本日は以前から乗りたかったシトロエン/プジョーのディーゼル車に乗りに行ってみました。浜松ではシトロエンとプジョーのディーラーさんは通路を挟んで同じ建物になっています。普段はシトロエンにお邪魔する事が多いので、シトロエンでのディーゼル試乗をお願いしました。

試乗は2LのディーゼルBlueHDiを搭載したDS4をお願いしました。車としては初めてお目にかかる感じですが、乗り込んで見ると当たりが柔らかいのにしっかりサポートがあるシートに好印象です。
フロントウインドウはC3のようにサンバイザーがかなり後退出来、頭上にかなりの空間が出来て気持ち良いです。
エンジンをかけるとややディーゼルっぽい音色がしますが静かで振動もありません。発進するとスムーズで、トルクが太い感じはそれ程しないのにスピードはどんどん上がります。
そこそこスピードが乗ってきてもエンジン回転は2000回転くらいまでで充分な加速です。6速ATのようですが75Km/hで1000回転でも普通に走るのはちょっとびっくりしました。
性能曲線では特に低速側でトルクが太い感じはしないのですが、それでも充分パワフルに加速して気持ち良かったです。それほどトルクが強い感じで無いのに低速でもしっかり加速するのはフランス製ディーゼルのキャラクターなのでしょうか。
シートもしっくりきて座り心地が良く、頭上の視界が広くて気持ち良く、パワフルなディーゼルでかなり魅力的な車でした。
ただ、ミドリーヌ号と用途がダブってしまう車なので、このエンジンがC4ピカソに搭載されれば、と思いました(爆)。
帰りがけにマセラティのディーラーさんに寄ってみたら、以前は展示だけだったレヴァンテが試乗車になっていたので試乗をお願いしました。試乗車はV6のエントリーグレードでしたが、同じエンジンのギブリに比べて車重に合わせてか350psにパワーアップされていました。
内装はギブリと同じくゴージャスです。エンジンをかけるともちろん静かで発進も当然滑らかです。
普通のモードで走っていると2000回転くらいでどんどんシフトアップして普通に静かに走っていますが、スポーツモードにするとサウンドが勇ましくなって、エンジンのレスポンスも鋭くなります。
足回りも引き締まりますが不快な突き上げなどは無く、快適なまま速くなる感じです。
運転していて眺めは良いですし、リアシートは中央足元のトンネルが低くなっているので3人掛けでも余裕がありますし、ある意味ギブリより快適な部分が多くてなかなか好印象でした。
ただ、1968mmとかなり幅広のボディな上にディーゼルエンジンモデルしか右ハンドルが用意されないらしいので、ちょっと不便な気はしました。ギブリの時にもディーゼルエンジンはそれ程パワフルでは無くガソリンの方が魅力的だっただけにやや残念です。
大きさを考えるとなかなか選択肢に入らないマセラティですが、格好良さと内装の素晴らしさは魅力的ですね。いつかは乗ってみたい気がします。
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試乗インプレ | 日記
Posted at
2016/10/23 21:54:57