Suger Loaf Express / Lee Retenour (1977)
米国カリフォルニア州ハリウッド生まれのジャズギタリスト、リーリトナーの4枚目のスタジオ録音アルバムです。
ドライブにうってつけ、というか、ドライブしてるとき以外にいつ聴くんですか?、てか、じゃドライブ中に何聞くんですか?ってな感じのアルバムです。Spotifyには、「Gentle Thoughts」名義でリストされていますので、探してみてください♪
「クロスロード」という映画の中に、アメリカ南部のブルースマンをポータブルな機材で録音するシーンが出てきます。マイクで拾った音を録音技師が直接レコード盤に刻みつけながら、盤上に溜まった樹脂の削りカスを刷毛で払っていました。

「シュガーローフエクスプレス」は、そんな古臭い「ダイレクトカッティング(ダイレクトトゥディスク」方式で録音されました。
ダイレクトカッティング式だと、磁気テープを介さないため、「サー」というヒスノイズが発生しません。そのためクリアな音が記録できますが、マルチトラックやミキシングなどの技術が使えないため、やり直しのきかない一発録音が必須になります。SPレコードなら3〜5分ですが、LPレコードは片面20分ありますから、プレイする側は大変だったでしょうね。
また、レコード盤をプレスするための原盤がひとつしか作れませんので、リリースできるレコードの枚数は少なくなってしまいます。だからでしょうか、当時の「シュガーローフエクスプレス」のLPには、通し番号がふられていたように記憶しています。
ご同輩、リーリトナーは日本で大人気でしたよね。甘いマスクが女子ウケしたんですかね?
甘いのはルックスだけではありません、彼のギターがこれまた甘かったです。四角四面のジャズ評論家たちからは「甘すぎる」とか「甘いだけ」などと酷評されましたが、ボクは好きでした。
量産されたアルバムではないので、セールス的な数字は残していません。でもボクの中では、今でも★★★★★の一枚であることに変わりはありません。
確かに、甘いは甘いです。でも、その辺は、相棒ピアニストで18歳上のデイブグルーシンが、いい塩梅な緊張感を持ち込んで、アルバム全体を緩急自在にコントロールしている感じがしますけど、いかがでしょう^_^
関東でも梅雨明けが近いみたいです。リーリトナーを流しながらのドライブ、悪くないと思いますよ!
Posted at 2026/07/12 18:33:22 | |
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