去年からZcarフェスタにZ32のデザイナーとして山下敏男さんが紹介され、このイベントに遊びに来られています。
今年 富士スピードウェイで行われたアドバン オールフェアレディミーティングにもいらした方ですので、ご存知の方も多いかと思います。
かなり古い話しですが、以前オートプラスという自動車雑誌があって、僕が買ったその雑誌にはZ32が巻頭で特集を組まれていました。
その時に誌面でZ32のデザイナーさんとして紹介されインタビューに答えられていた方とは別の方です。
僕が山下さんにサインを頂こうとパーキングプレートを差し出すと…、
山下さん)へぇ♪こんなのがあるのですね?

僕)これは友人(るけほりさん)に買ってきていただいたのですが、おそらくアメリカで販売しているのを日本のショップが輸入している物だと思います。
山下さん)どちらにサインしたら良いですか?
(と、とても柔らかな物腰でサインをしていただきました。

サインをされた場所からも、山下さんさんのお人柄が伺えます。)
僕)ありがとうございます!
セミナー楽しみにしてます。
その時に質問もさせていただきたいと思うのですが…。
と言うと笑顔で快諾していただきました。
実はかなり昔からZ32の事で疑問に思っていた事がありました。
Z32オーナーの方はご存知と思われますが、他のZオーナーさんに説明させていただくと、Z32のツーシーターと2by2では全幅が10mmも違います。
(たしかホイールベースは120mm違い、全長は200mm違っていたと思いました。)
僕はデザインについては全くの素人なのですが、デザインの世界では1mmの違いで印象が大きく変わる事があると聞いた事があります。
そんなミリ単位の攻防がある世界で10mmの違いは弊害を産まなかったのか…。という疑問があったのです。
その質問を山下さんにさせていただくと、山下さんは紙に1本の線を真っ直ぐに引き、その線を中心線として左右対称にコークボトルラインを描いていただきました。
Z32を真上から見るとコークボトルラインを描いているのですが、リアフェンダーが拡がりきる前に中心線に対して直角にラインを引き、そのラインの少し後ろに やはり中心線に対して直角にラインを色違いに引いていただきました。
そうすると2本の色違いのラインと、コークボトルラインがぶつかる場所に数ミリの差が生まれたのですが、それがツーシーターと2by2の全幅が10mm違う理由だと解説していただきました。
僕の拙い表現力では伝わりづらいかもしれないのですが、山下さんの説明はとても分かりやすいものでした。
その図を記念にいただいておけば良かったと、セミナー終了時に思ったのですが、間が悪いし、そんなおねだりするのもあつかましいし…。と考えてしまった事を後悔しています。
(´д`|||)
今回の僕のように、もしかしたら皆さんが乗られているZの開発に携わった方に直にお話しを伺う事ができるかもしれないZcarフェスタに来年 参加されてはいかがでしょうか?
きっと楽しい1日になりますよ☆彡
♪ヽ(´▽`)/わ~ぃヽ(*´▽)ノ♪
お願い。
Z32のツーシーターと2by2のホイールベースやボディーサイズの違いに間違いがございましたら遠慮なくご指摘くださいますよう お願い申し上げます。
m(__)m
Posted at 2016/12/07 01:30:35 | |
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