2014年にプロトタイプが出た
ハーレー・ダビッドソンの世界初の電動バイクの「ライブワイヤー」が正式発表され、予約を開始したそうです。
普段のエンジンの部分には容量15.5kWhのリチウムイオンバッテリーが入り、その下に最高出力102PS(75kW)、最大トルク114N・m(11.6kgf・m)を発生する電気モーターが積まれています。
車体の後部は一般的なスポーツバイクに近いですが、ハーレーなので駆動はチェーンではなくてベルトドライブですね。他のガソリン車は今や1800ccもあるので、モーターの瞬時のトルクの立ち上がりにも十分対応するのでしょう。
車重は255Kgとスポーツバイクとしてはやや重めですが、ハーレーダビッドソンのスポーツスターとほぼ同等かちょっと軽く、ハーレーのバイクとしては軽めですね。
動力性能は102psなので最高速度はそこそこかもしれませんが、0-100Km/h加速は3秒!!のようです。これはほとんどの自動車より速く、しかもモーターの特性を考えると一般道に近い0-80Km/h加速だと世界最速かもしれません。しかし、
一般道では敵無しの超絶高性能バイクが車検不要、とはバイク乗りには朗報ですね(爆)。
厳密にはエンジン部分にこれだけ重いバッテリーを搭載していると運動性能としては落ちますし、重心の配分もかなり変わるので直線番長な事は間違い無いですがコーナーでも楽しいかと言われるとちょっと疑問です。
それにしてもこれだけ高性能、かつ重いバイクが車検不要とは…以後登場する電動バイクはどれでも車検不要というお墨付きを与えたようなものですね。
このライブワイヤーは価格がほぼ350万円なので気軽に買えるというバイクではないですが、これから電池の進歩などに合わせてもっと高性能な電動バイクが出て来ても車検不要というのはかなり嬉しいですね(爆)。
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Posted at
2020/12/07 12:50:01