以前車検の際にチラ見した新型iX3ですが、試乗フェアをやっていたのでディーラーさんに出掛けてきました。
試乗車は前回展示してあったのと一緒のブルーグレーのモデルでした。
座ってみるとシートの当たりは柔らかくて良好です。電動シートの調節レバーはメルセデスベンツのようにドアサイドにあって、座面の調節はG20の3シリーズに比べて若干範囲が広い感じでポジションはしっかり決まりました。ルームミラーはやや小さめの感じですが、ETCカード内蔵でなくなったせいでしょうか。

前回チラ見したステアリングホイールですが、9時15分の握りの部分そのものは従来ほど極太ではなく、意外と握りやすかったです。しかし、四角っぽくなっているエッジの部分は分厚くなっており、従来の円形ハンドルのような持ち方は全く考慮されていない感じです。スイッチ類は外側は届くもののやはり内側は遠くて操作が難しいです。
走り出してみるとEVなので静かでスムーズです。加速はさすがに「50 xDrive」だけあって十分以上に速いです。0-100Km/h加速は4.9秒らしいので新ミドリーヌ号とほぼ互角ですが、EVの分だけダイレクト感がありますね。回生ブレーキはそれほど強くありませんでしたが、パドルが無いのでどこで調節出来るか分かりませんでした。
通常のフットブレーキも必要十分な効きで信号待ちで止まる際にもスムーズでした。ブレーキング時にノーズダイブしないようなセッティングになっているそうです。
乗り心地も十分に良く、小回りも効くように感じましたが、調べてみると最小回転直径が6.1mらしいのでやや大回りですね。ハンドルの手応えが低速では軽くて回しやすかったのでそう感じたのかもしれません。
ディーラーに置いてあった状態でチェックしたパノラミックiDriveですがヘッドアップディスプレーのように実際の位置より奥まったところにある感じで、写真にすると小さい表示画面に見えますが実物は割と大きくて走行中も見やすく、視線の移動も少なくて済みました。
試乗車は向かって左から気温、標高、方向、オーディオのモード、ナビの情報や簡易マップ、速度などなど表示されていましたが、視線をあまり移さずに情報が把握出来て便利でした。表示の種類も変更出来るようですが、走行中は無理そうです。発進する前に色々設定が必要な車ですね。
ナビの音声認識は進歩しているようで聞き取りも良く、話した指示がパノラミックiDriveにも表示されるので便利でしたが、ナビそのものは進歩しているのでしょうか。
ちょっと期待していた3Dヘッドアップディスプレーですが確かに表示の下側よりも上の方に向かって遠くに見えるように投影されており、最初見た時には「おおっ、確かに3Dだ」とちょっと感動したのですが、見慣れてくるとそれほどメリットは感じませんでした。それよりも視線を左右に移動すると遠近感が変わったり微妙にぼやけたりするので、3D効果を維持させるには覗き込むポジションの範囲が狭い感じで従来型のヘッドアップディスプレーの方が見やすい気がしました。
リアシートの足元はセンタートンネルがなくて完全にフラットになっているので3人掛けでも大丈夫そうでした。
頭上には大きなガラスサンルーフが装備されており頭上空間もそこそこありました。シェードはありませんでしたが紫外線は100%カットだそうで確かに暑くありませんでした。
リアのトランクスペースは520Lと十分でしたが、フロントのトランクルームは真四角ではなく段差があるため、あまり大きな荷物は入らない感じで、充電コードの置き場でしょうか。
車幅は1890mmと現行のiX3よりやや狭いもののそれなりに大きく、ボンネットの先端が把握しづらくて最小回転半径も6.05mなので街乗りにはちょっと気を遣いますが、慣れの問題かもしれません。EVのためフロントのオーバーハングは短めなので実際の取り回しは良さそうです。
ワインディングや高速道路は走っていませんが、十分パワフルな上に新世代の車両制御システムの「Heart of Joy」が十分に機能するでしょうから快適な気がします。11月以降には高速道路上で130km/h以下でのハンズオフドライブを可能にする「ハイウェイアシスト」がソフトウエアアップデートで機能追加されるので更に便利になりそうですね。
個人的には四角いステアリングがバツですが、持ち替えなければ太さは細くなってOKですしパノラミックiDriveは視認性も良く、動力的にも十分以上なので幅が気にならない方には十分お勧めだと思います。
SUVのiX3がこの出来でしたら、セダン版のノイエクラッセやEV版のM3には更に期待大ですね。
Posted at 2026/08/21 06:03:10 | |
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BMW | 日記