
陣馬形山を訪問した
【2010年SW信州遠征(前編:ビーナスラインと陣馬形山)】の続き
「衝撃の後編」
と言い残しながら、すっかり遅くなりすいません・・・
(大汗
KUROYON遠征、
となると勿論続きはここまで未登場の「酷道アタック」と相場は決まってます♪
絶景好きな方から酷道好きな方にどっと読者の方々が入れ替わるのを気にせず、行きますよ~(^^;
さあ、いきなりですが、中央道で恵那山トンネルを抜け、木曽川に架かる赤い橋のある恵那の地に降り立ちました♪
そのターゲットとなる今回の酷道とは?
皆さんもご存知?の、国道418号恵那ー八百津の不通区間にやってきました^^
国道青看板に注目!
行き先に
「×」が入って常時通行止め宣言してますよ・・・
もうかれこれ何十年も不通となっており、マニアの間で『キング・オブ・酷道』と呼ばれるこの道は、国道418号。
KUROYON流の酷道定義上は、廃道状態となっているこの道は含まないのですが、不通区間の風化が激しい上に、建設凍結中の新ダムが出来てしまうと水没するため賞味期間は残り少ない状況。
廃道は専門外とは言え、酷道アタッカーとしては、ここまで来て少しも見ずに立ち去るわけにはいきません。
さて、今回の酷道アタックでは、
廃道とされる国道418号の「恵那」-「八百津」の不通区間の車両規制地点まで行ってみようと思います。
<不通区間東端:笠置ダム>
では早速東端の県道r412恵那八百津線交点-岩浪(L4000m)へ行ってみましょうか^^
酷道は左の道ですよ~
このあたり、景色はとてもいい感じです。 |  |
この区間は、道路中央に苔は生えていますけど、全く酷くない道ですね。 |  |
そして、東端の通行止め、
青看板の
「×」ポイントにやってきました。
見事に塞がれています・・・
その折り返し地点ですが、「笠置ダム」の全景ポイントとなっています
<不通区間中央:町道分岐>
次の限界地点を目指し、岐阜県道r412(恵那八百津線)-r402(中野方七宗線)-r353(篠原八百津線)を通って
八百津町道520号ヘ!
こんな感じの道で
「余裕、余裕♪」
と降りて行くんですが・・・
この町道、
途中集落の切れ目で酷さレベルアップ、
材木所を過ぎたあたりでさらにレベルアップ、
国道R418に合流する目前では
強烈ヘアピン&連続九十九折れ&ボッコボコ舗装の超劣悪路。
多くのレポで町道で迂回してR418の町道分岐まで向かう!
と語られてるんだけど、実際のところこの町道を取り上げたレポは非常に少なく、もちろんノーマーク。
これまで数ある酷道アタックをこなしてきたKUROYONですが、もうここから先のスーパー町道の荒廃ぶりにすっかり気押され、写真撮影する余裕などありません・・・
正確には車外に降りるスペースがないのだが^^;
その町道の荒廃ぶりを何とか思い出したい、見てもらいたいと思いましたが、町道にスポットを当てたブログと動画の少ないこと・・・
しかし!
探すこと1週間。ついに見つけました^^
残念ながらyoutubeで見つからなかったので、リンクでご勘弁をm(__)m
ニコ動アカウント持ってる人は
「コチラ」
アカウントを持ってない人は
「コチラ」
2:08以降から始まる脅威の町道の実態に注目下さい!
というか、この有名人、スカイラインで乗り入れているのが凄い^^;
おそらく、この区間の車両レポが少ないのは、あまりの壮絶さに途中で挫折する方が多いからに違いありませんね^^
そんなスーパー町道を抜け、ついに酷道R418の有名なポイント、
「町道分岐」に到着♪
数年前から通行止めとなっている、町道分岐から八百津方面の酷道R418のバリケードと記念撮影^^
今や適法には町道を通ってしか、この場所に車両乗り入れできませんが、苦労しながら限界点に到達しました^^;
もう二度と走りことはないであろう町道を登って県道353号まで引き返すと、今度は「ド」がつく快走路の付替道路の国道R418が待ってます♪
町道上り坂の様子は「コチラ」
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<付替道路:新旅足橋>
町道分岐への探索が終わったあとは、イメージ一新。
爽やかドライブです^^
付替道路の国道418号を通り、今年3月に新しく登場した新名所
「新旅足橋」
にやってきました^^ |  |
では、
全長462mの、新旅足橋の雄大な姿をパラパラ漫画風にどうぞ^^
※下スクロール頑張って^^;
この「新旅足橋」、下の川面まではなんと「200m」!
大好きなスチールドラゴンの2倍以上の高さではないですか(>_<)
高所恐怖症のKUROYONには辛い?ですが・・・下を見るとこんな感じ^^ |  |
<不通区間西端:湯谷橋>
新名所の新旅足橋でしたが、もうひとつ大事なところ、酷道R418の西端訪問が終わっていませんね^^;
まずは、まだ現役の丸山ダムへ。
このダムの手前に建設が予定されている新丸山ダムが出来てしまうと、酷道R418の八百津不通区間も昔話になるんですよね・・・
訪問が間に合って良かった^^
丸山ダムからさらに先に進むと現れたるは、
「旅足橋」
詳しいことは知りませんが、世界で五つ、日本で唯一の構造の、大変貴重な橋だそうです。
ちょっと横の断崖絶壁が怖いですが、先を急ぎましょう。 |  |
そしてついに、西端の通行止めにやってきました!
真っ赤な「湯谷橋」
笠置ダムと同様、この国道青看板が凄いです。
R418の真上に「×」上書き!
全く復旧させるつもりはないのでしょう^^ |  |
左に曲がる岐阜県道353号、現在は付替道路R418潮見地区からここまでの間、完全通行止めとなっているのでご注意を |  |
さて、いろいろありましたが、R418の西の車両限界点に到着!
これで酷道R418の不通区間の全てのゲートに到達しました^^
もちろん、
先々月に制覇したR418重複区間のR157温見峠南の能郷ゲート、黒津ゲートもお忘れなく^^;
今回の旅に携帯した1999年の中部マップルの八百津区間。
当時の地図ではあたかも注意すれば通れるような赤いR418黒瀬街道ですが、間もなくここに酷道があったことすら数年後には忘れ去られそうになってます。
興味ある人はお早めに・・・ただし安全は自己責任で。
いやあ、長くハードな旅でした。
と安心するのはまだ早く、世間はシルバーウィーク真っ只中の最終日。
素晴らしい経路設定で大渋滞を横目に快適に西へ^^ |  |
昨年のSW大渋滞と違って今年のSWは全く渋滞にかからず大成功。お気に入りの甲南PAで忍者丼を食べながら休憩。
このあと名神も込むことなく無事帰宅。
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大渋滞に巻き込まれた行きの1日目から一転し、
2日目はビーナスライン、陣馬形山を流してきて、酷道418号もしっかり楽しめた上に渋滞知らず。
2010年シルバーウィークのドライブは、総走行距離1150km、全旅行時間35時間の弾丸ドライブながら、無駄なくとても充実したものとなりました^^
次回もこうスマートに行きたいね^^;
【ルート全容】

画像クリックでルートMAPへ
※今回も、立ち寄りスポット入りの力作です^^
【関連blog】
・
【2010年SW信州遠征(前編:ビーナスラインと陣馬形山)】
・
【2010年SW信州遠征(前座)】
【フォトギャラ】
「こちら」から^^
順番に送って下さいm(__)m
Posted at 2010/10/04 01:57:53 | |
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酷道ドライブ | 日記