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涼たそのブログ一覧

2023年05月03日 イイね!

同じ目線と立ち位置の違い

現在5月3日 深夜2時を回った。

つい先ほど帰宅したところで、今は長期連休なので一人でゆっくりとお酒を飲んでいる。
今夜のお供は
『山崎蒸溜所 梅酒』
『サントリー 角 ハイボール』
の二つだ。

普段ボクはみんカラではお酒の話題は出さない。
今回は最初に少しだけお酒の話を。

普段はビールorウイスキーしか飲まない。
ビールはキリン一番搾りが好み。

ウイスキーは最近は『グレンモーレンジィ』


という華やかなでフルーティな爽やかさがあるウイスキーにハマっている。
これをハイボールにすると、とても飲みやすくて、ウイスキーの匂いが苦手な方でもクイっと飲めてしまう。
日本酒で言うところの『上善如水』の系統だと思う。
ハイボールを飲んでみたい!という方に、グレンモーレンジィはとてもおすすめなので、酒屋さんで探してみて欲しい。
きっと涼たその言っていることがお分かりになると思う。

今回はとても言葉を選ぶセンシティブな話題じゃないかなと思う。
こうして書いている間も、ずっと言葉を考えながら進めている。
今回の書きたい話題はこちら。


【分からない人に分かってもらおうというのは無理がある】

これはとてもセンシティブな内容だと思う。
会社の年上の60代の先輩は
・ほとんどマニュアル車に乗ったことがない
・20代後半からセダン
・30年前からミニバン一択
・トヨタ車しか乗ったことがない

という方だ。
一応スポーツカーやスーパーカーは好きで、イベントに出かけたり、街中で走っていると目で追うようだ。しかし自分が所有することは全く考えていない。
という、ボクらカーキチからすると『一線を引いた向こう側』にいる表面的なクルマ好きだ。
どちらがすごいとかそういう話ではない。

クルマ好きとひと言でまとめるのはすごく難しい。
好きの度合い、好きなクルマの系統、好きなクルマの国、大事にしていること、クルマの所有感…。
思いつくだけでもこれだけある。
だからボクらクルマ好きというのは、だいたい方向性が同じならそれだけで付き合っていける。

でも、『一線を引いた向こう側』にいる人だけは無理だ。僕はそう思う。
何か(収入や恋人、家族、住む地域など)を犠牲にしてでも、車に限らず自分の好きなことを通してきた人にとっては、無難に過ごしてきた人とは違う。
僕も本来なら得られるはずのものを選ばず、今のクルマ趣味の生活を送っている。

この話が分かる方は、少なくとも我が道を通ってきた方だ。
たとえ僕とはクルマ趣味が少し違っても、自分なりの芯がある。だからボクはそんな方は同類であり、ある意味で仲間だと思っているし、何らかの同じ立ち位置で同じ目線でお話しが出来る方だと思っている。


今回、ポルシェに乗せて欲しいなというところから話が始まった。

確かに一般的には所有する人は少ないし、ネームバリューがあるメーカーだとは思う。
僕の場合は安いし古いしで、高級ブランドとしては所有していない。僕のケイマンは、一千万や二千万もするようなクルマではないから、買う気持ちがあれば買えるはずだと思う。

この辺りがポイントで、

ずっとスポーツカーや何かを犠牲にしてでも本当に自分の好きなクルマで生きてきたから、いわゆるライトなクルマ好きとは理解し合えないのだろうと。

ブレーキも良く効くねと言っていただいたが、僕はケイマンのブレーキはよく効くとは思っていない。コントロール性だけはとても良いけど。

『単純なブレーキの効きというよりも、フルブレーキを叩き込んだ時のクルマの姿勢や、ブレーキの踏力に応じたリニアな効き方が良い』と伝えたところで、僕の言っている意味が伝わっていないようだった。

こうして書いている僕が上手く書けないのだが、ブレーキのコントロール性を考えたことがない方に、ブレーキの最大効力以外でのブレーキの良さを伝えたところで、分からないんだな…と。
こう言うところなんですよ。一線を引いた向こう側にいるというのは。

ああ、今回の内容はやはりセンシティブだと思う。

クルマ好きの中の『雰囲気組み』と言いますか、お金や時間、家族計画を犠牲にしてでも趣味の世界へ飛び込んで行った側と、ごく一般的な家庭。

ミニバンは所有したことはないが、良さはカタチを見ればよく分かる。ステーションワゴンを所有していても、物と人が乗る良さはとても分かる。
ミニバンの便利さを否定するものではなく、あくまで同じ目線で話が出来ないもどかしさ。

しかし、分からない人に分かってもらおうとするのは僕がおこがましいのかもしれない。

ポルシェってすごいですよね〜カッコいいですよね〜
くらいにとどめておくのが良かったのだろう。

でもボクの性格上、何かを我慢して話に付き合ったり、自分の気持ちを押し殺して人とお付き合いするのが苦手で。
同じメーカーのクルマに乗っているからと言って、他の方を全員が仲間とは思っていないので、オフ会には滅多に参加しない。
たとえクルマ・メーカーが違っても、クルマに対して似たような所有感、似たような思想の方が仲間だと思っているので、目線が違うというのはこんなに大変なんだなと思った。

こういうことがあったので、今後は同じ会社の方でも『違うな』と思う方にはケイマンは見せないし、乗せることもしたくないなと思った。
時間の無駄とまではいかなくても、やはり大事な相棒を出すのですから、こちらも心の充足みたいな得るものがないとやはり寂しい。

打ったものには打ち返して欲しいのです。
答えが間違っていてもいい。多少は違う方向でもいい。また打つから打ち返して欲しい。会話のラリーを楽しみたい。

年齢や性別や収入や家族構成など関係ない。
『何か』を犠牲にしてでも自分の好きなことに打ち込んできた方は一本芯が通っている。
だからボクの回りには、何らかの芯がある方ばかりがおられるのだろう。

まったく分からない人に分かってもらおうとするのは、お互いに良い時間にはならないのかもしれないと思った夜だった。

帰り際に、楽しかったとは言っていただいたとしても、運転をして楽しかったのは僕だけであって、どうしても社交辞令にしか捉えられなかった。
僕にとっては、今後は『ポルシェ欲しいけどどんなクルマメーカーか知りたい』と思う方か、同じ目線にある方にしか乗せないと決めた日でもありました。
ボクは元気だった母が病気になったことで、自分が明日この世から消えることになっても後悔だけが残る人生にしたくないと思って、すぐに買えるポルシェを買うことにした。ただそれだけのこと。

だけど表面的なクルマ好きを否定はしない。
積極的な交流はお互いのためにはしないけれど。
自分の好きなことを追求して生きてきたボクは間違いなく、一般的な道を外れていないまともな人とは違う。ボクが人とは違った少し変わった人間なんだと思う。
分かってもらおうとするボクがおこがましいのだと。
世の中に大勢いる一般の方から道を外れて、なお自分の道をゆく僕が特殊なんだろうと。
そしてその感覚を分かる方は間違いなく同じ系統の人種なんだろうと思う。

違いが大きい人同士では、合う部分だけよろしくするしかないのだろう。それが大人だ。
そして当然違いがあっていい。それぞれの人生だから。

僕が何故こんな内容を書くのか。
それは分かってもらえる方にだけ、分かって欲しいと思ったからだ。
同じメーカーが好きじゃなくても、同じスポーツカー好きじゃなくても、明らかに目線が違う世界観だと、結局はどちらかが我慢することになる。

みんカラをやっていないけど、リアルで会う方には数人からは『見たよ!』と言われるだろう…。
そしてそれが自分の中では嬉しいことだったりする。同じ感覚を共有し合えることは、とても幸せだ。


最後に。
僕の好きな楠みちはる先生がマンガの中で語っておられました。

違う人間はいる
ただそれだけだ…
Posted at 2023/05/03 02:42:44 | コメント(3) | トラックバック(0)
2023年05月01日 イイね!

絶妙なフィール

絶妙なフィール何をこのブログに盛り込もうかな。
そう考えながら書き進める。

ただ、なかなか行けない場所などへ行ってメモリアル的なイベントは残しておきたいし、紹介という意味も兼ねて書いている。

まずは4月12日に埼玉のクルマ仲間と久しぶりに会ったことを。

【富士モータースポーツミュージアム】


富士スピードウェイのホテルの隣にオープンした、モーターレーシングにおけるレジェンドなクルマたちを展示している博物館です。

実はここに、ポルシェ904 カレラGTSが恐らく2023年10月頃まで展示してある…という事で、行ってきました。
来年にはドイツのポルシェミュージアムに戻っていってしまうため、どうしてもこの目で見ておきたかった。












この904の歴史については、Wikipediaなどが詳しく書かれているだろう。
ひと言だけ言えば、スカイラインが一周だけポルシェの前を走った…という伝説のようなお話しがある。
当時のスカイラインはとてもスポーツなどというものでもなく(ボクは生まれていないので、正確な表現は難しい)、レースに出るにはこのスカイラインくらいしか当時の日産には存在しなかっただけのこと…と思っている。
この時代、スカイラインがポルシェに敵うはずもなく、たまたま抜いただけのこと。

僕はこのポルシェ904のカタチが非常に好きで、出来ることなら空冷の中身のまま外見は904がいい!と思っているほどだ。
シンプルな面で構成されたクルマは美しい…。








富士モータースポーツミュージアムでは様々なレーシングカーを展示してあり、ミュージアムの最上階からはFISCOの最終コーナーを真正面から観ることが出来ます。

ゴールデンウィークは混雑していると思うので、あまり混雑していない日をおすすめします(^_^;)

表題の『絶妙なフィール』とは何か。

それは名古屋〜富士の移動手段。マーチニスモ のドライビングフィールにある。
ニスモ の別売りECUのスロットルの感覚が個人的に合わない。
少し踏んだだけで、急激に開くスロットル。
これをPIVOTのスロコンで緩くしているにも関わらず、アクセルの踏み込み具合とシンクロしない。
人間の思う感覚と機械がどうしてもシンクロしない。ワイヤースロットルの自然さに限りなく近いようにしたいのだが、ここが足りない。
その他、クルマの動き(サスがストロークしたがらない)が滑らかではなくて、常にクルマの動きを感じ取りながら調整し続けること。

この感覚がポルシェほど、スバルのプレオほどシンクロしなくて。本来ならクルマのサイズやパワー、取り回しの良さがあって長距離でも疲れにくいはずだが…。
取り回しという意味では疲れないけど、機械と人間を合わせる作業が続くので疲れる。という具合です。
このようなことを思っているので、ここ最近ではマーチをワインディングで乗ることがない。どうにか手を加えて、自分とのチューニングを図りたいなとは思っていますが…。


そこにポルシェだと、すべてが自分の思い通りに動く。
操作と返ってくる動きに余計な気を回さないから疲れない。



スロコンを入れたおかげもあり、アクセルとスロットルの開き具合はバッチリ。
ただし、音の大きさや振動、車高の低さ、路面から伝わってくる情報量の多さがあって、そのせいで疲れる(しかし、楽しくて仕方がないので心地よい疲れ方をする)

なら、なぜマーチで移動したの?と言うと、長距離を走るとプーリー回りから少し音が出始めたので、大事をとってマーチで行くことにしたわけです。

マーチで長距離を走ってみて、ポルシェは何に乗ってもよく出来ているなと思った次第であります。
分かりやすくその魅力を伝えるとするなら、『ドライバーがドライビングすることを優先して考えてあり、どうしたらドライビングが楽しめるか、そしてスポーツドライビングとは何なのかを積極的に伝えるように作ってある』のが本質なんだなと。

決してモンスターのような爆音とこれ見よがしな極太タイヤ、派手なエアロを纏ったマシンではなく、純粋なるスポーツドライビングの為のクルマ。


飛ばしても飛ばさなくても、エンジンの500回転毎、スピードの5km/h毎に味があるから、ゆっくり走っても違う味わいがある。だからどんな日でも、どのように乗っても大丈夫。飽きがこない。
別の日に別の乗り方をすれば、また違う一面が見られる。どんな自分でも受け入れて即座に返事を返してくれる。

運転することが好きだったら、中身については大丈夫。あとはカタチ(2ドアクーペかオープンか4ドアか)を選ぶだけなような気がします。そのかわり現代のクルマに装備されているような至れり尽くせりな機能はありません!(笑)

というのが、僕のポルシェの持つ本質的魅力かなと思っている。
ここが絶妙なフィールに繋がるという意味で、今回の題名としたわけです。
Posted at 2023/05/01 00:54:51 | コメント(2) | トラックバック(0)

プロフィール

「@係長レーシング さん
仕事紹介してください!(笑)
神戸行きますので(   ◜ω◝ )」
何シテル?   04/13 18:21
僕が産まれる前に、父親がナローポルシェに乗っていたらしい。子どもの頃、ポルシェの模型を見ながら育ちました。4歳くらいの頃、父親がスカイラインに乗っていました...

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