります。
じゃ~その脇のパネル端に穴開ければいいか~と思いましたが、実はこのパネルを嵌め込むダッシュボード側の切り欠きの張り出しが大きくて、パネル端に後付けスイッチを取り付けると二度とスイッチパネルを戻すことができなくなるのがわかりました。
こりゃ~困ったぞ~。。。
6
後付けスイッチは、パーツレビューに紹介している、ヤフオク!でポチッとしたミサイルスイッチを考えています。
まずは、配線経路を考えるために動作をチェックします。
この接続であれば、スイッチOFFでトグルスイッチ先端のLEDは消灯します。
7
同じ接続のまま、スイッチONにするとしっかりとLEDが点灯します。
私は、この接続を使うとします。
要は、トグルスイッチ側の端子をアースしてやればいいんですね。
電源側は、トグルスイッチのOFF側です。
8
因みに、電源をトグルスイッチのON側の端子に接続すると、常時LEDが点灯するので、お好みで選べばいいと思います。
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さて、『その1』で取り出していた分岐配線4本を色々と接続しながら、考えました。
そして、クラッチスイッチも取り外して考えます。
(初期状態)
①奥側(pushスイッチ)のスイッチは、このクラッチスイッチの先端が伸びています。つまりOFFということかと。
②手前側(pullスイッチ)のスイッチは、逆に先端が縮んでいるので、ONになっているということかと。
(エンジン始動時)
①pushスイッチが押し込まれ、ONになる。
②pullスイッチは離れ、OFFになる。
あと、これにそれぞれの配線の短絡状況を加味して思い当たったのは、OR制御ではなく、AND制御ということです。
クラッチペダルを踏み込むことで、スイッチがONになり、常時電源が通電します。
この常時電源が連動しているかは配線図を見てみないとわかりませんが、その時に、pullスイッチがOFFになっていて通電しないことが条件なのかと。
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以上から、奥側のpushスイッチは後付けスイッチで通電or非通電を選び、カプラーは挿し込んだ状態とすることで、後付けスイッチをOFFにした時は、従来通りのクラッチスタートを可能とします。
また、手前のpullスイッチですが、OFF(クラッチスイッチの先が伸びている)になっていることが前提になりますので、カプラーを外して強制的にOFFにしてやることで、前提条件をクリア可能と考えました。
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ということで、奥側のpushスイッチカプラーへの配線2本からそれぞれ分岐した配線を後付けスイッチで制御してやります。
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結局、最後の手段となりましたが、ダッシュボードに直接穴を開けてやります。
ま~リセールバリューを考慮するつもりはなく、乗りつぶす所存で購入したマーチ君ですので、使い勝手優先で心を鬼にして穴を開けます。
先日、Amazonからポチッとしたドリル刃がいい仕事をしてくれました。
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ドリルドライバーは速度を2段階で制御できますが、遅い方でじっくりと穴を開けます。
おかげで綺麗に穴が開きました。
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ミサイルスイッチへの結線ですが、ギボシ端子で配線を分岐できるようにしました。
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分岐した配線から後付けスイッチまでの配線は目測で延長しました。
トグルスイッチ先端のLEDからのアースは、DRLスイッチのイルミネーションからのアース線に接続します。
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配線長は長くなりましたが、結線完了。
なんとか収まりそうです。
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ミサイルスイッチを取り付けました。
狙い通りに機能すれば、あとは配線を取りまとめるだけです。
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ミサイルスイッチをONにすると、常時電源なので、トグルスイッチ先端のLEDが点灯します。
エンジンスターターと連動させる場合は、このミサイルスイッチをONにして待機するので、いくらLEDの微弱な消費電流とはいえ馬鹿にはできません。
いずれ、エンジンスターター取り付け時は非点灯にするしかないかな~と思いました。
で、実際に上手く機能したのか。。。
も~バッチリ!です(*^^)v
動画もupしたのでわかると思います。
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ただ気を付けなければならないのは、車を降りる際に、膝をぶつけること。
もしかしたらやばいかな~と思ったけど、やっぱり意識しないとぶつけますね。
最初に降りる際にぶつけましたので(汗)
あと、問題点があります。
スイッチがOFF状態にも関わらず、クラッチを踏むと、スイッチ頭のLEDが点灯します。
あれ?なんで??と思いましたが、要は、このスイッチ以前でも、通常のクラッチスタートスイッチが使えるように戻しましたので、クラッチを踏んだ際、常時電源からスイッチを経由し、LEDのアースに落ちると点灯します。
なので、これを避けるには、整流ダイオードを繋げてやれば解決できる筈です。
運転中でもクラッチペダルを踏むたびに、ペカペカと点灯するんで、なんかね~違うよね(汗)
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