WEB CGの記事で
ALPINA D4Sの試乗記があり、全文読めるわけではないのですが、その中で「加速より減速に感銘を受けた」というコメントがありました。
その中で「加速フィールのよさもBMWアルピナならではですが、アクセルをオフしたときにこれはスゴい!と思いました。エンジンブレーキがかかるのが実に早い」という発言がありました。
「気持ちいい減速というものがあるんですね。これは盲点でした! アクセル“オン”レスポンスだけでなく、アクセル“オフ”レスポンスにもこだわりがある」とのコメントでした。
そう言われてみると、確かに新ミドリーヌ号はアクセルを閉じるとすぐにエンジンブレーキがかかるので、例えば市街地走行だと信号が遠くで赤になった場合アクセルオフだけで十分減速出来、停車寸前の軽いフットブレーキだけで済む場合が多いですね。
先日代車でお借りした118dや標準車の320dではアクセルオフの時にやや空走感があって新ミドリーヌ号でイメージしているよりスピードの落ちが少ない印象はあります。
思い出してみると初代ミドリーヌ号も(1-wayバルブ装着で傾向は薄まりましたが)アクセルオフで同様のエンジンブレーキがかかっていたのでD3S/D4Sだけに特有の現象では無いようです。
以前に試乗したガソリンエンジンのB3でもエンジンブレーキはかなり効く感じでワインディングを走るとまるで自然吸気エンジンに乗っているような感覚でアクセルコントロールでも非常に楽しく走れた記憶があります。
走行モードでもアルピナは標準BMWにはあるeco-proモードが無くてコンフォートプラスになっているので、エコ走行のためのコースティング制御は(時たま作動する事はありますが)考慮せず、ドライバビリティを優先させているようですね。確かに燃費ばかりを考えてエンジンの味わいや楽しさがスポイルされたらアルピナとしては本末転倒ですものね。
アルピナを選択されるような方ならエンジンブレーキの強弱は自分のアクセルコントロールですれば良い訳で、アクセルオフで勝手に毎回コースティングされるよりもストレスは少ないかもしれませんね。アルピナのディーゼル乗りの皆さんはどんな印象をお持ちですか?
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ALPINA D3S | 日記
Posted at
2024/03/01 06:48:25