効果絶大!! リヤバンパーディフューザー加工(作成編①)

まずは、思い切ってリヤスキッドプレート部分の"なんちゃってグリル"を本物の排出口にするため、ノコギリで切りました(画像の黄色の部分)。この部分は当初裏からアルミメッシュを当てるなどの加工も考えましたが、形状的にちょうどこのスキッドプレート内を通ってきた空気が、穴から上方に排出されるため、空気の排出効率を最大化する為に抵抗物を作らない様、メッシュも付けずにそのままにしました。真ん中の部分を少し残しているのは、カットしたラインにこのスキッドプレートとバンパー本体を接合している嵌合部が並んでいたので、少し残すためです。

また、バックフォグ取り付け部分の"フタ"の下部にも穴をあけています。(黄色部分)

加工したスキッドプレートを裏側から見た画像です。黄色枠の部分が今回カットしたなんちゃってグリルの部分です。写真では2次元で奥行がわからないですが、スキッドプレートの形状がちょうどよく、このカットした部分に向かって空気が流れる様な角度です。また下から跳ね上げられた空気がそのままの方向で上に抜ける様に、穴には前後方向に奥行があります。

次に、ボディーとリーンホースメントの間からバンパーの中を空気が上に逃げないため、その部分をアクリルパネルでふさぎます。形状はその場で現物合わせで切りました。

取り付けです。見た目は少し汚いですが、とりあえずタイラップで固定しました。

後ろ側はリーンホースメントの穴にタイラップを通し、前側はボディーの穴とマフラーの遮熱板にドリルで穴開けして止めました。

バンパー取り付け後、排出口はこの様にちょうどバンパーとスキッドプレートの境目が立体的に差があり、ちょうどスキッドプレートの下から入ってきた空気が、車体後方のバンパーの後に、上に向かって排出される形状です。設計の意図とてしは、理論的にパラシュートの様なエアブレーキの防止と、車体背面の低圧領域への空気の流入による、圧力格差の解消とのダブルの効果が得られるはずです。