実家の近くに総代理店のNICOLEがあるので、ちょっと行ってみました。お目当ては巷で微妙に話題になっている、ディーゼル搭載のD3。お店にあったのはアルピンホワイトのツーリングでしたが、試乗させてもらっちゃいました。
アイドリングではやはりカラカラ音は聞こえるので「やっぱりディーゼルエンジンだなぁ」とは思いましたが、走り出すと全く気になりませんでした。発進からしっかりトルクが出ている上に、最大トルクは45.9Kgmと135iすら上回っているので、ディーゼルエンジンからイメージするより遙かに加速が良く、感覚的には130iくらいでした。第三京浜→首都高→環八のルートで小一時間も乗らせてもらいましたが、高速走行も快適でオートマのレスポンスもよく、マニュアルのシフトも瞬時に切り替わるので、結構楽しめました。ただ、回転計のリミットが5000回転で回転上昇の感覚が違うのと結構静かなままなので、不思議な感じです。
発進時の表示では13.2Km/Lだった燃費が、第三京浜に乗って普通に10分くらい走っているだけで14.6Km/Lまで向上して、首都高降りた後で渋滞にはまったにも関わらず、13.6Km/Lまでしか下がりませんでした。高速で普通に流していると、常時20Km/Lくらいで走っていましたので、私の普段の走行パターンでも20Km/Lは行きそうな燃費で「満タンで航続距離1000Km」というのは達成出来そうですね。ハイブリッド並の印象です。高速走行だと、いい勝負か、速度によっては逆転するかもしれません。雑誌のテストでは、無給油で東京と伊勢を往復出来たようです。
試乗車にはパノラマサンルーフが付いていましたが開口部が大きくて開放感はありますし、ハッチバックで便利だし、18インチで前245/後265の極太タイヤなのに乗り心地はいいし、ブレーキも綺麗に効くし、結構気に入りました。後は価格(…って、これが一番のネックですが)の問題だけですね。本国では325dとあまり変わらない価格だそうですが、どうして日本に来るとこんなに高いのでしょう。イギリス仕様でもあまり高くないらしいです。これ買ったら、カメラも車もD3ペア…なんて、完全に妄想モード(爆)。
こんなに高性能のディーゼルなのですから、BWMの標準車も導入すればいいのに、と真剣に思いました。123dのカブリオなんか出れば完璧なのに…。本国ではBMWでも6割がディーゼル搭載との事なので、かなり生産しているのですね。
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試乗インプレ | 日記
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2009/06/29 15:36:49