国土交通省はタカタのエアバッグリコール状況があまり進展していないためか、「異常破裂する危険性が高い
未改修車両の約170万台について、車検で有効期間を更新しない措置を講じる」事を決定したようです。
施行時期は2018年5月からという事でまだ猶予期間はありますが、170万台というのはかなりの台数ですね。
2017年7月の時点で国内の改修率は78.1%で、約410万台の未改修車があるのですが、その内で事故発生率が高いリコールに対してこうした処置を決めたようです。それにしても未改修の内半分近くというのも多いですね。
問題発覚から2年近く経っているのに8割未満の改修というのも褒められた現状ではないですし、同族経営でユーザー軽視、自己保身に走った企業が倒産の憂き目になるのは当然としても、ユーザー救済はして欲しいものです。

対象車両は製造から年月が経った車種が多いようですが、折角大切に乗ってきているのにこんな事で車検が更新出来ずに廃車にせざるを得なかったとしたら悲しいですね。

アルピナとか、こうしたリストに載っていない可能性もありますので気になる方はディーラーさんかメーカーに問い合わせておいた方が良さそうですね。ちなみにミドリーヌ号のエアバッグもまだ未改修です(涙)。
改修でなくとも、信号ケーブルなどの操作でエアバッグを非作動にすれば良さそうですが、そうした救済処置を講じても良い気がします。タカタへの懲罰も結構ですがユーザー置き去りの対応はどうなのでしょうか。
エアバッグでは無いですが、私も以前カーエアコンの冷媒の切り替え時期に対応出来なかったため泣く泣く廃車にした事があったので、何とかして欲しいものです。
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くるま | 日記
Posted at
2017/08/31 13:05:05